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【自動車】「シリンダをボーリングする」ってどういう

【自動車】「シリンダをボーリングする」ってどういう意味ですか? シリンダってなに?ボーリングってなに? 「シリンダは走っていると消耗するがボーリングすれば大丈夫」 なぜシリンダは消耗する? ボーリングするとなぜ大丈夫になるの?

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  • sailor
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回答No.2

まずボーリングですが、これは英語のBoringで円筒形の穴をあけるという意味です。井戸を掘ったりすることもボーリングと言いますね。ちなみにスポーツのボーリングとは関係ありません。 さてエンジンのシリンダーですがシリンダー内部では1分間に数千回という速い速度でピストンが動いています。もちろんオイルを使って摩擦を防いでいますが、それでもホンの僅かづつですが摩擦によって摩耗していくのです。また、ピストンとシリンダーが摺動するときにシリンダーの内部に掛かる力はどの方向にも同じようにかかるのではなく、ピストンとクランクシャフトをつなぐコンロッドという部品の向きによってすり減り方が変わってくるのです。本来ならシリンダーとピストンはピストンに嵌められたピストンリングによって気密性(気体を逃がさない性質)を保っていなければなりませんが、シリンダーが摩耗によって真円ではなくなったり、摩耗によって直径が大きくなってしまうとどうなるでしょうか?気密性が悪くなりシリンダーとピストンの間に漏れが発生してしまったり、エンジンの中にあるオイルがシリンダーの中に入り込んでしまったりということが起こります。これはエンジンの性能を悪化させる大きな原因になります。 さて、このようにシリンダーが摩耗してしまった場合はどうするのでしょうか? 新しいエンジンにそっくり取り換えるのでしょうか? まぁ、修正不可能なほど(例えばエンジンが焼き付いてしまうなど酷い状態で修正不可能なほどの傷がある場合)の場合はそうなりますが、ボーリングによってシリンダーの内面をほんの少しだけ削って、傷や歪んでしまって真円ではなくなってしまったシリンダーを修正してやるのです。当然ですがシリンダーを削るわけですから直径は大きくなってしまい元のピストンでは合わなくなってしまいますから、オーバーサイズピストンというほんの少しだけ直径の大きなピストンを使いシリンダーの直径もそれに合わせて削ります。オーバーサイズピストンはあらかじめエンジンのメーカーが部品として用意していて通常は0.5ミリから1ミリの間でいくつかのサイズが用意されています。 オーバーサイズのピストンとそれに合わせてボーリングしたシリンダーを使えば元通りしっかりとした気密性が得られるのでエンジンを元の通りの性能に戻すことができます。

japanway
質問者

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みなさん回答ありがとうございます

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回答No.3

シリンダーとは ピストンの動いてる筒状の空間、気筒ともいいます ボーリングとはその気筒の壁を削り落とす、棒の先に削る工具をつけたものをグルグル回して削る (大雑把にいってトンネルを広げるようなもの) 削った跡はメネジの細かいのみたいな筋がついてるのでとるため ホーニングということをします。三方に砥石をつけた工具でグルグル、上下動もさせる。 結果、砥石あとが交差するようになってればOK(クロスハッチと言います) 元のピストンはブカブカで隙間になりますからオーバーサイズのピストンと取り替えます。 磨耗するのはいくら潤滑油があってもシンダー壁とピストンが直接触れるから。ボールベアリングのようなものも磨耗します。 ボーリングして「大丈夫」というのは新しい状態に復元するから、といっても内壁に硬化皮膜をつけてるようなエンジンだと当然それがなくなって元通りとはいかない。

回答No.1

  シリンダーの中でピストンが上下してます。 つまり、シリンダーの内面はピストンで擦られ傷がついてきます ボーリングとは内面を再研磨する事です。 細かな傷をボーリングで取り除き滑らかな面にする事により新品と同等の性能を取り戻すのです、丈夫にはなりません。  

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