電池金具のメッキ方法を検討する際のポイント

このQ&Aのポイント
  • 一般的な単3乾電池用の電池金具を作製するにあたり、ニッケルメッキをかける方法について悩んでいます。
  • ニッケルメッキを別にかける場合は、カシメたときにメッキが剥がれる可能性があります。後でメッキする場合は、ばねやカシメ部分にメッキがかからず、錆の問題が心配です。
  • 材質やメッキ指定に合わせて、どの方法でメッキをかけるべきか考えています。どちらの方法が良いでしょうか。
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  • 締切済み

電池金具のメッキ

一般的な単3乾電池用の電池金具を作製しています。 ベースの板にばねをカシメたものです。 防錆のためニッケルメッキをかけますが、別々にメッキした ものをカシメるか、カシメた後メッキするか見積もり業者に より2つのパターンが出てきました。 別にかける場合は、カシメたときにメッキが剥がれることが 心配です。後でメッキする場合はばねとベース板の間やカシメ 部分にメッキがかからず、錆の問題が心配です。 このような場合はどちらの方法でメッキをかけたら良いでしょうか。 材質 ばね:SWP-B(線径0.7mm) ベース板:黄銅板 C2680-1/2H t0.3mm メッキ指定 ニッケルメッキ Ep-Cu/Ni 3~5μ よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ばね屋です。別々にメッキするべきでしょう。カシメでメッキ剥がれが心配なら半田付けもありかと思います。 単3の電池ばねでしょ?形状はわかりませんが、SWP-Bは必要ないんじゃないかなぁ。安価なSW-Cで持つように応力計算して、ニッケルメッキ線使ったほうが安くなると思いますよ。是非、ご検討ください。

参考URL:
http://www.asada-metal.co.jp/seihin/PDF/SWIC-F.pdf
noname#230358
質問者

お礼

出張中で連絡お礼が遅くなり失礼しました。 回答ありがとうございます。 カシメ前にメッキですね。 推測いただだいた通り、単三乾電池用のばねです。 知識もないまま、過去の自社部品でSWP-Bを使用していた関係で そのまま指定してしまいましたが、SW-Cも検討してみます。 最終的には中国での生産も視野にあるため、そのあたりも 含めて判断したいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

アッセ後のめっきはダメで単品でやるべきです。 カシメた板の狭い隙間にメッキは入らない。電位傾度と液中のNiイオン供給が途切れるから。 なのにめっき液は表面張力のためしっかり残留し、水洗をいくら丁寧にやっても落ちない。 乾燥してもめっき液成分(一部酸洗の成分も)が残り、それが吸湿して腐蝕に至る。 コストダウンの為にはフープめっきをプレス。抜き断面はめっき無しになるが評価して腐蝕OKとすることもあります。

noname#230358
質問者

お礼

明確な回答をいただきありがとうございます。 詳しい内容で理屈もよくわかりました。 別々にメッキしてからアセンブリしたいと思います。

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