耐候性におけるガラスの浮きとは?
- G入りナイロン(黒色)にて成形した製品の耐候性試験を実施した結果、ガラスが浮く現象が発生しました。
- 成形条件、形状、肉厚、ゲートサイズが異なるものの、ガラスが浮く原因は表面のスキン層の形成にある可能性があります。
- ガラスが浮く要因について詳しい知識を持つ方からのご教授をお願いします。
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耐候性におけるガラスの浮き
G入りナイロン(黒色)にて何種類か成形した製品を耐候性試験(サンシャインウェザー試験機による)を実施したところ、同一材料を使用しても表面にガラスが浮くもの(表面が白くなる)とならないものが発生しました。成形条件、形状、肉厚、ゲートサイズは若干ではありますが異なります。要因としては、表面のスキン層が確実に出来ているかどうかだと考えておりますが、詳しい方がいらっしゃいましたら、ガラスが浮く要因につきましてご教授願います。
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耐候性試験前はGFの浮きはなく、表面は光沢あったとする。 金型温度が低いとナイロンの結晶化が完結せず、それがサンシャイン試験など63℃の温度で結晶化がすすむと、結晶化とは最密配列することであり、無定形より約15%収縮、高密度化する。 樹脂は収縮する、GFは取り残される、と思われる。 耐候性試験まえの成形品の結晶化が完結していたかどうかは、成形品をアニーリング熱処理を2~3時間やれば確認できる。熱処理後GFの浮がでるようでは結晶化未達です、金型温度を高くして成形しなければならない。 GFが浮くのと表面が白くなるのは別では? 黒色は、水分が入ったり出たりする、その水路のミクロボイドのため白ぼけます。
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