ホロコーストが南京のような機関銃でなくガスの理由

質問

何で鉄砲や手投げ弾を使わずにアウシュビックス内のガス室を使おうとなったんでしょう？
最初から機関銃でよくないですか？

回答No.1

teppou · ベストアンサー

ナチ政府は、低コスト、高効率な殺害方法を研究した結果、ガス室に行きついたということのようです。何しろ殺戮する人数の想定が最初から多かったのですから。
　銃器を使った場合、生死を確認し、時にとどめを刺さなければなりませんし、爆薬などを使うと後始末が大変ですし、何より銃弾や爆薬はコストもばかにならす、戦闘以外に使うのはもったいないと言うことのようです。
　しかし、ガス室を建設するにもかなりの費用がかかり、全ての収容所でガスによる殺人が行われたわけではないようです。
　なるべくガス室設備の整った大収容所に集めて殺戮したようですが、そうでない例もかなりあったようです。
　因みに、私は南京虐殺事件は相当程度事実だと思っていますが、ホロコースト的に多くの敵兵や住民を一か所に集めて機関銃で皆殺しにしたというようなものではなかったようです。

お礼

同じ虐殺をやってみてもドイツ人のほうが頭いいんですね

回答No.4

noname#227653

はじめのうちは銃殺なども行われたようです。
ただ、殺す側の兵士たちの精神的な負担が大きく、また、人々を集め、運び、殺し、その遺体を処理するのにかかる手間も多いので、能率的に作業を進めるために収容所を作り、ガス室でまとめて殺し、遺体の処理も収容されている者にやらせる、という仕組みを取るようになったのです。

回答No.3

kuni-chan

＞南京のような機関銃
　これは何を指していますか？

回答No.2

4017B

コスト問題も有りますが、元々はナチ特有の優生思想に基づく「障害者は安楽死させるべし」と言う理由でドイツ人の障害者を安楽死させる目的で国内に6つのガス室施設を作って、政府与党に反対する国内のドイツ人を大量に処刑し始めたのがきっかけです。その後、処刑の対象が障害者から、共産主義者、、ジプシー(ロマ)、ユダヤ人～と言う風に歯止め無く拡大解釈され、少しでも政府与党に逆らった人たちや団体などは問答無用でガス室送りになりました。

その大量虐殺の過程において、1941年6月にドイツ軍がソ連に進行した際に、アインザッツグルッペン(Einsatzgruppen)と呼ばれる虐殺専門の特殊部隊の隊員たちが、自分達の手で直に女性や子供を銃殺するのは精神的に苦痛があると言う報告を上層部が受け、銃殺では無く直に死ぬシーンを見ずに済むガス中毒による処刑方法が採用される様になりました(それまでは銃殺が多く用いられ、ガス室は前述の様に主に国内のドイツ人用だった)。

これ以降は貨物トラックの荷台をガス室に改造した通称ガストラックと呼ばれる移動式の処刑場が多く使われる様になりました。それまでは使われたガスも一般的な一酸化炭素ガスが用いられていましたが、処刑対象者が拡大すると共に急増のガストラックによる排気ガスを直に密閉した荷台へ送り込む方式が多用される様になりました。

ただしナチの飽くなき大量虐殺への探求は終わる事無く。この後も効率的な大量虐殺の研究は続き、使用されるガスも様々なものが試されていきました(有名なチクロンBもその1つです)。

アウシュビッツはドイツ国内外に数多く設置された "絶滅収容所" の1つに過ぎません。