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欧州、南米、アジア(日本)のカメラワークの違いについて
サッカーをテレビで観ていますと、 微妙なオフサイドの判定やファールのシーン、 ゴールラインを割ったか割らなかった微妙なボール など、ひとつのアングルで観ていても 審判のジャッジが本当に正しかったのか わからないプレイってありますよね? 欧州や南米の放送ではそう言ったシーンを カメラを変え、スロー再生、逆戻し等でわかりやすく 放送してくれることが多く、観ていて痒いところに 手の届く仕様となっておりますが、 Jリーグや日本代表の試合はそういうことがからっきし できていません。 これはカメラの台数や機材、単純な人の頭数が足りないと言った事なのか、 それとも、映像をつくっている人間の努力や情熱、やる気やセンスがないのかどちらなのでしょうか? ご存知の方おりました回答よろしくお願いします。
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> これはカメラの台数や機材、単純な人の頭数が足りないと言った事なのか、 > それとも、映像をつくっている人間の努力や情熱、やる気やセンスがないのかどちらなのでしょうか? 両方です。 あと、カメラワークの技術の問題です。センスはあまり関係ありません。 欧州リーグの放送は非常に高額な放送権料(200~400億円)が背後にあるおかげで、非常に充実した機材とスタッフで運営されることが多いです。 したがって、リバースアングルからの放送もいくつもの角度から行うことが多いですね。 しかし、日本では日本代表の試合で視聴率が30%としても、所詮3000万人程度しか見ないものです。(放送権料は50億円程度) したがって、機材も人材もそれなりのものしか突っ込めないというわけです。 J2などはカメラ1台(メインスタンド上部)ですしね。 また、直接聞いた話ですが・・・ ワールドカップのときに痛感したそうですが、カメラワークはほとんどの部分が技術なのだそうです。 たとえば、ボールを持っている選手を映す際にも、パスを出した瞬間にそのボールを追ってカメラをパンするのと、出した後に0.1秒その選手を映した後にボールを追ってカメラをパンするのでは、臨場感やその選手の表情が格段に違うそうです。 そういった技術がまだまだ足りないということをNHKのカメラマンさんがおっしゃっていました。
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- mari_
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あまり自信がないのですが、スポーツ中継について調べたことが以前あるのでその時わかったことを書きます。 まずサッカーは野球のように、「いいシーン」がいつどこでどのタイミングで来るかの判断がとても難しいというのがひとつあります。 ボールを持ってない人の動きとかも大切ですし、 野球は一回一回途切れるけれどサッカーは結局45分間続いているわけです。 この点技術がないといっていいと思います。 本来ならばプロとして、欧州や南米のようなきめこまかな放送を心がけていくべきですが、それができないのだそうです。 難しくて。 センスそして経験と努力がないと・・・というかんじでしょうか。 カメラの台数などのことについてはわかりません。 こんな内容でごめんんさい。
- a3_control
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♯1の方の言うとおり、「目の肥えた客」を楽しませるには、それに応じた高いレベルの映像が必要になります。 ヨーロッパや南米では、サポーター一人一人がチームの「監督」になったかのような見方をするので、選手<戦術の中継が主です。 対してまだ試合の見方のレベルの低い(特定の有名選手中心に見る)アジアなどは、どうしてもビックネームに画面を合わせとけばよしとする考えが大きいです。 私の主観ですが、日本の民放では、フジが一番サッカーを戦術で見せようとしている感があります。伊達に深夜海外リーグ放送したり、F1の国際映像を長年作ってないってことでしょうか。逆は日テレ、TBSでしょうか(野球中継的な作り方=ボールや選手によりすぎ)。 今回のアジアカップは、日本の放送局よりも国際大会の経験の薄い中国の放送局製作の国際映像なので、変なタイミングでリプレイや選手のアップが目立ちます。
お礼
下の方とお礼がまぜこぜになってしまいました。 よろしかったら下のお礼も見てください。 日本の映像も早くもっとよくなって欲しいものです。
- doubleimpact
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視聴者がそこまで高度な情報を欲しているとテレビ局が考えていないからでしょうね。 先日のタイ戦を観ていましたが、 「選手のアップなんか写さなくて良いから、ボールの動きを写せよ!!」 っていうシーンが多く見られました。 「テレビは選手のファンのためにある、全体が見たければ会場へ行け」 っていうテレビ局からのメッセージかもしれませんが(笑)
お礼
ザッピングしている視聴率の浮動票を得るためには 中田や中村と言った超有名選手をアップにすることがてっとり早いのでしょうね。 その辺りはまあ許せるのですが、微妙な判定と言うのは素人でも玄人でもしっかり映像を見せてもらうに越したことはないわけです。 先日、NHKの大リーグ放送を観ていましたところ、 ポール際のホームランのボールがファールに訂正され、 取り消しになったチームの監督が長い時間抗議をしていました。 その間、当然試合は中断されているわけで、映像が何度も流されました。 ファールかホームランかは非常に判別が難しかったのですが、 しばらく後、デジタル映像で拡大した映像が流され、 これは審判の判定通りファールである、 と実況、解説、視聴者みなが納得できました。 日本のプロ野球に置いてこのようなケースがあった場合、 すっきりした結果を得られた記憶はなく、なんとなくうやむやのまま ゲームが続いていると言った記憶しかありません。 やはり日本のスポーツ放送は情熱もセンスも志もないのでしょうかね。 アジア杯に関しては中国の映像なので諦めています。
お礼
回答ありがとうございます。 先日、コパアメリカ決勝を見たのですが、 欧州と違ってお金のあまりないはずの南米でも 日本以上の映像を提供しておりました。 日本代表の試合に関しては毎回巨額の黒字を生んでいる事が明白であります。 映像の質の向上のためにお金をかけることもできるはずです。 そしてそこで培った技術、ノウハウをJにも還元して欲しいものです。 カメラマンさんの話はとても興味深かったです。 ありがとうございました。