ボルトのゆるみで金型が壊れる事態とは?

このQ&Aのポイント
  • ボルトのゆるみにより、金型が外れて壊れる問題が発生しました。
  • 初期段階でのボルトのゆるみが問題とされています。
  • ボルトの締め付け山数は4山で、タップは飛んでいません。
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ボルトのゆるみの件

今回私共の制作した金型で、ストリッパボルトがゆるんで外れ、金型を壊すという 事態が発生しました。ダイからの突き上げを止めていたボルトで、型完成から 2年程経っている型です。月産2万個ぐらい抜いているので、何回かは、メンテ を、施していると思います。メンテナンス時に、”ちゃんとボルトが閉めていなかったのではないか”と、私共は見解しています。 ボルトのゆるみが発生する状況というのは初期段階(1万ショット程度)で発生するのでは、ないでしょうか。今回のように何十万ショット後にボルトが緩むというのは考えられないのですがいかがでしょうか。よろしければご相談したいと思い 投稿しました。  ちなみに、M8のボルトで、締め付け山数は、4山です。タップは飛んでいませんでした。以上。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

 今晩は、質問にお答えいたします。先ず、下から上に止めてるボルトが、なぜ緩みやすいのかですが、一つには、重力が関係いたしておりま す。ボルトにも軽いとはいえ質量があり、そのボルトは、常時下へ向い 力がかかります。そこへ、プレスの振動、スプリング等の上げ下げの 振動が加わります。よって、その振動によりボルト自体にも、振動は 伝わります。それはまた、オスメスのネジに効いてきます。よって、 重力がある以上、その振動がボルトに伝わります。それらにより、緩む 要因がでてきます。逆に、上から下へとめるボルトは、同様の理由から 締め付けられる方向になり、首が飛ばされるといった現象が、起こる 事も稀に発生するため、当社では、1サイズ大きいボルトにしています 。また、ネジの有効代ですが、本来径分をとめて、初めてそのボルトの トルクが発生します。よって、M8ですとピッチ1.25ですから、 余裕を見て、8山といったのです。上手く説明できませんが、お解りに なられたでしょうか?保証に関しては、全く責任はないと思います。  きちんとお話になり、今後は客先の言うとうりにしますので、今回は お許しくださいと、逃げたら同でしょう。

参考URL:
www.furuichi-tec.co.jp
noname#230358
質問者

お礼

早速のご返事何回も有難うございます。よく解りました。 先方には、もう一度お話してみようと思います。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

私共も、ゆるみには大変苦慮しています。 今回、ストリッパボルトとのことなので、 参考になるかわからないのですが、 ねじにナイロンを全周コーティングしたボルトがあります。 私共の場合、メンテナンス性と機能性で採用しています。 参考までにアドレスを添付しておきます。

参考URL:
http://www.tosomo.com
noname#230359
noname#230359
回答No.4

ショルダボルトは「緩む」という前提が必要だと思います。 ねじロックなどの緩み防止対策も当然必要ですが、作業前のチェック、作業終了時のチェック等も有効と考えます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

始めましてFACの服部と申します。 弊社はプレス金型と機械の設計を行っている会社です。プレス金型でも機械でも重要な部分とネジが外れ安い所(機械のパネル(運搬時車の振動で外れる))では通称ねじロック(ねじのゆるみ防止用接着材)をおねじに着けて絞めます。(工具屋で在庫していると思います。) 特徴 1.普通の接着材の様に硬く固形化して固まるのではなく、スパで    簡単に外せます。メンテナンス時に繰り返し(おねじに着る)     使用することを想定しています。何十回と使用した時に底付ね    じの底に残っている接着剤も簡単に取れます。    2.固まるのに時間がかかります。これは組立調整のとき着けたり    外したりすることを想定しています。 プレス金型での使用例 弊社は高価(普通3000万円台から高いものは6000円万台)な金型の設計が多いのでボルトのゆるみは絶対に許されません。 上に使用しているネジはほぼ使用しています。 下はゆるみ止め座金使用部以外はほぼ使用しています。 使用している金型の一例 時計バンド全自動組立カム式金型 複数(48本)のフ-プ材を一台の金型に挿入して、金型内で複数の順送りステ-ジで抜きと曲げと絞り等加工してからカム機構を駆使して時計バンドまで仕上げる金型(バンドが長(12時側)短(6時側)が交互に別々の入れ物に排出されます。 使用上の注意点 型のメンテナンス時は両ねじともウエスでシンナ等で軽く拭いて下さい。    

参考URL:
http://members.aol.com/fac9999/
noname#230359
noname#230359
回答No.1

 はじめまして、先ず貴社の責任に関しては、全くありません。得意先 でも、何回かのメンテナンスをしているとの事ですので、御社の責任迄 追求をしてはこないでしょう。しかしながら、ダイ側のノックアウト? もしくは、リフターの取り付けが緩んだと思いますが、今後の問題とし ては、検討しなくてはならないところは、あるのではないでしょうか。  先ず。M8ネジですが、当社では最低8山はきかせております。また 1万ショット過ぎれば緩まないと、思っているようですが、そんなこと は全くありませんし、もし、緩んだ場合の対策も、施す必要はあります 。特に、下から上に向かってとめるボルトは、緩みやすいので注意を 必要とします。

参考URL:
www.furuichi-tec.co.jp
noname#230358
質問者

補足

早速のご回答有難うございます。実は、ユーザーから無償修理を要求されております。ネジ山数が足りないとか、ネジが抜けた場合の飛び出し対策がされていないなどの根本的な型構造が悪いと指摘されております。対策としては、ネジを抜けどめ と、突き上げの形状を変え、ボルトがぬけても飛び出さないようにしました。 それから、下から上に向かって止めるボルトは、なぜ、緩みやすいのでしょうか? 貴社では、M8の場合、8山利かせているそうですが、通常のボルトでは、弊社でも、同様にしております。今回の場合ストリッパボルトですので、4山でも 十分ではないでしょうか。いろいろ聞いて申し訳ありませんが、先生のご意見を お聞かせください。

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