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著作権・盗作の範囲は?創作の際に注意すべきポイント
- 短編小説を書こうと思っているあなた。ビジネス書を参考にして作品を書く場合、どこまで取り入れることが許されるのか気になりますよね。著作権や盗作の問題に触れないためにも、注意が必要です。
- 盗作や著作権侵害を避けるためには、ビジネス書からの引用を適切に扱うことが重要です。全文引用や大部分の引用は避け、部分的な引用や再構成をすることを推奨します。
- 具体的には、ビジネス書から得た情報を自分なりに解釈し、オリジナルな形で表現することがポイントです。商品開発のプロセスについて知りたい場合も、情報の一部を取り入れつつ、自分のアイデアを加えることが大切です。
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質問者が選んだベストアンサー
引用でないって事なら、良くあるのは、そういう書籍を参考文献にしているパターンとか。 ただし、小説が別の小説を参考文献にするってのは、ちょっとかっこ悪いですが。 丁寧に段取り踏むなら、これこれこういう小説を書く、これこれに応募する、出版するので、出版社宛に参考文献として利用、掲載させて頂きたい、問題あるなら連絡願いますとかって、一方的に連絡。 普通は、泣き寝入りと言うか、イチイチ対応するのも面倒だししょうがないねって話になるパターンが多いです。 めんどくさい返事が来るとかなら、別の書籍を参考にするとかの方が良いでしょうし。 あるいは、同様の書籍をいくつか参考文献にすると、どの書籍のどの部分を参考にしてるのか?とか権利関係がめんどくさくなって、追及なんかする気も失せるとか。
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- eroero4649
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盗作となると基本的には文章を抜き取ったりすることを指すのではないでしょうかね。私もビジネス書は読みますが、ビジネス書から小説にするのに盗作が起こり得るというのがどういうことを想定されているのかがちょっと分かりません。 ビジネス書をモチーフにした小説と聞いてパッと思い浮かんだのが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」ですが、この場合はドラッカーの名前が堂々と出ているので、日本でドラッカー関連の権利を持っている会社に断らないといけないでしょう。しかしまさか質問者さんもビジネス書の本文をまるまる抜き取るわけでもないでしょう? 商品開発のプロセスなんて、会社によって全然違うと思います。下(社員)から「こういう商品を作りたい!」ということもあれば、上(社長)から「こういう商品を作れ!」といわれる場合もあるでしょう。「同業他社がこんな商品を出して大ヒットしている。訴えられない程度にパクれ!」ってことだってあるでしょう。 会議で吟味しながらまとめていく会社もあれば、会議はあくまで確認の場に過ぎない会社もあります。トップダウンで意思決定が早い会社もあれば、責任者のハンコが揃わないと前に進まない意思決定が遅い会社もあります。そこをいかに「想像」して「創造」に結びつけられるかが作家の腕の見せどころなわけです。 マンガ「ブラックジャック」は手塚治虫が医療知識を持っていたから非常にリアルな話である、といわれています。しかし医療関係者からすればやっぱり荒唐無稽です。内科じゃないと治らないような病気もブラックジャックは外科手術で治してしまいますからね。手塚治虫が偉大なところは、「荒唐無稽な話だけれど読者にはリアリティを感じさせる」ところにあります。だから必ずしも「本当に近い」必要はこれっぽっちもないのです。 小説というのは、「いかに上手にウソをつくか」ですよ。
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ご回答いただき、ありがとうございました。
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ご回答ありがとうございます。 文章については、全く抜き取るつもりはないのですが、心配なのは商品の企画プロセスの部分です。本に載っている企画プロセスの内容を詳細に書いてしまうと、どこの会社の話だ、と特定されてしまうおそれがある、ということです。初歩的な質問で申し訳ないのですが、特定されてしまうとまずいですよね? 小説なので、商品開発の部分はあくまでぼんやりさせるというか、どこの会社と特定されないよう普遍的な感じで書いておけばいいかなと。
- kuronekofan
- ベストアンサー率56% (229/402)
追加質問について 他の業界の企画事例やプロセスも読んで、だいたい類似するプロセスのところは 問題ないと思います。稟議書書いたり、比較検討したり、役員の検討会があったり そういう事はどこの企業も同じようなものなのですが、幾つかの企業の企画手順や 他の業種でのプロセスはやはり知っておく必要はあります。 「麹」を扱うとの事ですので大学の醸造学科なども取材すると良いです。 薬事とか品質標準(ISO9000)とかが関わる時もあります。 企業の企画手順は似ていますが、詳細は企業ごとに異なります。 逆に言うと、特定の情報をそのまま下地にすると、「A社のことだ」とわかってしまうことすらあります。なんとなくわからせる事が却って面白さを出す事もあります。<普通はこういう手順を取る事が多いが、この企業ではこうだった。>といった表現は、元々の標準的なやり方を知っている必要があります。 その意味で、取材することは必要です。 広報部に申し入れれば、新規案件の企画プロセスや、品質管理プロセスを教えてもらうことは可能です。場合によっては見学させてくれるところもあります。 取材し、見てきたことに裏打ちされている文章なら自信もつきますし、 「A社にそっくりですけど」と言われても「はい、数社に取材しましたが、A社のことではありません」と断言できます。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。
補足
ご丁寧に回答いただき、ありがとうございます。大変助かります。 実は取材の申し入れはいくつかしているのですが、企業秘密ということで商品開発プロセスは教えていただけず、その関係で見学も難しい状況です。 読んでいる本は特別に何社かの商品開発の企画書を載せているもので、おそらくここまで詳細に書かれている本は他にないものと思われます。 特定の企業の特定の商品についての商品企画が載っておりますので、詳しく書いてしまうと、どこの会社だ、というのが分かってしまうと思います。やはり分かってしまうとまずいんでしょうね>< ですので、ご回答いただいた通り、会社を特定されないように、商品開発プロセスの部分の描写はある一定のラインまでに、ある意味普遍的で他社でもやっているというレベルまでにしておいて、特定されないよう工夫が必要なのでしょうね。 創作というのは難しいですね。「風に舞い上がるビニールシート」という森絵都さんの作品は、外務省や国連の難民高等弁務官についてかなり具体的に書かれており、ここまで書いてしまってよいのかな、と思ってしまうのですが、やはり今回のものとは話が違うのでしょうか。
- kuronekofan
- ベストアンサー率56% (229/402)
著作権と、盗作問題は別です。 著作権はアイデアは保護されず、同じ表現をデッドコピーすると侵害となります。 小説でいうと、別の書籍の文章をほぼそのまま載せてしまうこと。 (論文盗作などで起きるようなことですが) しかし、盗作問題は別で、文章のスタイル、プロットがかなり類似していたりすると、登場人物の名前や言動、途中のストーリーが多少異なっていても、ストーリー性などについて盗作ではないかと疑われます。こちらは法律上問題ないとされたとしても、業界の信用を失ってしまいます。 つまり、盗作は業界常識がルールで、著作権は「著作権法」の法律(とそれに基づく文化)がルールです。 あなたが参考にしているビジネス書をもとに小説を作ってもほぼ問題はありません。 ポイントは、大同小異、その業界にとって共通するプロセスのことは問題になりません。 また事実や公開された内容、白書などの公刊情報については盗作も著作権も関係ありません。 (新聞記事の文章は著作物 文章の対象となった事件などは事実です) 留意するとすれば、ビジネス書などには時々、特定の事例が紹介されていることがあり それはビジネス書の著者が個別に取材した事例を紹介しているケースが多いです。 それを小説のネタにすることは避けなければなりません。 ご自分で同様ケースを取材し、それに基づくのが良いのです。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。
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ご回答ありがとうございます。 ビジネス書をもとに小説を創作しても問題ないとのこと、安心しました。 お伺いしたいことがあります。本には実際に店頭に並んでいる商品の企画プロセスも書かれているのですが、詳細な部分まで小説に取り入れても問題ないでしょうか?名前を出すと、麹を使った商品で、具体的なプロセスが書かれているのですが。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。