NIメッキ剥がれ問題:亜鉛ダイキャスト部品における外装処理の課題

このQ&Aのポイント
  • 亜鉛ダイキャスト部品の外装処理として行われるNIメッキ(ガラメッキ)で、ボスの高さ2mmの部分でカシメ加工すると、先端部分が薄く剥がれる問題が発生しています。
  • 剥がれた部分の下には同じNIメッキ層が存在しており、剥がれの原因はガラメッキ特有の外部応力によるものか不明です。
  • この問題に対して、耐剥離性が高いNIメッキの改良や、カシメ加工の方法の見直しなどを検討する必要があります。
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NIメッキ剥がれ

亜鉛ダイキャスト部品で外装処理としてNIメッキ(ガラメッキ)を実施しているがφ2mmのボス高さ2mmでカシメ量0.6mm程度でプレス加締めると、カシメ部の先端でNIメッキ層で薄く剥がれる問題が発生する。 薄いNIメッキを剥離するとその下に同一のNIメッキ層がある。 ガラメッキ特有のNIメッキ層での外部応力を与えることによるメッキ剥がれか不明です。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

くま吉です。 すいません、ショットブラストに関してはまったくの素人なのでわかりません。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

バレルめっきでの層間剥離となると、バイポーラの可能性があります。特に加工品端部で発生しやすいです。 バレルの回転数を下げるとか、サンプルやダミーで投入量を増やすなどが対応策。 投入量が少ないと品物がバレル内で浮いてしまい、部分的にプラスの電気を帯びる。すると、その部分に酸素が集まりめっき表面が部分的に酸化して酸化皮膜ができて密着不良となる。

noname#230358
質問者

お礼

今回のNIガラメッキでの不具合対策につきまして大変参考になりました。 今後、バレルメーカとメッキメーカへの2社への対策を実施します。 参考までにお聞きしたい内容が有ります。 一般的に亜鉛ダイキャスト部品でのブラスト処理と バレル処理の条件でブラスト処理で鉄#100での30分間のショットブラスト処理を実施しますと、明らかに亜鉛ダイキャスト表面に鉄(Fe)の成分が付着している為、NIメッキを実施するに当たり酸化皮膜を発生させる要因となり別のショットブラスト処理方法がありますか? 参考までにアドバイス下さい。

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