黒染めとパーカー以外での錆びにくい表面処理について
- 黒染めした部品の納品後の錆びが問題となっているため、黒染め以外の表面処理の選択肢を探しています。
- パーカーも選択肢には入っていますが、より寸法変化が少なく、錆びにくく、環境に優しい表面処理方法を求めています。
- 処理後の色には特に制約はなく、信頼性の高い方法を希望しています。
- 締切済み
黒染めとパーカー以外での錆びにくい表面処理
今まで、寸法変化の少ない表面処理を選ぶ場合、 黒染めを選択しておりましたが、 最近の問題として、 黒染めした部品の納品後の錆びがとても問題になるようになりました。 パーカーも選択肢には入っているのですが、 黒染めなみに寸法変化の少ない 錆びにくく、 出来れば、環境にも優しい 表面処理は他にあるでしょうか。 処理後の色は特になんでもよいです。 よろしくお願いします。
- メッキ
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こんにちは。 何に表面処理をされるのかにもよりますが、現在クロムフリーのデルタプロテクトという表面処理が欧州を中心に活発になりつつありますよ。 これは、電解ではありませんが、三価クロムなどに比べても対錆性は約10倍を誇っています。 ネジやワッシャーでも既に製品化されていますよ。一度探してみてはいかがでしょうか??
直近質問の回答のなかに、ホモ処理というのがあります。 ドリルの黒い頑丈な皮膜で、よく目にします。 処理温度が500℃と高く、ダイス鋼、ハイス以下の鋼では焼きが鈍るのと、焼入れしないものでも変形などありそうなせいか、適用例が少ないと思います。 うーんんん。ハイスドリルは元来錆びにくい材質ですから。 膜は相当強固なので錆にも強いと思いますが、油が無い環境でどこまで耐えるのかは、ドリル以外での例を知らないので何とも判りません。
他にも旭プレシジョンという会社がハイブラックという膜厚精度の高い処理をやっています。 ご参考までに ↓↓↓↓↓↓ http://www.akg.jp/puresijyon/seihin.htm
お礼
黒染めの強化型で錆びにくい処理という感じでしょうか? 寸法変化もとても少ないようなので、 とても興味あります。
他の回答者さんも記述していますが、“無電解ニッケル”を小生は 良く使用します。 理由は、摺動(滑り)や転がり面にも使用が可能なので。 以下に小生が使用している資料を添付します。 <資料の項目もクリックしてみて下さい> http://www.k-denka.co.jp/technology02.html http://www.ccjnet.ne.jp/~nihonart/newpage4.htm http://www.sawa-mekki.co.jp/mekkinokiso.htm http://homepage1.nifty.com/shincoo/m195zairyou-mextuki-1.html
お礼
みなさま、お忙しいところ書き込みありがとうございます。 無電解ニッケル、よさそうですね。 社内検討しています。 ありがとうございました。
(1)の方の仰るとおり、寸法精度重要視するとなると、無電解ニッケルめっきが 良いと思います。 また、黒色外観が必要でしたら、めっき後にニッケル表面を黒くする化成処理もあります。その際は、無電解ニッケルめっきと黒色化成処理のセットで薬剤メーカーから調達する必要があります。 バレルで処理可能な部品であれば、亜鉛めっき+3価クロメートでもいけるかもしれません。 以上、ご参考までに。
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