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白川郷などの合掌造りのからぶき屋根って
現代でもメリットはあるのでしょうか?
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「かやぶき(茅葺き)屋根」ですよね? だとすると、現代でのメリットは・・・ 土壁や畳などと同様に呼吸することでしょうか。 つまり、夏は涼しく、冬は暖かい・・・ とテレビで言っていたと思います、村人総出の茅の葺き替え作業を扱った番組で。 茅の間にたくさんの空気を抱えていますので、羽毛たっぷりの「羽毛布団」みたいなものですし、素材が茅なので、雪は屋根に凍り付くことがなく、自然に落下します。雪下ろし不要。 夏は、雨で茅が多少ふやけて水を含み、そこから気化するときに周辺から気化熱を奪って冷やします。奪われた水分は、家の中から吸い上げますので、家の中は意外とカラリと乾燥しているみたいですよ。 それでもまあ、デメリットのほうが圧倒的に大きいので、いまはほとんど使われていません。 まずもって茅を手に入れるのが大変ですし、職人がいない。 四国の重要文化財の、臥龍山荘だったかな(記憶だけで書いてます)、そこの建物が茅葺きなのですが、「雪なんて降らないから、こちらの屋根は穏やかな丸みをもった形状(お椀を伏せたような形)だったのに、職人がいないので東北から職人を招いたら、切り立った三角の屋根にされてしまった。違うんですよねぇ」と嘆いていました。
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- nijjin
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回答No.2
メリットよりもデメリットのほうが多いです。 また、一部地域を除き新築はできないので大事に残すしかないのです。
質問者
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。