高周波焼入れのHv硬度について
- ゴムの加工を行っているため、金属の事については詳しくわかりません。高周波焼入れによるHv硬度について教えていただけないでしょうか。
- SUS420F-D φ8のシャフトの一部に焼き入れ処理を行った際に、Hv500以上という加工を行う必要がありますが、保証値を満たすことができません。解決策はありますか?
- 切削加工に適した切削性の良い材質でありながら、Hv500以上の硬度を確実に出すことができる材料はありますか?
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高周波焼入れのHv硬度に付いて
ゴムの加工を行っているので金属の事が一切解らないので教えて頂けないでしょうか。 SUS420F-D φ8のシャフトの端部から20mm程度を 焼き入れ処理を行いHv500以上と言う加工を行った シャフトの対応を行わなくてはいけないのですが どうしてもHv500以上(部分的には出ている)の保証値を満たす事が出来ません何か良い方法は無いでしょうか。 又、材質的にHv500以上必ず出る物はありますか。 ただ切削加工を行うので切削性の良い材質。
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以下の様に考えました(前メールが舌足らずのようでした) 1)不安とは、C<0.3%の場合はHV>500が得難いのかもしれないと言うことです(ミルシートからC量を確認されては) 2)部分的に硬さが出ていると言うことは、焼入れ設定条件を見直せば良いと考えました 3)その他;C高めを使えば、切削し難いのでしょう。また、高周波焼入れが容易なマルテンサイト系SUS(棒鋼)がありましたが、平行して問屋さんに聞いてみては如何ですか(多分、ユーザ紐付きと思います)
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1)硬さムラに注目すると、ミクロ組織に問題ありと推定しますが(溶け込み不足)。高周波加熱の昇温条件等を、更に見直されては如何でしょうか 2)同種のSUS420J2は、家庭用刃物としてズブ焼-低温戻しで、楽に52HRC程度で多用されています。C0.3%を下回る材料なら不安が出ますが、420FでもHV>500確保可能でしょう 3)より高Cなほど加熱が難しくなるようです
お礼
有難うございます。 C0.3%以下であればHV500が可能と言う事でしょうか?又、不安が出ますとありますが、どの様な事なのでしょうか?(切削性が著しく悪くなるとか?)
弊社も以前同じ経験をしています。 基本的に、カーボンの成分量が0.260.40とJIS の規格に定められている為に、カーボンの量が多い ロットの場合HV450ぐらい可能とおもいますがHV500は、まず不可能とおもいます。 可能性とすれば、同じマルテンサイト系のSUS440系がよいかとおもいます。
お礼
ご連絡遅くなってなってすみませんが カーボン量が少ない程硬さはUPすると言う認識で 宜しいのでしょうか? 又、SUS440は入手した事が無いのですが、 市場性、入手性なのどはどうなのでしょうか?
加熱,冷却時に必要な部分の温度が不揃いで均一になっていないことが原因ではないでしょうか。 加熱時、この点ご確認下さい。 材質については「技術の森」No 4730をご参照下さい。 参考になれば幸いです。
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大変参考になりました。 有難うございました。