加硫方法の種類と違い

このQ&Aのポイント
  • 加硫方法には硫黄加硫とパーオキサイト加硫の2種類があります
  • 硫黄加硫は硫黄を使用して高分子化合物と反応させる方法であり、パーオキサイト加硫はパーオキサイトを触媒として使用する方法です
  • これらの加硫方法の違いにより、物性にも違いが生じます。硫黄加硫は耐熱性や耐候性が高くなり、パーオキサイト加硫は柔軟性や透明性が高まります
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加硫方法の種類と違い

硫黄加硫とパーオキサイト加硫があると聞きました。 加硫方法の違いと違いによる物性の違いをお教えください。

noname#230358
noname#230358
  • ゴム
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

加硫方法の違いはありませんが、パーオキサイド加硫は成型時の独特なにおいがあります。パーオキサイド加硫は、硫黄配合より耐熱性は向上しますが、硫黄加硫と同配合の場合、硬度が計算値ほどあがりません。 一般にパーオキサイド加硫のほうが高価です。ある程度の耐熱性であれば低硫黄配合でも十分です。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

パーオキサイドは一般的に接着処理ができない(くっつかない)ことが多く、接着する可能性があれば硫黄加硫の方がいいと思います

noname#230359
noname#230359
回答No.1

硫黄加硫は分子間に入り込んで分子同士を繋ぐ働きをします。パーオキサイド加硫は分子を分解して分子同士を直接繋ぎます。物性的には硫黄加硫の方が耐熱性、強度が劣り、伸びが良くなります。

参考URL:
http://www2.famille.ne.jp/~akasika/
noname#230358
質問者

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