ガス軟窒化の新規トライについて困惑しています

このQ&Aのポイント
  • ガス軟窒化を内製化することになり、導入にあたり様々な条件や設備が必要です。
  • 技術的な条件や炉以外の設備(洗浄等)、資格、人的な配分などについてアドバイスしていただけると助かります。
  • また、業者も相談にのってくれるところをご存知でしたら教えてください。
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ガス軟窒化の新規トライ

ガス軟窒化を内製化することになり、とても困惑しています。 ?500×900ぐらいのガス窒化炉の導入になりそうです。 導入にあたり、?技術的な条件、?炉以外の設備(洗浄等・・・)、?資格、 ?人的な配分 アドバイスできるようであればお願いします。 また、これらに相談にのっていただける業者ご存知でしたら教えてください。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんにちわ。アドバイスになるか解りませんが、弊社の場合はΦ500×1,050の炉です。 ?技術的な条件ですが、チッカ層の厚み・硬さ・加工品によって違います。 ある程度なら、色々と熱処理・表面処理の本が出ているので勉強なされてはいかがですか?専門本なので高いですが・・・。 ?炉以外の設備(洗浄等・・・)ですが、弊社の場合は洗油(白灯油)で洗い、エアーにて綺麗に汚れを飛ばし、サンエコン(太陽化工株)と言う脱脂をし乾かして、炉内に入れています。その他の設備の事ですが、当然炉の蓋があるわけで、クレーンが必要かと。アンモニアを使うので、ダクトが必要。かなり、目と鼻に来ます。近所に住宅があると苦情も覚悟が必要です。 ?資格ですが、要らないかと。知識は必要です。 ?人的な配分は1人で十分出来ますよ。炉は自動制御出来るような仕様にしたほうが楽です。 こんな感じかな? 業者なんですが、個人でやられているところなんですが、 15年前の話なので今思い浮かびません。すみません。 こんにちわ。設備ですが、ダクト(換気)は本当にちゃんとしなければ、工場の従業員は大変ですよ。炉の設置場所は決まっているのですか?出来るだけ風通りの良い隅のところが良いですよ。 あとは、アンモニアなどのボンベの置き場所(工場の外?)も考慮しなくてはいけませんね。ボンベ交換に来る業者とも打ち合わせをしといたほうが良いですよ。 SKD-61相当?プリハードンとの事ですが、意外と結構難しいですよ。 と言うのも、母材自体の硬度。SKD-61プリハードンって事は、HRC38~42くらいだと思われますが、HRC38とHRC42では同じ条件でチッカ処理した場合、表面硬度が違くなるからです。処理時間を長くすれば同じくらいにはなりますが・・・。母材の硬度管理は徹底したほうがいいですね。 作業環境についてですが、アンモニアの悪臭は、炉内・他に充満するのでしょうか?ご回答を拝見する限り、かなり強烈かと・・・・。 凄いですよ。今すぐ嗅がせてあげたいくらい(笑)鼻が曲がりますよ。 SKD61 焼入・焼戻し材 硬度 HRC 30~49  SCM系のプリハードン  硬度 HRC 33程度 析出硬化系のプリハードン  硬度 HRC 40程度 まず、同じ表面硬度にはならないと思いますよ。 時間は弊社では、3時間くらいかかります。加熱時間・処理時間・冷却時間含めての1サイクルの時間です。結構短いと思いますよ。これは、全て同じ材質で同じ硬度のものを処理しているので、安定した表面処理が出来ます 。 母材自体の硬度と成分で処理時間の影響の他、何か因果関係があれば簡単に教えてください。とありますが、それほど詳しくは無いのでやたらなことは・・・。すみません。 この際、熱処理のちゃんとした本を買われたらいかがですか?弊社のはたしか、7~8万したと思いますが?

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 多少安心しました。 Hv900程度です。 メーカーのカタログには、 ・ガス雰囲気炉 ・炉ブタ ・昇降装置 ・制御盤 ・バルブスタンド ・排ガス燃焼装置 とあります。 追記にたいして、ご回答ありがとうございます。 もう少し教えてください。 作業環境についてですが、アンモニアの悪臭は、炉内・他に充満するのでしょうか?ご回答を拝見する限り、かなり強烈かと・・・・。 また、下記のようにいろんな硬度を考えています。  SKD61 焼入・焼戻し材 硬度 HRC 30~49 ぐらいまであります。  SCM系のプリハードン  硬度 HRC 33程度  析出硬化系のプリハードン  硬度 HRC 40程度 等です。これらを同じ炉にいれた場合、いかがでしょうか? 何時間ぐらいかかるのでしょうか?また、母材自体の硬度と成分で処理時間の影響の他、何か因果関係があれば簡単に教えてください。    お礼が再質問になってしまいました。すいません。わかるようであれば、教えてください。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 広範な材種の軟窒化を業とするのでしたらば前処理、後処理に関する大きな設備投資と排水処理などの環境対策が必要です。当然それらに関するる各種資格も必要になります。 ステンレス鋼の軟窒化には適切な酸化皮膜除去の酸洗浄が所要ですし、又、仕上げにバレル研磨などを行えば酸洗いも含め排水処理をきちんとしなければ為りません。  軟窒化の技術的条件はそんなに難しいものではありませんが異種金属を混ぜて処理したりするような事さえしなければメーカの指導だけで十分です。  環境対策に配慮した構築を期待します。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうごいざいます。 材質については、 SKD61相当のダイス鋼 金型に使用するプリハードン鋼 です。 この場合、質問の?~?いかがでしょうか?

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