SS400 の「曲げ性」について

質問

金属材料の初心者です。
　JIS G3101(2004) 一般構造用圧延鋼材　8.試験　8.2.1　試験一般の後半に「・・・なお、曲げ性の試験は、特に注文者の指定がない限り省略してもよい。」とありますが、この試験の目的は「曲げ強度」というよりは、むしろ「 曲げ、絞り」などの加工性を評価する試験のように思えます。
　この試験はどのような目的、分野で行われ（実施を指定され）ているのでしょうかご教授いただければ幸甚です。
宜しくお願いいたします。

回答No.1

noname#230359 · ベストアンサー

その先、曲げ試験について書かれているはずの G0404 を見ましたが、
『各製品規格の規定による』とあるだけです。
また形状などを規定する G3192 にもそれらしい規定はありません。
他の規定ってありましたっけ？　無ければ、当事者間で決めないことには試験もやりようがないはずです。

加工性を評価する試験です。プレス機を使って曲げて、ヒビが入らないかでしょうね。

曲げは橋梁などの構造物で等辺山形鋼、Ｈ形鋼に行っているのを見かけます。その専門業者も存在します。
絞りは無いと思います。

訂正。
G3101 は鋼板、鋼帯、平鋼を含んでおり、これらの曲げ試験であり、形鋼には曲げ試験が除外されてるのを勘違いしました。
鋼板の曲げ性を規定するのは G3131 で、8.2項にあります。
絞り性についても試験としてはあります。実際にそのような用途は少ないとは思います。
以上。間違いが多くて失礼しました。

お礼

岩魚内様
早速のご回答ありがとうございました。
私も引き続き調べておりますが、ＳＳ400でもかなり板厚の厚いもので曲げ加工が行われているようです、このような用途があるとの認識がありませんでした。このよう場合に曲げ試験が要求されるのかと思い始めました。