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仲裁裁判所の判決(裁定)
仲裁判断の以下の意味する内容をお教えください。 法的拘束力があり従う義務があるが、強制力や罰則規定はない。 罰則のない自治体の条例のようなものですか(この条例にも法的拘束力があるというのでしょうか)。 よろしく、お願いいたします。
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罰則のない自治体の条例のようなものですか (この条例にも法的拘束力があるというのでしょうか)。 ↑ 拘束力には、まず道徳的拘束力しか ないモノがあります。 それを超えて、法的拘束力が認められる モノがありますが、その中でも ・宣言的な効力しか有しないモノ ・罰金などを請求出来るが、提訴は出来ないモノ ・提訴して罰金などを請求出来るモノ などという段階があります。 仲裁裁判所の決定は、単なる道徳的レベルの ものではなく法的効力を持ちます。 しかし、それを実現させる効力までは ありません。罰金もありません。 そういう意味です。 簡単に言えば、道徳で決まっているから守れ というのと、 法律で決まっているから守れ、という だけの違いです。 法律で決まっているから、とした方が強い 感じがするだけです。 世間の風当たりも強くなるだろう、ということです。
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- fujic-1990
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質問者さんのプロフィールを拝見に行きましたが、ナニも書いてないので、どういうレベルの説明をすればいいのか分からないので、ザックリとした説明をします。 仲裁裁判所の判決も、日本の裁判所の判決も、同様に「法的拘束力」と「判決に従う義務」があります。同じです。 そこまではいいでしょうか。 違うのは、日本には「日本国政府」があり、地球には地球政府がないという点です。 日本にいる人間、海外にいる日本人は、法律の「下」にいて、日本の政府は、法律に規定さえすれば人を絞首刑にだってできるだけの権力を持っています。判決に従わなければ、身柄を拘束したり、財産を取り上げたり、刑務所に入れたりもできます。 それが強制力です。事前に、法律で「従わないと××するよ」と定めておくのが罰則です。 ところが地球には地球政府がないのです。 それぞれの「国」が最高の存在なのです。国が国連などの組織の上にいるのです。 もう一度書きますが、人間は法の下にいるので、「俺はこの税法はイヤだから無視する」とは言えませんが、国は「我が国はこの条約はイヤだから無視する、加入しない」と言えるのです。 国の権力が最高で、仲裁裁判所の判決に従がおうとしない国に従わせる超権力が地球には無いのです。 権力が無いから、判決を無視した国や国の元首の身柄を拘束できない。罰金などで財産を取り立てる警察組織も無い。絞首刑もできない。 いやがる国家を、無理矢理従わせることができないのです。強制力が無い、というのはそういうこと。 「罰則」規定をつけた条約を作っても、そんな条約は悪い国(判決を無視するような国)ほど加入しないから、効果がない。だから条約(国際公法)に罰則はつけない。 罰則がナイ、というのは、そういう流れです。 ※国際私法という分野の条約には罰則がありうる。
お礼
お返事をいただき、ありがとうございます。 地球規模での縦社会制度を知りえたような感じです。 国連の上に国があるのですね。国連制裁、実効性がないのでしょうね。 特に常任理事国が独善的なら。
- m-karlee
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内容を拝見した限り 【法的拘束力があり従う義務があるが、強制力や罰則規定はない。】 法律で禁止されているけど無理やり守らなくても良くて罰とか逮捕出来なくて、罰金とかも無いんだよって事ですね。 恐らく民事ですかね❓
お礼
お返事をありがとうございます。 なにか、理解しにくいです。
補足
国連海洋法の仲裁裁判所の裁定(判決)の効力を[ ~ ]と、 表現してありました。
お礼
お返事をありがとうございます。 なんとなくですが、分かったような気がします。