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型彫り放電の電極作成方法とZ方向オフセットの理由
- 型彫り放電の電極作成方法について、放電のオペレーターからZ方向のギャップを付けないように指示されます。
- CADでモデルをオフセットすると均一にオフセットされるため、電極作成に苦労することがあります。
- 型彫り放電でZ方向にオフセットを付けない理由には何か特別な理由があるのでしょうか?
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こんにちわ。 一応、放電のオペレーター及び自分で電極作成のCAMをつくっております。・・・ 私の場合はほとんどが揺動加工(XY方向を小さくする)をしようしています。Z方向をオフセットしないのは段付きだからではないでしょうか?まぁとにかくCAMで作るときは2次元でXYを最初から小さくしてかいてそれをソリッドにして加工しています。質問の答えになってるのかな??なってなかったらすみません
作成の方法として、punさんがおっしゃるように CADでオフセットさせずに NCの機能でXY方向のみオフセットさせるか、 工具補正値でだます手も考えられます。 Z方向になぜオフセットが必要ないのかについてですが、 金型であれば、抜き勾配を持っていますので、 Z方向に電極をうかせれば(上昇させれば)自然に XY方向にもGAPができます。 この方式がオーソドックスとも言えるのですが、 この場合、電極とワークの間隙が30μm程度 しかとれずに、加工が遅くなってしまいます。 この問題を解決させる方法の一つに 揺動加工があります。 この場合には電極を小さめ(オフセット) させて製作する必要があります。 Z方向は電極の追い込みを考慮すればオフセットの 必要がなくなります。
Z方向にオフセットさせないのは放電の加工方法である揺動という動きに関係してます。説明が難しいのでこれについては放電オペレーターに確認した方がいいでしょう。 何のアドバイスにもなりませんが設計に関しては一からモデリングし直しています。 NCプログラムはオフセットさせないプログラムを組み G41等で放電ギャップ分オフセットさせて加工する方法もありますよ。
お礼
G41ですか・・・うちは電極も3次元で周る ことが多いのでG41は使えませんが、ヒントを 得ました。ラジアスのエンドで電極加工を行い、 CAMのパラメーター設定で、カッター径を 実際の径よりギャップ分小さく設定すれば、 XY方向に痩せた電極ができますね。
お礼
抜き勾配がほとんどないために、エンドが届かない 部位を放電加工するのが実情なんですよね。。。(涙 やはり、ギャップを付けて加工するしかないですか。 自分なりに工夫してみます。どうも、ありがとう ございました。