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ドイツ車のディーゼルエンジンの車があまり輸入されないワケ
こんにちわ、ドイツ車のディーゼルモデルってなぜ、あんまり輸入されないのですかね。ベンツとかCDIなどというハイテクなディーゼルエンジンを持ってて。つい、この前くらいまでMクラスに載ってたような気がすのですがね。日本の軽油の性質上なんでしょうか?どうか教えてください。
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軽油の性質による影響が大きいと思います。 現在、日本では軽油に含まれる硫黄分は、500ppm以下に規制されています。 実際に販売されている軽油製品の硫黄含有量は、300ppm程度です。 欧州諸国の中には、EU規制値50ppm以下に対して、実際には10ppmや1ppmレベルの軽油が流通している国もあります。 硫黄を多く含む軽油がエンジンなどで燃焼すると、硫黄酸化物などの有害物質が発生するうえ、排出ガスから有害成分を除去する役割を果たす触媒の働きを劣化させてしまいます。 その影響により、同じ車でも日本の燃料で走らせると、環境基準がクリアできないので、輸入できない訳です。 軽油中の硫黄分の低減は、世界的な潮流となっており、日本でも2005年から軽油の硫黄分50ppmに制限されるようなので、そうなればディーゼルの輸入車も増えてくるでしょう。
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- shin163
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日本国内で、100台以上の同一車両を売ろうとしたら、並行輸入では経費と手間(一台ごとの持ち込み登録が必要)がかかりすぎるので、型式指定番号を取得する必要があります。これが大変時間と手間と、お金がかかります。一ディーラーができるような代物ではありません。売れない車には、そんなことはできん、というわけです。 さて、売れない理由についてです。 ヨーロッパでは、都市部を除いて、燃料補給場所が余りありません。また、国境をまたぐような長距離移動を頻繁にするユーザーが多いのは、アウトバーンがあるということを踏まえると、周知の事実です。 これは、一度の給油で長距離走行可能な車両が求められることになります。そこで、ディーゼルエンジン車、という選択肢が発生することになるわけです。 なお、燃料代ですが、ガソリンと、ディーゼル燃料は、日本ほどは異なりません。「燃料代が安いからディーゼル車」 ということにはつながりにくいわけです。 ヨーロッパでは 「ユーザーが要求するから、作って売る」、 これが本当のところでしょう。 日本では、商売になるほどの要求がない、とメーカーが判断した結果ではないでしょうか。
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ご回答ありがとうございます。日本人の感覚からすればガソリンスタンドは、どんな田舎だってあるものだというイメージですがヨーロッパの諸国は、陸続きの国を旅行したり出来るのですからディーゼルの需要が高まって当たり前ですよね。
ディーゼル・エンジンのデメリットは、No.1さんの回答にある環境への悪影響の他に、 1.吹きあがりや、加速が悪い 2.最高回転数が低いため、高速運転ができない 3.エンジンの振動による静粛性の悪化 4.黒い排気ガスによるイメージの悪化や車体の汚れ 5.ガソリン・エンジンと比較して、爆発力が強いため、各部材の強度を上げる必要があり、そのためエンジン本体の重量が重くなる。 これは設計段階での大きな障害となる。 以上のような問題点が挙げられ、乗用車にはいい事なしで不向きと言われます。 メリットとしては、軽油の特徴であるカロリーの高さにより、低速回転で高トルクが得られる事がありますが、大型貨物車と違って、上質な味わいを求められる乗用車にはあまり意味がありません。 また、燃費の良さ、軽油自体の価格の低さという経済性もメリットとして挙げられますが、そもそも国産車より高額な輸入車を買うユーザーは、そのような事で多くのデメリットを補えるとは考えていないでしょう。 輸入車に限らず、国産車でもディーゼル・エンジン搭載の車は、4駆以外は売れなくなりましたね。
お礼
ご回答ありがとうございます。電子化が進んでる現代社会でもやはりガソリンエンジンの方が優位な立場に居るわけですね。ディーゼルの低速トルクの太さは、良いですよね。
- ebios
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こんにちわ。たぶん、お国柄の違いと言ってしまえばそれだけなんですが、katikati0309さんがおっしゃるように軽油の違いもあると思います。ヨーロッパでは、ディーゼル車=CO2削減による地球温暖化対策に適した車 日本=黒煙と粉塵をまき散らす害をもたらす悪い車というイメージが定着しているせいでしょうね。 外国の排ガス基準をクリアしたディーゼル車をもってきても、日本の軽油を入れればやはり、黒煙が出てしまうそうです。 ホントかどうかは、わかりませんが来年ぐらいから、ヨーロッパ並みの高精製軽油が出回るという噂を耳にしました。 これが、本当ならば外車のみならず、国産車でもちょっとはディーゼル事情が変わってくるのかもしれませんね。 勿論、排ガス規制をクリアした車に限ってですが・・・ 私も、そういった意味では選択肢が増える事を願っています。
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ご回答ありがとうございます。需要と供給の関係ですね。
- space_needle
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売れないから、というのが実情でしょう。 今の日本には、ディーゼル=環境に悪い という図式が広まってしまっていますから。 もっとも、最近のハイテクディーゼルはガソリンエンジンより環境負荷が低かったりするので、宣伝次第で変わる可能性がありますね。 軽油の性質云々は関係ないと思います。
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ご回答、ありがとうございます。最近では、黒煙をあげるディーゼル車なんて見かけませんけどね。印象やイメージでなく実物で判断したいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。ディーゼル文化が発達している国は、軽油も発達しているワケですね。