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メッキ方法で3価クロムと6価クロムについての注意点
- 3価クロム処理をする際に、メッキ方法や作業環境によって6価クロムに変化することがあるため注意が必要です。
- 3価クロムで処理したと思っていても、知らないうちに6価クロムに変化している可能性があるため、メッキ色が黄色になる場合があります。
- 中国のメッキ工場で3価クロム処理を行っている場合も注意が必要です。
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弊社でも、6価クロムの検査をしています。 やはり、3価クロムが6価クロムに変化することを恐れての対応です。 正直、ロットによってもばらつきが激しいため、 1か月に1回の検査をしています。 ちなみに、検査機関は、日本語ができるメリットもあり、 SGS中国を利用しています。 www.cn.sgs.com/jp
- 参考URL:
- http://www.cn.sgs.com/jp
3価クロメートは同じ薬品を使用していても、処理時間、温度、濃度、pHなどの液自体の要因、めっき液の光沢剤の添加量など多くのパラメータの影響で色調が変化します。特に、建浴(液の新規調製)後、すぐのものは、黄色身を帯びた外観になりやすく、使用するにしたがって青色、銀色になっていく場合が多いようです。 一般に、6価有色クロメートの虹色干渉色と同じで、要求された耐食性能が確されていれば外観は不問としていますが、客先との関係で、どうしても外観をそろえたければ、めっき業者様の技量や使用薬品にもよりますが、ある程度は、「黄色系」「銀色系」「青色系」でそろえることも可能です。 また、6価クロムについては、相当無茶な工程組さえしていなければ、せいぜい0.1μg/cm2程度の含有量になるはずです。そうはいっても中国ということですので、一度、専門の分析メーカーで耐食性も含めて調査されることをおすすめします。
鍍金屋ではありませんので、参考までに。 ある日系客先から鍍金液についての問い合わせと、あるメーカーの鍍金液について使用禁止になったのは事実です。ただそれに関しての現品と測定データを見たわけではありませんし、うちで扱っているものではなかったので詳細は分かりませんが… 生産中止し回収するという判断は御社で決められるほうが宜しいかと思いますが、加工業者の監査と化学分析を行われてからのほうが宜しいのではないかと思います。