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細菌や植物以外で酸素なしで生存できる生物
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#1です。酸素呼吸をする生物は酸素を使って体内のエネルギーの元(ATP)を生成しますが、深海での嫌気性細菌と共生している貝などではATPの生成を嫌気性細菌に頼ってるらしいです。共生している細菌は酸素でなくて硫化水素(でよかったかな)を使ってATPを生成していたと思います。 このあたりは、深海の熱水鉱床付近で生活している生物に関する本に書かれていたかと思います。
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- foobar
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#5補足に関して。 はい、深海の生物は、通常は酸素呼吸をしているが嫌気性環境でも生活できる、ではないようです。飼育するには嫌気性環境が必要だとか。 このあたりの話は、新江ノ島水族館(ここには深海環境を模擬した水槽があったはず)や沼津深海水族館が詳しいかなと思います。 新江ノ島の深海水槽に関連する話が書かれている深海生物の書籍を読んだ覚えがあります。
- takuranke
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#2です >クマムシは環境の酸素が少なくなると乾眠状態になるのでしょうか。 違います。 周囲が乾燥したらになります。 この状態であれば酸素無しでも死ににくいです。 >そのクラゲに似た形をしている多細胞生物は酸素がないところで生活できるという意味では私が想像していた生物のようですね。やはり驚きです。 海底火山近くの海底にある塩湖(湖のように塩分濃度の高い場所のこと)で見つかったそうです。
お礼
いずれについてもよくわかりました。生物の多様性に感嘆いたします。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
#2です >クマムシの場合は細菌の芽胞の状態に似ているのでしょうか。 違います。 乾眠といって体内に占める水分(85%位ある)を3%に減らした状態。 ただ、実際にこの状態によって極限環境に強いのかどうかがわかっていないようです。 >そのクラゲのような生物は酸素なしで普通に生活し増殖もできるのですね。 これはクラゲの仲間ではなく、クラゲに似た形を下多細胞生物です。 無酸素状態で持っていた卵が孵化したそうです。
お礼
クマムシは環境の酸素が少なくなると乾眠状態になるのでしょうか。そのクラゲに似た形をしている多細胞生物は酸素がないところで生活できるという意味では私が想像していた生物のようですね。やはり驚きです。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
クマムシ ただし、代謝を伴わない休眠時のみ。 2010年に、 ギリシャの南側にあるクレタ島沖から200km離れた、水深3千5百メートルにある塩湖で無酸素中で生存している3種類の多細胞生物が発見されました。 それぞれ1ミリ以下で殻に守られたクラゲのような形らしいです。 2種類は卵を持ち、研究チームは無酸素の環境で孵化させることに成功したらしいです。
お礼
クマムシの場合は細菌の芽胞の状態に似ているのでしょうか。そのクラゲのような生物は酸素なしで普通に生活し増殖もできるのですね。驚きでした。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
深海で生きている貝やカニ、ハオリムシなどでは、細菌と共生することで酸素の無い条件で生活しているのがいるようです。
お礼
こういう生物は細菌から酸素を供給されているのでしょうか。あるいは酸素を必要としないが、エネルギーは細菌から供給されているとか。
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