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燃料電池について

燃料電池のエネルギ-効率とファラデ-効率を実験結果から求めました。エネルギ-効率は30%程度となり、およそ予想していた値でしたが、ファラデ-効率は、なんと90%を越えてしまいました。絶対どこかで間違っていると思うのですが、見つけられません。自分の計算過程を以下に記します。 ファラデ-効率=計算値の体積/消費した水素の体積 ここでの計算値の体積とは、得られたエネルギ-を生み出すのに計算上必要な水素の体積を意味しています。 計算値=(モル数)・RT/p (モル数)=(電流)(時間)/2F R=8.3144J/K・mol T=273.15K p=10^5N/m^2 F=96485 C/mol 実験結果から、電流は0.463Aで、流した時間は168秒 分母となる使われた水素の体積は10(cm)^3、つまり 10^(-5)m^3でした。 数値代入すると、 (8.3144・273.15・0.463・168)/(2・96485・10^(-5)・10^5)=0.916・・・となります。 どこかおかしいところはあるでしょうか。 それともファラデ-効率というのは、学生実験で90%を越えるものなのでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • kenchin
  • ベストアンサー率56% (398/700)
回答No.2

私も全く自信がないのに解答していますので、トンチンカンだったら お許しを。 □ 私も計算してみましたが、間違っているようには思えないです。 ですから、実際にその効率だったと思われます。 ただ、少し気になった点は、圧力の部分ですね。 10^5N/m2ということで、0.99atmですよね? (ごめんなさい、古い人間なんでatmで考えた方が楽なんです。) これって、ゲージ圧そのままをぶち込んでいます? 一部のゲージは大気圧補正を受けますので、「その時の大気圧+ゲージ圧」が 実圧力になるんですが、ここら辺だけがどうなのかな?っと思いました。 □ >>それともファラデ-効率というのは、学生実験で90%を越えるものなので >>しょうか。 実際の装置を見てみないと解りませんが、燃料電池においてファラデー効率を 落とすのは、殆どの場合がクロスオーバー(※)なんですよね。   ※:アノード側に供給された燃料の一部が、消費されずに電解質     膜を通してカソード側に漏れ出す(透過する)現象をクロス     リーク(orクロスオーバー)と云います。 メタノール系ですとクロスオーバーが多くて90%を簡単にたたき出すことは 厳しいんですが、今回は水素を使われたということなんで、膜の材質次第では 有りうるのかなぁ~って感じです。

MP4-18
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 クロスオ-バ-というのは初めて聞きました。ファラデ-効率が落ちる原因が分からなかったので、とても参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • acacia7
  • ベストアンサー率26% (381/1447)
回答No.1

「ファラデー効率」というもの自体を忘れてしまっているので申し訳ないのですが・・・ 計算上は特に問題はないと思われます。 ただ、ここでファラデー効率として求められているのは「燃料の利用率」です。 つまり、燃料電池に投入されたH2を分母とし、 電気回路で消費されたH2を分子としているわけです。 通常、エネルギー効率は投入されたエネルギーを分母とし、出力のエネルギーを分子とします。 つまり、ファラデー効率では燃料電池に投入されたH2のエネルギーで単位をあわせたとしても、どの様な形でエネルギーが出力されたのかを考慮していません。 そこで、出力エネルギーの3分の1が電力として出力され、残りが熱になってしまう状態であれば、エネルギー効率30%といったことになるわけです。 近年の燃料電池の応用分野で注目される「コジェネ」では電力供給とともに熱の利用も行われることから、 総合エネルギー効率は80%を超えることになったりするわけです。

MP4-18
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 コジェネとはコ-ジェネレ-ションのことですよね?たしか排熱を利用するとか・・・ 参考になりました。ありがとうございました。

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