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研削盤の精度改善
岡本工作機械さんの研削盤(OKAMOTO 208)のシュウドウ面をキサゲ加工して精度修正をしてますがうまく精度が出ません。 温度によって精度が違います。 条件A 室温23.3度 垂直方向 中低10ミクロンmm/1200mm 水平方向 12ミクロンmm/1200mm 条件B 室温22度 垂直方向 中低 8ミクロンmm/1200mm 水平方向 4ミクロンmm/1200mm その他加工A,Bの条件は同じですがなにか良いアドバイスがあったらお願いします

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オートコリメータの設置場所などによっては周辺温度の変化による誤差が出ます。直感的にはこのような誤差も拾っているのではないかと思います。 精密測定では、原理の異なる二種類の方法によって測定し、両者の結果を比較することも必要となります。 この例では、テーブルに「ストレートエッジ」を置き、主軸に「てこ式ピークインジケータ」を設置して、直線の走り精度をみることをおすすめします。これならばオートコリメータと同時に走り精度を見られと思います。 もう一つは、温度変化が測定系に及ぼす影響を測定する必要があるということです。 テーブルをロックして周囲温度が変わって行くときにオートコリメータの読みを取れば、温度変化による機械的な変化(オートコリメータ支持部も含め)を掴むことができます。 私たちの失敗例ですが、空調機からの直接風による影響が機械精度に著しく反映し、その原因がなかなか分からなかったことがありました。この時は、空調を止めて測定したところ、劇的に安定したことを思い出します。 目標が1ミクロンということは、それ以上の分解能で精度を測定しなければならないということです。良い機会ですから、精密測定のノウハウを徹底的に身につけましょう。
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一般的に、工作機械は周囲の温度や自分自身の発熱によって変形(熱膨張による)し、精度に影響を及ぼします。 質問にある10ミクロンmm/1200mmの意味がよく分かりません。 これは室温22.3℃のときに、研磨した製品のバラツキが発生していて、その誤差分布を言っているのでしょうか? それとも、この温度のときに1200mm走ったときの直線案内機構のうねり量なのでしょうか。 また、このデータはどのような測定方法によって得られたものなのでしょうか? 温度依存性を訴えておられますが、再現性はいかがでしょうか。もし再現性がないのなら測定方法に問題があると思います。
質問者からの補足
ご回答ありがとうございます。 直線案内機構のうねり量の事です。再現性はあります。 室温24.8度で、次の測定を行いました。 マシンのフルストロークは2300ミリで、ベットシュウドウ面の長さは4000ミリ、テーブルシュウドウ面の長さは2400ミリです。 テーブル上に、電磁マグネットベース2枚を設置しています。(1000X800x110) マグネットベース上(テーブル中央)に、ミラーを置き、オートコリメーターで測定しました。 マシンに向かって、右方向から、左へ向かって280ミリピッチでテーブルを移動させて測定しました。 水平方向のデータは、オペレーター側へ両端基準で、中央部が6ミクロン出ています。 水垂直方向は両端基準で、16ミクロン中高の状態です。 この測定の約1.5時間前、室温24.2度で、テスト加工物長さ1200ミリをテストカットして、オートコリメーターで測定したデータは、水平方向は、両端基準で、オペレーター側へ、3ミクロン中央部がカーブして出ています。 水垂直方向は、両端基準で、8ミクロン中低にカーブしています。 水平方向、水垂直方向とともに、1ミクロン以内に、入れようと思います。
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質問者からのお礼
大変事細かに答えて頂まして、ありがとうございました。 大変参考になりました。