電池金具のメッキ方法を検討する際のポイント
- 一般的な単3乾電池用の電池金具を作製するにあたり、ニッケルメッキをかける方法について悩んでいます。
- ニッケルメッキを別にかける場合は、カシメたときにメッキが剥がれる可能性があります。後でメッキする場合は、ばねやカシメ部分にメッキがかからず、錆の問題が心配です。
- 材質やメッキ指定に合わせて、どの方法でメッキをかけるべきか考えています。どちらの方法が良いでしょうか。
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電池金具のメッキ
一般的な単3乾電池用の電池金具を作製しています。 ベースの板にばねをカシメたものです。 防錆のためニッケルメッキをかけますが、別々にメッキした ものをカシメるか、カシメた後メッキするか見積もり業者に より2つのパターンが出てきました。 別にかける場合は、カシメたときにメッキが剥がれることが 心配です。後でメッキする場合はばねとベース板の間やカシメ 部分にメッキがかからず、錆の問題が心配です。 このような場合はどちらの方法でメッキをかけたら良いでしょうか。 材質 ばね:SWP-B(線径0.7mm) ベース板:黄銅板 C2680-1/2H t0.3mm メッキ指定 ニッケルメッキ Ep-Cu/Ni 3~5μ よろしくお願いします。
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ばね屋です。別々にメッキするべきでしょう。カシメでメッキ剥がれが心配なら半田付けもありかと思います。 単3の電池ばねでしょ?形状はわかりませんが、SWP-Bは必要ないんじゃないかなぁ。安価なSW-Cで持つように応力計算して、ニッケルメッキ線使ったほうが安くなると思いますよ。是非、ご検討ください。
アッセ後のめっきはダメで単品でやるべきです。 カシメた板の狭い隙間にメッキは入らない。電位傾度と液中のNiイオン供給が途切れるから。 なのにめっき液は表面張力のためしっかり残留し、水洗をいくら丁寧にやっても落ちない。 乾燥してもめっき液成分(一部酸洗の成分も)が残り、それが吸湿して腐蝕に至る。 コストダウンの為にはフープめっきをプレス。抜き断面はめっき無しになるが評価して腐蝕OKとすることもあります。
お礼
明確な回答をいただきありがとうございます。 詳しい内容で理屈もよくわかりました。 別々にメッキしてからアセンブリしたいと思います。
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