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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ラズベリーの剪定)

ラズベリーの剪定について

このQ&Aのポイント
  • ラズベリーの剪定方法やタイミングについて相談です。
  • ラズベリーのシュート成長を促すために親株の剪定が必要かどうか悩んでいます。
  • ラズベリーの木質化や成長停滞に悩んでいますが、バッサリ切ることで通気性を良くすることができるのでしょうか。

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回答No.1

親株への剪定は必要ありません。 苗で買ったとの事ですから元々は挿し木苗と思われます。私が以前店で買った苗サイズは切った茎を挿した翌年茎の節からや土の中から生えてきた芽が育った状態でしたが、もうシュートが生えてきているのならもう一年多く育てたものかもしれません。親株の方には蕾や花はついていますか? 苗から初めてシュートが伸びてきているのなら親株の役割はシュートの為に養分を作る事なんです。木質化していてシュートの出る親株と言うのは「すでに成熟している茎」なはずなのでもう伸びはしませんが葉がそれなりに多くついている事と思われます。葉は光合成をおこなってはシュートの方へ養分を分配します。なので剪定などで親株の葉が減ってしまうとシュートへいく養分も少なくなってしまいます・・・。 シュートは一年目は長く伸びていくだけでおしまいで、翌年シュートの節から短枝が生えてきてその部分に蕾が付き花が咲いて実が成ります。 親株の葉はシュートの為にあると言っても過言では無く、苗によっては早いうちから親株に花が咲き実が成ることもありますが、できれば少しでもシュートの為にその分消耗する養分を回すべきで、もし親株に蕾が付いていたら見つけ次第摘んでしまった方が良いです。 通常ラズベリーは環境さえ合っているなら丈夫すぎるほど強健なので通気性を気にする必要は有りません。また、大株に成っても実が成らなくなった古い枝はちゃんと根際から切ってしまっておけば通気性が悪く成るような状態にもなりません。もし日当たりが悪く通気がほとんど無いなど元々の環境が悪かったり(その場合は徒長するので質自体が軟弱になり場合によっては病気になるかも。)大株になると棘が邪魔で手が届きにくいなど必要のない茎を切らずに置いてしまうと場合によっては通気性が悪く成りますが、それも地面植えでの事。ましてやまだ実の収穫も出来ない苗木です。シュートの方を剪定するのならともかく(理由は下記参照)株が若いうちは親の枝を切る事はやめておいた方がいいのです。私は蔓の出るタイプしか育てた事が無いのでわかりませんが蔓性にならない丈の低い直立タイプでも品種によっては新しく生えた茎(蔓性のシュートにあたる)の長さを制限する場合があるかもしれません。 「シュートを切る場合」と言うのはプランターや鉢などの容器植えの場合です。蔓性の品種だと伸びる高さが長すぎて容器栽培では支障が出る為。プランター植えはどんなに大きいものに植えたとしても土の量が限られているために(本来はかなりの土が必要なのです)蔓性の品種のシュートを伸びたいだけ伸ばしておくと成る実の数が多くなりすぎて株が消耗してしまい負担をかけてしまうからです。負担があるとさすがのラズベリーでも弱ってしまい生理的に不調を起こしたり病害虫の害が出て来やすくなります。 個人的には画像の物は蔓性か半蔓性ではと思います。蔓性と言うのはツルバラの茎の様に伸びていく樹形で平均2メートルは越えます。容器植えの場合、特に株が若いうちは株を丈夫な成熟株に育てるためにもシュートは切って制限し成る実の数を少なめにしておくのが良いと思います。 シュートの節(今年葉が付いている部分の付け根)の葉は冬に枯れて落ちます。そして来年節から短枝が生えて蕾が房状に集まって付きます。必ずしも付いた蕾全てが実になるわけでは無く、プランター植えなら来年は「短枝一本」から実が4つ採れれば多い方と思われます。今伸びているシュートの本数が解りませんが、株が成熟するまでは一本の茎で6節もあれば葉も充分つくので(品種によっては残す長さは違うかも)、今時期に剪定するのでは無く晩秋か冬の葉が枯れている時に翌年成らす実の数を考えて短枝を何本生えさせるかでシュートの節数を数えてから切って下さい。もし出るかが心配なら翌年短枝になる芽が出始めてから切るのでも間に合うと思います。実の数は生理落下で株が育てられる数に落ち着いてくれるとは思いますが(これも品種の実の付き具合と大きさ次第)容器栽培なので味は本来の風味よりも劣ると思います。できるだけ美味しい実が食べたいのなら適宜小さい実は早めに摘み取って成らす数を制限すると良いです。たとえ地面植えであっても株が若いうちは実はあまり多くは成りません。地面植え株でも5年くらいまでは茎の数も少なく生で一人が食べるのならどうにか賄える程度の量で、ジャムにするなどに充分な数が取れるまでには(一回に採れる数は少なく、収穫期間毎朝採っては冷凍庫に入れ量が溜まってから加工)10年はかかります。容器植えだと大株でも株の勢いを抑えての栽培なので、加工できるだけの量が採れるかどうか・・・。 地面植えで育てるのなら剪定は全く必要なくシュートは伸ばしたまま。根が地中に広く深くどんどん伸びていくので年々シュートの本数も多くなっていきます。でもその分場所を取り、近くに他の植物が有るとその植物の根の所にラズベリーの根が入り込んで土の養分が奪われてしまい弱って枯れてしまうので(実際に経験済み)、もしも地植えをするのなら何も植わっていない場所で一株に付き2メートル四方の広さは欲しいところですし、2~3メートル離れた所から毎年不定芽が何本か生えてきて殖えるので株が殖えすぎるのを防ぐのに不定芽は見つけ次第掘り取るなどの管理が大変です。 ラズベリーなどキイチゴ類は育つ勢いが強い(強すぎるくらい)ので元々地面に植えて栽培すべき種類であり、本来は矮性種以外は容器に植えての栽培向きではありません。それを人の都合で限られたスペース内で栽培するわけです。土の量が限られるので根の伸びていく範囲も限られてしまい、本来は地中の深い所にある豊富なミネラルなどがたくさん補給できるはずがそれも出来ません・・・。それで容器栽培したい場合はそれに見合うサイズに抑える目的で剪定をするわけで決して通気性の為にするのでは無く、生える規模を制限する為。それと、容器に植える場合は勢いを弱める為に(そうしないとすぐに容器一杯に根詰まりする)植え替え時に根をある程度切り詰める必要があるので全体のバランスから茎の方も剪定した方が良いのです。 極端に言えばキイチゴ類の容器栽培は盆栽と似た面があると感じます。根を制限し地上部の高さも制限しますから実も本来地植えで採れる数の半分よりももっと少ないですし、できるだけ美味しい実が食べたいのならもっと減らさないとなりません。堆肥や肥料の成分比や量や、できれば必要なミネラルの種類も補うなど容器植えでは栽培に結構気を遣わなければなりません。でもそこまでして株は元気に育てても、実の方は本来の美味しさまでにできないと思います。 年々育っていくので2~3年毎に植え替えて根を適宜切り詰め鉢増しも必要になりますが、大株になればプランターも大きく成るので一人での植え替えには限界が出て来ますし、マンションのベランダなどでは土が重すぎてマンションの築年数やベランダの構造によっては将来置けなくなってしまいます・・・。マンションによっては規定に大型植物の栽培について制限があるところも・・・。 事情によっては大株に育った後、あと2~3年後にはもう扱えないほど大株になりそうならあらかじめ挿し木で次世代の株を作っておいて、今までの大株は処分する「株更新」が必要となります。私の経験では地面植えで10年過ぎた近縁種のブラックベリーを処分しなくてはならなくなり、欲しいという知り合いに掘って持って行ってもらいましたが掘るのに2人がかりで大ごとに。運ぶのも蔓が切っても長すぎライトバンの荷台一杯なのを無理に押し込んだ感じでした。移動させるのではなく完全に廃棄するのにも持ち運べるように切り分ける手間が大変ですし、掘った根細いの一本からも発芽するので掘った物全てを自分で廃棄場に持ち込んで焼却処分をお願いすることになると思います・・・。それでも掘った後の穴に残った根の切り口から翌春芽が生えてきて私の場合もびっしりと生えてきて残った根を掘り取れるだけ取り除くのが大変でした・・・。 矮性品種のマイラビット(突然変異で小さくなった個体)なら、先祖返りしないで済めば普通のラズベリーよりは長い年数容器植えが出来ますが、普通のサイズで品種が解らないのなら将来は必ずかなり大きく育ちます。いつまで栽培できるかは置き場所と持ち主の技量次第なので将来の事も良く考え、できれば書籍の方で一年間の管理方法をしっかりと覚えていきながら年間管理を適切に行っていって下さい。 なお、容器植えでも地面に直接置いてしまうと水が抜ける鉢底穴から根が地中に逃げて不定芽が少し離れた場所から生えてしまう可能性がありますので、できれば地面に直接置かず、でもアスファルトやコンクリートの所に置けば熱がプランターや土の中に伝わってしまい細根を痛める原因となるので(マンションのベランダだと日当たりが良いと暑すぎて栽培にはあまり良くないできれば午前中だけ日の当たるところへ。)、置く場所には充分に気をつけて下さいね。

lapislazliy
質問者

お礼

とても詳しく説明していただきありがとうございます! 来年あたりラズベリータルトが作れるかな~なんて考えていましたが非常に甘かったですね..強健でぐんぐん育つが、実をつけ収穫できるかどうかはその人の腕にかかっているという事ですね。 今のところ親株に蕾らしきものは見えません。このまま梅雨、夏を乗り越えられるよう見守っていきたいです。 果樹を育てるのは初めてなので大変勉強になりました、本当にありがとうございますm(_ _)m

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