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ウォークマン登場前

2017/02/10 15:48

ソニーがウォークマンをリリースしたのは1979年ですが、これより前に「音声方式がステレオ」「もち運びができる大きさ」のテープレコーダまたはプレイヤーは存在しなかったのですか？

acoaco1459
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staratras
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2017/02/10 18:57 回答No.6

ステレオではありませんでしたが、小型のカセットテープレコーダーはすでにありました。例えば1968年に発売されたソニーのTC-50は単3電池3本で動作し、90×37×135(mm)で重さは600グラムでした。これはアメリカのアポロ宇宙船で使われたことでも知られています。この大きさは初代のウォークマンとさほど変わりません。実はそれもそのはずで、このTC-50やその後継機でもっと小型軽量の同社の「プレスマン」（TCM-100)のような「小型のテープレコーダーに、再生だけでいいからステレオ回路を入れてくれないかな」という井深（当時名誉会長）の言葉に従い作り上げられたものがウォークマンなので、このTC-50は原型の原型ともいえるものです。ステレオ録音・再生機能が付いた小型のカセットテープレコーダーは、ウォークマン以前の機種はさすがに大きく、ソニーのTC-3125という製品は170×68×279(mm)で重さが2.2キログラムもありました。(ポータブルという位置付けでしたが） https://www.sony.co.jp/Fun/design/history/product/1960/tc-50.html https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-06.html

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John_Papa
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2017/02/10 17:01 回答No.5

こんにちは。プレイヤーとしてはウォークマンが最初であると記憶してます。再生機能だけで売れるのだろうかという議論も有ったと聞いています。結果は、世界シェアを得る大成功だったのですが。「もち運びができる大きさ」というのは曖昧なので、ＡＣ電源ではなく電池で動作するレコーダーに限定して、1950年頃から機材はありました。といっても最初は業務用機材でしたけど。国名は忘れましたが「Nagra」で検索すれば画像が多数出てきます。モノラルでしたけど片掌に乗るミニチュアサイズのオープンテープデッキを作ったりしてました。 SONYも「デンスケ」の愛称で知られるポータブルオープンテープレコーダーをNHKに収めてました。このあたりは、まだモノラルです。 1973年にSONYが「カセットデンスケ」を発売します。 http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-2850sd.html これは、業務用ではなくマニア用、そして、なんとステレオだったのです。丁度、まだ国鉄の時代でしたが、ＳＬが次々と廃止されて行く最中でしたので、鉄道ファンに圧倒的な支持を受け、フィールドレコーディングがブームとなりました。国鉄も汽笛のサービスをしたり、それを録ったその場で（本体スピーカーで）再生して、通過後の余韻を録っている熟練マニアから叱られた・・・等の話が伝えられてました。ウォークマン発売前には、SONYだけでも数種類、他メーカーも参入して激戦になってました。私の同期にも鉄録マニが居ましたね。そう、一般人のアイテムではなかったのです。ウォークマン以前は。

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