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鋳鉄の見積もりと焼鈍について
- 鋳物を精密機械の架台に採用する際の見積もり方法についてご相談です。
- 鋳物のサイズや平面度、重さから積み上げ計算をする方法をお教えください。
- また、鋳物には焼鈍をする必要があるのかについても知りたいです。
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材料費 製品重量にキロ単価を掛けて求めます。 重量単価は取引先との力関係、量により変わります。 私はFC:100円/kg前後、FCD:140円前後で取り扱ってたと思います。 (よく覚えてません) 鋳型製作費も必要。 加工費 素材~製品までに掛かる加工時間×乗率(円/時間) その他に、製品梱包・輸送費でしょうか。 鋳物の焼なましは、工作機械のベッドやパレットではやります。 材料費は見積りとかけ離れることは無いと思いますが、 鋳型費は鋳造方法により大分変わりますし、会社によっても違うでしょう。 (海外と国内でも違う) また、加工費は幾つもの機械を渡り歩く様な設計をしていれば 多くなりますし、リードタイムも掛かります。 これを踏まえて、全ての加工を鋳物に背負わせるのではなく、 加工が細かく難い所は分割し、鋳物費用が少なくなる様にするのも手です。 (大物部品には細かい加工はさせず工程集約する意図で) 鋳物に関すれば、中子の種類を少なくする。 型分割位置を考慮した形状・構造にする。 熱容量を考慮して肉厚の変動を少なくする。 等、設計により鋳物の作り易さ・品質は変わりますので、 よく調査検討した方がよいと思います。
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それだけの鋳物でしたら一番大きいのは木型代だと思われます ですから複雑さ、製作数、FCである必要性、などを考えて製缶品を 検討されるのもいいかと思います 現在質問の様な大きさの物は非常に立て込んでおり価格は変動(上昇傾向) していますので実際に見積もりを取らないとあまり役に立つ物にならないと 思います。(納期も含めて) FCでも場合によりますが型に入れたまま自然冷却させれば必要ない 場合もあります が当然ながら大物なので場所をとり そこそこでばらし焼鈍する場合が多いですね 質問の精度をお求めになるのなら焼鈍は必要です 製缶品でも同じで焼鈍を確実に行えば十分可能だと思います 工作機械でも製缶品でフレームを製作している事を考えれば 分かると思います。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になりました。 確かに今は鋳物屋さんどこもいっぱいでなかなか空きがないと 聞いてます。製缶でもよいのですがそこそこ数をつくるとなると 鋳物かなと思い検討しています。
お礼
ありがとうございます。具体的で参考になります。 素人にはポイントがわかりやすい内容でした。