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ねじゲージの較正と確認頻度について
- ねじゲージの較正とは、加工部品の受入検査において使用するオスねじゲージの正確さを確認する作業です。
- メッキのネジによってオスねじゲージがやせてしまうことがあるため、定期的な確認が必要です。
- 通常は一ヶ月ごとにメスねじゲージに通し、通らなければオスねじゲージの較正が必要です。ただし、メスねじゲージはオスねじゲージを検査するためにあるわけではありません。
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おねじとめねじの両方を造っている会社で働いている者です。参考になるか分りませんが、私の会社では以下のような体制で校正をしています。 おねじは普通のリングゲージを使っています。リングゲージは使用頻度にもよりますが年に二回の定期点検(校正)をし、校正に使用している磨耗点検ゲージは三年に一回外注に校正してもらうことになっています。使用頻度が毎日のものや使用頻度が極端に増えるゲージはその都度頻度を増やして校正しています。おねじとめねじではおねじのほうが扱っている量が前々多いので比べ物にはなりませんが、めねじはプラグゲージを使って検査していて、こちらは使用頻度が殆どないので外注に五年に一回出すようにしています。 ゲージの定期点検は多ければ多いほど安全なのでしょうが、あくまでも校正はゲージが使用可能な公差内に収まっているかを確認する為なのでゲージの使用頻度に合わせて自分たちで校正の頻度を決めるように過去に指導されました。 おねじの例で参考になるかは分りませんが、以前に私の会社でおねじ用のリングゲージを毎日継続して使用したことがありまして、特殊な例だったのですが、ねじの精度の悪いものを大量に検査したところ完全に磨耗してしまい約二ヶ月程で駄目になってしまったことがありました。それ以来、特別にこのようなことが起こった場合はそのゲージのみ頻繁に磨耗点検をするようにしています。
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校正と管理が難しければ、ゲージメーカーに定期的に測定を依頼するのも手です。 定期的にゲージを交換してしまう方が、メーカーには喜ばれますが(笑)。 三針法も試してみてください。 ところで、メッキのねじは必ずしも精度が良くありません。 通りゲージがしっくりのねじ穴には、入らなくても不思議はありません。 製品が特定の客向けであれば、客先の使用するねじで検査した方が簡単確実かも知れません。
校正ですね。 ねじプラグゲージを検査するためのねじリングゲージ は、JIS規格にはないと思います。 通常は三針を使ってねじプラグゲージの有効径を 検査するのが一般的です。 校正頻度は、ねじプラグゲージの使用頻度により ます。(検査される部品の材質、ねじ表面の状態 ・異物にも影響される。) 問題を起こしたねじプラグゲージは5年以上経過 していませんか? 当面は、1or2ヶ月に1回校正し、三針を含む有効径 のデータと検査個数の関係を調査し、校正頻度 (校正間隔)を決定すれば良いでしょう。 また、三針での有効径測定は未熟練者には難しい ので、その対策として【三針ユニット】を使用 されるのが良いと思います。(サイズ違い注意)