バックラッシュの少ない機構

このQ&Aのポイント
  • 500mm遠方にアームを伸ばし、1mm以内の位置決め精度を実現するために、バックラッシュを約0.1°以下に抑える必要があります。
  • 2つの案が考えられます。1つ目はノーバックラッシュギヤを使う方法で、バックラッシュが本当にゼロになるか、どれくらい残るかが疑問です。2つ目はタイミングベルト伝達でアイドラを噛ませ、バックラッシュを消す方法ですが、正転・逆転時のベルトの伸び分の誤差が気になります。
  • バックラッシュを少なくする機構についてアドバイスをお願いします。他にも良い方法があれば教えていただきたいです。
回答を見る
  • 締切済み

バックラッシュの少ない機構

 現在、位置決め装置の設計を行っております。500mm遠方にアームを伸ばし、アームを回転して位置決めを行う予定です。仕様では500mm遠方で1mm以内の位置決め精度にしたく、回転軸のバックラッシュを約0.1°以下に抑える必要があります。 現在2つの案を考えておりますが、どちらが好ましいでしょうか?また制御系を単純にしたく、フィードバック制御はしたくありません。 メカ側工夫のみの対応で出来る精度でしょうか? <1案>歯車伝達でノーバックラッシュギヤを使用  使用したことが無いのでノーバックラッシュギヤを使ったことがある方に質問です。本当にバックラッシュ”0”になりますか?バックラッシュが残る場合、何°ぐらいでしょうか?今回、回転軸の駆動部のトルクが大きく、市販品のバックラッシュギヤではスプリングの力が弱いので、今回真似をして製作する予定です。 <2案>タイミングベルト伝達でアイドラを噛ませ、ベルトに常にテンションを加えバックラッシュを消す。正転・逆転時のベルトの伸び分の誤差は出るが、バックラッシュを少なくはできる。0.1°以内に収まるか疑問? バックラッシュを少なくする機構についてアドバイスいただけませんでしょうか?他にも良い方法がありましたらアドバイスをお願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.9

回転機構についてですが、0.1°以内に精度をするには、バッククラッシュギアなどは、厳しいかも知れません。サーボモータでも、ハーモニックギア付きか、もしくは、ダイレクトドライブモータを使用しないと厳しいと思います。制御系を簡単にしたいのであれば、ハーモニックギア付きステッピングモータは、どうでしょうか。 個人的に気になるには、装置の回転機構だけでなく、アームの剛性も気になります。剛性の弱いアームですと0.1°ぐらい簡単にしなります。最悪、高い材料を使用しないといけなくなるかも知れません。

noname#230359
noname#230359
回答No.8

どのような制御及び駆動機構を考えておられるか不明ですが、仮にサーボモータ+減速機とした場合、バックラッシュ0.1°以下の製品は普通に(各メーカーの標準仕様品として)市販されていますので、そのまま出力軸にアームを直結すれば良いと思います。 質問の文面から、1段で減速する機構の様にも思えますが、その場合、仮にギヤのPCDを100mmとした場合、ピッチ円上でのバックラッシュを0.1mm以下にすれば良いわけで、この0.1mmは特に小さなバックラッシュと言う範疇では無いです。 下の方と同様な回答になってしまいましたが・・・ (^_^;)

noname#230359
noname#230359
回答No.7

詳細がわからないので、私なりの経験上ですが・・・ <1案> 様々なバックラッシュレスのギアがあると思いますが、 仕様上でバックラッシュゼロは無いと思います。 但し、今回の仕様であれば十分に対応できるかと。 <2案> ベルトを使うのは厳しいですね・・・私はあまり信用していない。 速度、負荷によりますが、ベルト+高精度ギア(出力側)にして、 ギア比を上げれば、かなりベルトのバックラッシュを押えれます。 私は機械担当ですが、今回の依頼がきたら、 バックラッシュレスギア+サーボモータを選定します。 (下手にケチると、エライ目にあったりするので・・・)

noname#230359
noname#230359
回答No.6

回転軸に、36,000の分解能を持つ、エンコーダーを装着して、希望する停止位置を、監視する。 機械的なバックラシュレスの機構では、期待値に過ぎないと推測します。 フィードバックを希望されないのであれば、オーバーランをしない速度で制御をすれば、可能です。 軸の捻りが無視出来るのであれば、理論上は0.02度の精度で停止できます。

noname#230359
noname#230359
回答No.5

<1案>の答え 歯形エンドミルで、一つの素材に二つの同じ小歯車の歯形をバクラッシュ角度分だけずらして加工します。大歯車は従来通りの作り方で結構です。 こうすれば、小歯車と大歯車を噛み合わせると零バクラッシュ効果が出せます。

参考URL:
http://blogs.yahoo.co.jp/hagurumacom
noname#230359
noname#230359
回答No.4

正逆転するのであれば<1案>では歯の摩耗が問題になります。スプリングを強くするのは要注意です。潤滑がキッチリできるなら別ですが。よって<2案>を採用したほうがいいと思います。正逆の切替時に最大負荷になると思うので慣性質量を考慮し、設計してはどうでしょうか 歯飛び防止のため、プーリーへの巻きつき角は180度以上とることをお勧めします。また、ベルト張力は推奨値でなく、最大値で使用することをお勧めします。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

予算的に許されるのであれば 三共製作所ローラードライブはいかがでしょうか? コストはかかります。

参考URL:
http://www.sankyo-seisakusho.co.jp/RA/rd_14.html#06
noname#230359
noname#230359
回答No.2

穴的に http://fa.misumi.jp/pdf/fa/p0377.pdf リニアなんぞを

noname#230359
noname#230359
回答No.1

制御屋ですので機械系の事はそちらの専門家にお任せします >また制御系を単純にしたく、フィードバック制御はしたくありません。 具体的に、何をしたいのでしょう? ”スカラ座標系のロボットみたいなのを作りたい”のであるならば http://www.yamaha-motor.co.jp/product/robot/ykx/what/index.html http://www.iai-robot.co.jp/ix_2005/index.html >回転軸のバックラッシュを約0.1°以下に抑える必要があります。 ”フィードバック無しは勘弁して”の領域になります フィードバック無しとはステッピングモータでやりたいと言う意味? http://www.orientalmotor.co.jp/products/st/index.html 低速で動かせばよいのであれば可能ではありますが アーム先端にセンサーをつけてセンサーがONするまで廻す? http://www.fa.omron.co.jp/product/sensor/prox/ 速度が遅いなら可能ではありますが この仕事が私に廻ってきたら逃げたい仕事ではある 最近のサーボモータはオートチューニングで調整の手間も少なく 位置決め位置が複数になるか 1工程では前端と後端しかなくても、ワーク種が多く結果的に 位置決め位置が複数になるのであれば 位置決めコントローラ+サーボモータにしたほうが結果的に安くなると思う 参考までに ↓この辺りのギアでφ300位のインデックステーブルを駆動させて 外周の位置決め精度0.1mm位は可能でした http://cyclo.shi.co.jp/product/contorol/ibp1/index.html http://www.nidec-shimpo.co.jp/prod/ptm/ers/index.html

関連するQ&A

  • ラック&ピニオンのバックラッシについて

    ラック&ピニオン機構にて極力バックラッシを抑制できる(位置決め精度±0.2mm以下)方法を教えていただけないでしょうか。 例えば、 ・軸間距離の調整? ・制御観点からの工夫(一方向位置決め?補正?そんなことできる?) ・ノンバックラッシギアを使うしかないだろう! どのような細かいことでもかまいません。 また経験に基づくアドバイスいただければより一層ありがたいです。 よろしくお願いします。 【背景】 ロボットの走行軸など3000mm以上のロングストロークが求められる箇所の構造検討をする際に、どうしてもバックラッシで心配になり、コンパクトさが犠牲になったとしてもタイミングベルトでの駆動を採用しがちでです。 今後のことを考えると、ラック&ピニオン構造でどこまで精度が出せるかを知っておきたいです。 【参考情報】 駆動源:サーボモーター ピニオンのモジュール2 3000mmというロングストロークですが、ボールねじを採用しづらい距離ということで、今回仮に設定させていただきました。誤解を招く表現になりすみません。

  • バックラッシとは

    バックラッシとは、どういう意味ですか?? ある装置を油圧モータで上昇/下降(機械軸にエンコーダを取り付けて昇降量を検出しています)さしていますが、例えば、ゼロ(基準の位置)から50mm上昇さしたら、そこから下降時にエンコーダのカウントで50mm下降さしたら、ゼロの位置に戻るはずですが、エンコーダのカウントで53mmぐらい下降させないと、装置はゼロ位置に来ません。「これはバックラッシの問題だ」と聞きましたがよく理解できません。 どなたか分かりやすくご教示下さい。

  • サーボを使ったスライダー機構

    サーボを使ってモノ(10gぐらい)を10cm~20cmスライドさせる機構を考えています。 誤差は5mmぐらいは許容です。制御はArduinoでする予定です。 下記のような案を考えているのですが、機構の知識がないためあまり良い案がありません。設置スペースもあまり広くとれないので、できるだけ簡潔な仕組みが良いです。 何か良いサイト、部品、本、機構などあれば教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。 案1. DCモーターとプーリーで糸をまく 単純で良いのですが、あまり精度と細かい制御ができていません。サーボであれば0度~180度のような形で初期位置をサーボ側で持てますが、モーターだと基本的にこれからの移動距離なので、ソフトウェア側で巻き取り過ぎなどを検知する必要があります 案2. 連続回転サーボを利用する 連続回転サーボ、秋月などで取り扱いがないので特別に買うか、自作するかですが、これだとあまりDCモーターを減速比かけて使うのと大差ないような気がしています。あまり精度がでなそう。。

  • 簡易位置決め機構

    工程間の搬送で、AパレットからBパレットへ四角いワークを載せ換える装置があるのですが、その載せ換え工程ではワークをAパレットから4スミを一旦アームで受取っています。 ここからBパレットへ載せる時に、Bパレットのガイドリングでアーム上のワークが滑ってキズがついて困っていました。 そこで、アームの受け部分をフローチングテーブル化(フリーベア)しようと考えております。 Aパレットからのワーク受取の際は、テーブルロック(エアチャック)をして、位置補正後にBパレットへワークを載せる計画です。 ここで、Bパレットへワークを載せた後のテーブルのセンタリング(位置補正移動量:L,Wともに±30mm)が必要となりますが、スペースが無く困っています。 テーブルロック前のセンタリングで良い案があればご教授ください。 センタリング精度は±3mm以内でOKです。

  • 800Rで90°の水平旋回の駆動機構

    研削設備で砥石を旋回軸中心に位置決めして ±45°範囲で水平の旋回をさせます。 旋回軸の上には、上下軸があります。 旋回の駆動機構で現在は、Rラックに平ギヤにて インプットして位置決めしていますが、バックラッシュの管理 経年で変化することに対処したいです。 調べてみると、サイクロイドのラック?など世の中にありますが 旋回中心で駆動せずに せんすでいえば外周側から駆動させる駆動において 良い機構有りましたら教えてください。 位置決め軸で、加工中に動かないので 段取り軸として定負荷です。 位置決め精度は±1′欲しい所です。 スケールのクローズドまでは考えていません。 (=製品精度でないため)

  • CNC旋盤のバックラッシュ

    お世話になります。 アドバイスを頂きたいのですが、 CNC旋盤で加工中に製品寸法(外径)が徐々に小さくなります。 N=10個加工でN=1とN=10の寸法差(直径)は0.07程度。 X軸バックラッシュを測定すると、ハンドル送りで-15μmのずれ、 早送りで+10μmのずれ。 ここで+と-の標示は+はバックラッシュ補正がききすぎ、-は補正が足りない という意味なのですが、補正が足りない分は足せば良いのですが、 ききすぎのほうがどうしようもありません。もともと入力されてた値は2μm なので補正のしようがない・・・・ 測定ミスかとも思いましたが、何度も同じ結果です。 スライドが軽いと、こういうことは起こりえるのでしょうか? また寸法が徐々に小さくなる原因はどういったことが考えられるでしょうか? アドバイスの程宜しくお願いします。 バックラッシュの測定方法(早送り)は 加工付近を測定箇所とし、測定位置の座標をX=0、Z=0とする。 G00X0.0Z0.0 G00X-10.0 G00X0.0 ←目盛を0にあわせる G00X150.0 G00X0.0 ←目盛の誤差を読む みなさま、色々とアドバイスありがとうございます。 個別ではなく、まとめてで失礼ですがこの場を借りてお礼させていただきます。 みなさまが言われたとおり、1つずつ確認しましたが、 ?まっすぐの加工でテーパーにはなりませんでした。  0.01デジタルノギスで誤差60/0.01mmでしたので問題なしと判断しました。 ?プログラムの確認をしましたが他の機械と同じです。 ?違うサイズのプログラムでも現象は変わりませんでした。 静的精度(X軸スライドの無負荷でのガタ)は -方向で0.03mm、+方向で0.02mm でした。他の機械は±方向で0.01mm程度。 これが(ボールネジ部分!?)原因かと思いましたがどのように思いますか? ただこれが原因だとしても少しずつ寸法が小さくなるのがとても引っかかる思いなのですが・・・ 可能であればアドバイスをまた宜しくお願い致します。

  • トルクリミッタ

    こんにちは。 現在、回転機構の設計をしているのですがギアヘッドからシャフトの回転伝達にトルクリミッタの使用を考えています。 現在設計中の回転機構は、サーボモータで回転位置決めを行うもの位置決め精度は0.1度位を考えています。なるべくバックラッシの少ない物を選びたいのですが トルクリミッタの知識が無い為、どのような種類の製品を選ぶべきか解りません。 アドバイスください。

  • ベルトの張力の設定はどのくらい?

    (タイミング)ベルトを使用して動力を伝達していますが、ベルトの張力はどう設定すればいいのでしょうか? 張りを弱めるとすべりが出てしまい、ずれが生じ、張りすぎるとベルトの寿命(伸び、切れ)が心配です。 また、正逆回転でずれが生じないようにしなければなりません。 張力、寿命についてはベルトメーカのカタログにも明記されていないため、どう設定すればいいかわからず困っています。 条件は下記のとおりです。 1.バックラッシュは極力0にしたい。 2.すべり等は出ないようにしたい。 3.伝達先の負荷は軽微。 このような条件において、ベルトの張力の設定方法を教えてください。 ベルトのプーリ比は1:4で動力側の回転が4倍になって伝達されます。この比は変更ができません。 ベルトの幅は5mm前後です。 ベルトが緩むと小さいプーリ(伝達される側)とベルトが滑ってしまい、ずれが生じます。 伝達される側のプーリに接しているベルトは1/3周くらいです。

  • コンベア等の同一回転機構で位置決め精度の良いもの…

    コンベア等の同一回転機構で位置決め精度の良いものありませんか 現在ある装置を開発中なのですが、部材の高速搬送をテーマとしています。通常部材の受け渡しを考え往復運動にするのですが、時間がとても間に合わなくて戻ってられません。どなたかコンベア等の構成で(同一方向回転で)位置決め精度の良い機構もしくは製品等の情報がありましたら教えていただけないでしょうか。 ちなみに、搬送する部材はicのチップの様なもので、約800mmを0.5秒程度で搬送しようとしています。又、位置決め精度は±0.03mm程度です。    

  • NC制御とロボット制御

    現在多軸構成の専用加工機を設計しているのですが、 その制御をNC制御にするのかロボット制御にするのか悩んでいます。 機械の構想は 1.ツールの軌跡はPCで作成し位置、姿勢で指定する 2.軸は5軸構成でXYZの直行座標は各軸独立していない   (各軸の組合せで位置を生成) 3.ツールは回転工具やカッター(ナイフ)がある 4.動作時の軌跡精度は重要だが0.05mm程度あればよい この条件の場合NC制御とロボット制御のどちらを選択するべきなのでしょうか? そもそもNC制御とロボット制御の違いは何なのでしょうか? ぞれぞれの長所短所はありますか?