アルミ材のさび・変色

このQ&Aのポイント
  • アルミ材の加工後に部品が変色してしまう問題について詳しい説明を求めています。
  • 切削油、刃物、治具の材質などが原因と言われていますが、具体的な説明が得られていません。
  • 特に異種金属との接触による変色の原理が理解できていません。
回答を見る
  • 締切済み

アルミ材のさび・変色

弊社ではA7075材での加工を行なっておりますが、加工後に部品が変色してしまい困っています。 切削油、刃物、治具の材質などが原因と言われましたが詳しい説明が得られません。 特に異種金属との接触によるものがよく理解できません。 どなたか、詳しい説明をお願いします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数5
  • ありがとう数3

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

加工の際は特に注意は必要ありません。加工後に直ちに切削油(水溶性なら特に!)を洗い流してください。弊社ではSHELL社のシェルゾールで洗浄後、水置換型の防錆油(出光ダフニー?)を使用しています。 あらゆるジュラルミンを加工していますが問題ありません。但しワークの容器はプラスチック製の清浄な仕切のある物に個別に収納することも忘れないでください。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

加工の際は特に注意は必要ありません。加工後に直ちに切削油(水溶性なら特に!)を洗い流してください。弊社ではSHELL社のシェルゾールで洗浄後、水置換型の防錆油(出光ダフニー?)を使用しています。 あらゆるジュラルミンを加工していますが問題ありません。但しワークの容器はプラスチック製の正常な仕切のある物に個別に収納することも忘れないでください。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

加工後に部品が変色すると言うのは切削油の原因が大きいと思われます。しかし加工後にエアブローや洗浄等なくそのまま放置となれば変色は必ずします。加工後はなるたけ早くエアブロー等を行なうのが良いと思われます。切削油剤の中にもアルミ変色に強い物、弱い物があります。アルミの変色防止を強化したミクロカットKDと言う商品があります。航空機部品等で使用しております。一度油剤そのものの変色防止力を確認されては?

参考URL:
http://www.quakerchem.co.jp//
noname#230358
質問者

お礼

回答をいただきましてありがとうございます。 皆さん指摘される切削油について改善意識を持たなければという気持ちになりました。 早速ミクロカットについて調査を行なってみたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

金属にはそれぞれ電位というものがあります。 金属特有のものです。違う電位のものを接触させると、お互いに安定になろうと電気を流します。 電池はそれを応用したものです。 水の中に電位のかけ離れたもの(鉄、アルミ)をいれると、水の中に電気が流れ腐食されます。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、弊社の機械ではA7075とS45Cを同じ機械で加工しています。 切削油についてもきりこの除去をそのたびには行っておりませんでした。 やはり機械を分けたほうが良いのでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

A7075等の高力アルミ合金の加工では、鉄のキリコと水溶性切削油によって変色や腐蝕がおきることがあります。 特に、切削油に水溶性のものを用いると、イオン化現象が助長されて電蝕作用を引き起こします。 特に高力アルミ合金(俗にいうジュラルミン)は表面の耐食性が劣りますので、工作機械をよく掃除して鉄などの切り屑を除去してから、油性切削油を用いて加工すれば変色等の問題はかなり解決できるのではないかと思います。 加工後も、できる限り早くアルマイトやアロジン処理などの防蝕効果の高い表面処理を施すことをお勧めします。

参考URL:
http://www.starjapan.co.jp/publications/pdf/bosch_zairyo.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、油性切削油を使用しての加工も行っておりましたが高速でのフェイスミルを使用すると蒸気がかなり発生し、水溶性のものに戻したことがあります。 やはりこまめに切削油の掃除を行うしかなさそうですね。 A7075などの切削を行うときに適した水溶性切削油の状態(ph、濃度)などがあるのでしょうか?

関連するQ&A

  • ワイヤーカット後の変色

    初めて質問させていただきます。よろしくお願いします。自分は金属加工業の営業をしてるのですが、お客様から「ワイヤーは変色(深緑っぽい色)が残る為、外観部品では使用できない。」といわれております。弊社のワイヤー担当は二度、三度走れば少しはマシになるとのことですが、コストのかね合いであまり工数をかけたくありません。しかし、異形的な形状の部品を治具等作成してMCで加工するのも避けたいです。ワイヤー加工時、もしくは加工後の処理等で何か良い方法はございませんでしょうか?今のところ電解研磨ぐらいしか思い当たりません。材質はSUS303です。初歩的な質問かもしれませんがご指導宜しくお願いいたします。

  • アルミ材加工時の変色について

    フライス等で大型のアルミ加工物の表面をさらう時に、刃物のトレースの境に黒く変色しているものが有ります。恐らく刃具の摩耗や切削油、送り速度によって変わると思うのですが、いったい黒い部分は何でできているのでしょうか?また、このような変色を100%かそれに近いレベルで抑えることは可能なのでしょうか?

  • 受け当たり面の変色

    お世話になります。 ADC12で自動車エンジン部品の加工をしています。 加工する面が多面あるので、ある面を加工するときは先に加工したフライス面を受けて他の面を加工します。 問題は加工後、加工面と治具の受けが当たった個所が黒く変色します。 加工後変色した個所をアルコールで拭くと多少は落ちるのですが、完全には落ち切りません。 何が原因で黒く変色するのでしょうか? ちなみに製品は4気筒のクランクケースで、この治具は3点で受けています。 1点の受け座の大きさは10mm*10mmで、3か所合わせて8kNで押さえています。 切削液は水溶性エマルジョンです。 黒く変色する以外にも、製品にダコン(圧痕)が付きます。 当初は切り粉が受け座の上に乗っていてその状態で製品をセットし、ダコンが付いたと思っていましたが、どうも製品が剥がれて受け座にこびりついているような感じです。 砥石で磨くとその後1~2個は問題ないのですが、それ以降はダコンが付き出します。そのままの状態で加工するとどんどん大きくなっていきます。 今まで何十種類とアルミ製品の加工を行ってきましたが、今回のような現象は初めてで困っています。 客先から今回の変色と圧痕が発生する理由を説明してほしいと依頼されています。 どうすれば分かりやすく説明できますか? 電解腐食についてのページ等読みましたがいまいち良くわかりません。

  • アルミの切削油について

    初めて、投稿しました。 当社では、半導体製造装置のアルミ(A5052)部品を、切削加工しています。 そこで、切削加工時にアルミ切削加工表面が変色してしまいます。(赤茶色) 切削油は、水溶性の《ユシローケンEC73》を濃度5%10%で管理しています。ちなみにPhは67です。 加工時間は、約2時間程です。 油メーカーに確認しても、変色の原因がはっきりしません。 皆様方で、同じご経験がある方、また、その処置方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。よろしく、お願いいたします。

  • アルミの錆びについて

    7075-T651の材料をマシニングで加工しています 切削油は「日本ホートン」のシンドールです 部品を加工後、アルミの表面が錆びています 特に治具に接地してる面が錆びます そのため表面処理が奇麗にいきません 原因は何でしょうか? また、対策はありますか?

  • アルミの表面処理について教えて下さい

    アルミを表面処理(化成処理)する際に部品をラッキングしますが、 そのラッキングに使う吊り具の材質がチタンやステンレスです。 吊り具には絶縁するようなものは付いていません。 この場合、異種金属接触腐食は起こらないのでしょうか? 処理後の部品を見ても綺麗に処理されており腐食はないようです。

  • アルミ板の変色について

    A5052S t=1.0 を使用した部品をプレス加工後脱脂しています。 脱脂した直後はわからないのですが、一ヶ月くらい置くと表面に カビが生えたように白く変色してしまいます。 なにかよい対策方法はないでしょうか。

  • 金属の腐食(酸化膜)について

    「金属板A」と「金属板B」を当て付け、「金属板B」と「基板のGNDのパターン」が当て付いています。 (金属板Aと金属板Bはシールドの役割をしています) そこで教えていただきたい事がございます。 (1) 違う金属が接触していると、異種金属接触腐食が起こるそうなのですが、 金属板Aと金属板Bをリン青銅とSUSにした場合も、異種金属接触腐食が起こりますか? (2) リン青銅とリン青銅、SUSとSUSのように同種金属の当て付けであれば、異種金属接触腐食は起きないと考えて良いのでしょうか? (3) リン青銅とSUSのように異種金属でも、メッキ(金メッキや錫メッキ)をしていれば異種金属接触腐食は起きないと考えて良いのでしょうか? (4) 使用環境が常に振動がかかるような場所になるのですが、当て付けの圧力によって金属が擦れ合い、腐食が起こるようなことはあるのでしょうか? (5) 基板のGNDパターンが金メッキされている場合、金属板Aと金属板Bも金メッキをした方が良いのでしょうか? (6) 金属板AとBの材質を、SUSかリン青銅にしようと考えているのですが、この材質にした場合、 何か問題があるでしょうか? (6) 携帯電話(スマートフォン)や電子機器には内部に部品を保護するシールド板が入っていると思うのですが、材質は何を使っていつのでしょうか? (7) 参考になるサイトなどがあったら教えて頂けないでしょうか? よろしくお願いします。

  • アルミと鉄の異種金属接触腐食について

    いつもお世話になってます。 今回は異種金属接触腐食について質問します。 現在治具にジュラルミンを使用し、ブッシュを鉄やステンレスで作ります。その際は白アルマイトにて保護をしたのですが、アルマイトではなくブッシュ側に表面処理等をして腐食をなんとかしたいと考えております。そこで質問です。 質問1:治具ブッシュでアルミと腐食しない材質なものはございますか? 質問2:質問1がない場合ブッシュ側で腐食をなんとかできませんか? 以上です。よろしくお願い致します。

  • SUS303の変色

    先日SUS303の六角材を加工しお客さんに納入しました。ところが2週間近くたってから連絡があり部品が真っ黒に変色しているとの事。メールで写真を見せてもらったのですが納入した部品全部ではないですが確かに写真で見た感じ全体が真っ黒でした(黒染めしたみたい)。私は旋盤加工業をしていますがSUS303が真っ黒に変色したなんて初めてです。こんなことってあるんでしょうか?ちなみに製品には転造加工があるので1つ1つ部品を見るのですがその時には変色に気づきませんでしたので納品後に変色したと思われます。またバレル加工、焼入れ加工などは一切なく転造加工後トルクレンで洗浄して出荷です。SUS303の変色について原因をご存知の方、よろしくお願いします。