ABS樹脂の耐候試験時間は何時間が最適か?

このQ&Aのポイント
  • ABS樹脂の耐候試験をサンシャインウェザーで行いたい方へ、最適な試験時間についてご紹介します。
  • 様々な資料を調査した結果、ABS樹脂の耐候試験においては屋外1年相当となる試験時間が推奨されています。
  • これによれば、最適な試験時間は約何時間かという疑問を持つ方も多いかと思いますが、具体的な試験時間は資料によって異なるため、詳細な情報を確認することをおすすめします。
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ABSの耐候評価について

ABS樹脂の耐候試験をサンシャインウェザーで行いたいのですが、屋外1年相当となる試験時間は何時間でしょうか?幾つかの資料を見たのですが何れも年数がバラバラです。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

耐候性については、屋外バクロを促進試験で代用することはできない、が結論とされているようです、厳密にいうと、残念ながら。 両方の耐候性の試験結果の対比から、たとえば屋外バクロ1年は促進試験300時間に相当するとしても、所詮ワンポイントの実験結果にすぎない。 屋外バクロの結果も場所、年で変動するし、促進試験機もさまざまであろうし、試験試料の樹脂のグレード、着色剤の種類、量の組み合わせは無限大であり、耐候劣化の指標を何(外観変化、衝撃強さ、伸び率、引張り強さ、曲げ強さ)にとるか、などなど、促進倍率を構築できるだけのn数にない、信頼性にほど遠い、ということではないでしょうか? 例えば、何グレードかを促進試験で同時比較したとして、劣っていたほうが、屋外バクロでは逆転して勝る、ということはない、もちろんその逆もない、従って促進試験の意義は十分にある、誤解なきよう申しそえます。これら以上は、以前のことですが、耐候促進試験機メーカーを交えた講演会でのまとめと記憶しています。

noname#230358
質問者

お礼

判りやすく補足まで頂き有難う御座いました。 >耐候性については、屋外バクロを促進試験で代用することはできない、が結論 使用環境化における暴露試験と試験機による相関性を地道に見るしかないですね。

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