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Roamingフォルダの役目とは?
- Roamingフォルダはパソコンのユーザーフォルダ内に存在し、さまざまなアプリケーションの設定やデータを保存する役割があります。
- 具体的には、AdobeやApple Computer、Dell、Google、Macromedia、McAfee、Microsoft、Mozillaなどのサブフォルダが含まれており、それぞれのアプリケーションの設定ファイルやキャッシュデータが保存されています。
- Roamingフォルダはユーザーが異なるパソコンでログインした場合にも、アプリケーションの設定やデータを引き継ぐことができるため、便利な機能と言えます。
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>例えば半年以前の日付を有するファイルは削除しても構わない(あ るいは、そうした方が良い?)ものなのでしょうか? いいえ。 Roamingフォルダーはアプリの設定などをユーザーごとに保存する領域として正式に使われている領域でもありますから、OSそのものにプレインストールされているソフトウェア(Internet ExplorerやMedia Playerなど)やPCメーカーがインストールしているソフトウェアの初期設定が保存されています。 Roamingフォルダーに限らず(買ってきたばかりであっても)日付が古いのは、PCへインストールするOSのイメージを作った時の日付や、そこにインストールされているソフトウェアのインストールイメージ内の日付に由来する物なので、古くて不要というわけではありません。
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- narashingo
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フォルダの性質的なことから言えば、Roamingの上層にAppData(隠しフォルダ)があり、その下層に、RoamingとLocalがあると思います。 一般的には、ユーザーの使用しているソフト(アプリケーション)の「ユーザーの設定やデータ」を保存しているフォルダがRoamingの下層で、Localは、当該ソフトのキャッシュなどの一時ファイルを保存しているようです。 他にもあると思いますが、例外的には、例えば、Google Chromeの設定やデータ(UserDataフォルダ)は、Localの下層を使っています。 Chromeのリリース時には、プログラム本体も、Localの下層にApplicationというフォルダにインストールされていました。 したがって、設定とデータをバックアップするには、Roamingの下層フォルダをバックアップすると復元に使える場合が多いです。 FirefoxやMozilla Thunderbirdを利用している場合は、Roamingの下層にあるプロファイルフォルダをバックアップするとそっくり他のPCに復元もできます。
お礼
とても有益な解説をありがとうございました。
- unokwave
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それにはWindowsというOSの遍歴が関係しています。 WindowsはWindows XP(Windows 7の二つ前に売られていた)が登場する前にWindows MeというOSが売られていました。 Windows XP以降のWindowsはWindowsの歴史が語られる際に「Windows NT系」と呼ばれる代物です。 Windows MeはWindowsの歴史が語られる際に「Windows 9x系」と呼ばれる代物です。 Windows 9x系が登場する前はWindows 3.1というOSが売られていました。 Windows 3.1は、Microsoftが最初に手がけたOSであるMS-DOSというOSに、Mac風のグラフィカルウインドウ機能を持たせる「Windows」が進化してできあがった製品です。 このMS-DOSにはユーザーや権限という概念がありません。 Windowsも長らくユーザーや権限の概念がなく、Windowsが初めてネットワークに対応したWindows 3.11(日本では未発売)で初めてログイン機能が付与されました。 しかしながらWindows 9x系に至るまで、Windowsには権限という概念がありませんでした。 こうしてWindowsは最高レベルの権限(OSを破壊することも可能)でソフトウェアを利用するのが当然という世界となりました。 Windows 9x系の開発と平行してMicrosoftはWindows NTを作っていました。 Windows 9x系はWindowsの過去のソースコードを継承して作られたのに対し、Windows NTは真っ新な状態で作り、当時パソコンより上位のコンピュータでは常識だった権限の概念が導入されました。 ところがWindows NT系はコンピュータの事をわかっている人以外からは見向きもされず、また権限の概念を導入したことで動作が遅く、当時のハードウェア性能に対して動作が重かったため殆ど売れませんでした。 そうしてWindows NTは徐々にWindows 98x系に歩み寄っていく事になるのですが、Windows NT系の実行にハードウェア性能が追いついたWindows XPになる頃には、権限の意味を理解せず、Windows NT系も管理者権限ですべてのソフトウェアを利用する悪習が広まっていました。 権限をきちんと利用するにはソフトウェアも一般ユーザー権限で動かすことを意識した作り方が必要で、ユーザーだけで解決できる問題ではありません。 ところが当時のWindowsソフトウェアの開発者達は、Windows 9x系の経験を踏襲していて、ユーザーでもある彼ら自身が管理者権限でソフトウェアを利用し、権限を意識していませんでした。 これがWindowsでウイルス等の猛威を抑制できない根本原因となります。 Windows Vista(Windows 7の一つ前のOS)に、この問題の対処機能が実装されました。 ひとつはUACという、画面がフラッシュして管理者権限で実行する事への承諾(警告)を求める機能、そして管理者であってもソフトウェアは通常管理者権限では動作させない処理の実装です。 更にもう一つが、ソフトウェアの設定等を保存していた領域(Program Filesフォルダー)が元々管理者権限でしか書き込めず、セキュリティ的にその変更が好ましくない事への対処です。 管理者権限でソフトウェアを動かさない事からProgram Filesへ書き込めなくなり、所在をなくし彷徨う(Roam)ファイルの置き場所としてAppData¥Roamingフォルダーが用意され、一般ユーザー権限によるProgram Filesへの書き込みがWindowsによって強制的にAppData¥Roamingへリダイレクトされるようになりました。
補足
コメント、ありがとうございました。 私には内容が難し過ぎるのですが、想定外の「OSの遍歴」を、いつ roaming の意味に相応しい記述が登場するかワクワクしながら読ませて いただきました。 Roamingフォルダ内に作成されたサブフォルダの[更新日時]は結構古い ものばかり(2010~2014 に年平均3.5個)で、今年になってからは1月 と2月に1個ずつです。 その中の1個の Microsoftフォルダ内には実に 38個のサブフォルダが 作成されております。 しかしながら、Roamingフォルダ内の全2992個のファイルの内、本日 (2016/09/06)の更新日を有するファイルが、実にもう 118個もあり ます。 この事実から、「チャンと働いているンだなぁ」と勝手に思う次第で すが、Roamingフォルダのサイズが 287MB も(しか?)あるところか ら、例えば半年以前の日付を有するファイルは削除しても構わない(あ るいは、そうした方が良い?)ものなのでしょうか?
お礼
了解しました。 この度は大変お世話になり、誠にありがとうございました。