- ベストアンサー
面白い純文学
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
fkl16454さん、こんにちは。 >最近趣味で書いている小説が、行き詰っています。 私も行き詰ってます(笑) 数年がかりで書いた大長編を全面改稿しています。あー、うんざり。 吉行からサリンジャーまでとはまた幅広いので・・・ここ数か月で読んだ中から選びました。 ○『夏の黄昏』 カーソン・マッカラーズ(村上春樹訳では「結婚式のメンバー」) 事実上3人(思春期の少女、年少の少年、黒人のメイド)の登場人物。くそ暑い南部の夏の居間。少女はひそかにある計画を立てていた。 村上役は読んでいません。なお、同じ作者の「心は孤独な狩人」は私的オールタイムベスト10入りです。 ○『イラクサ』 アリス・マンロー 村上春樹を蹴落としてノーベル賞を受賞した短編作家です。表題作と「熊が山を越えてきた」は大傑作。とくに後者は熊も山も出てきませんが読後感がそれ。 ○『聖なる夜』 セルマ・ラーゲルレーヴ 「ニルスの不思議な旅」の作者です。 神様の素晴らしさを見ることができるのは、ロウソクやランプの光があるからではなく、月の光や太陽の光があるからでもない。大切なのはそういう目を持つということなのだよ。 ○『失われた地平線』 ジェイムズ・ヒルトン 「チップス先生さようなら」の作者です。桃源郷の物語。 武力によるも安全ならず。権力からも救いは与えられず。化学に問うも答えはないのです。 あらゆる文明の花が踏みにじられ、人間界のすべてのものが巨大な混沌へと堕ちてしまうまで この嵐は荒れ狂い続けるでありましょう。 ○『黒の過程』 マルグリット・ユルスナール 昨日読み終わりました(笑) 架空の錬金術師ゼノンの伝記です。 人間や環境が幸福をぶち壊さないときには、幻影が幸福を脅かすのだ。
その他の回答 (3)
ノーベル文学賞は、キリスト教の基準で選ばれることが多いですよ。とだけ書いておきますね。 キリスト教世界ではこれが心に響くのだという異文化を楽しむ、という読み方などの点では純文学にも通じると思いますが、ファンタジーにも通じるので合わないのかもしれませんね。 ご希望に添えず残念です。
お礼
回答ありがとうございました。 いいえ、一つ賢くなりました。ダメって自分で決めてしまうと本当によめないのですが、読書家の方だとどんな本でも読めるようですから、私は読書家ではないか、邪道のようです。本物の読書家になりたいです。
日本ファンタジーノベル大賞の作品が面白いと思います。 http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/archive.html もうご存じかな? とりわけ佐藤亜紀さんなどはダークな内容で文章力がすさまじいので、純文学好きにもクリーンヒットすると思います(笑) 大衆小説な感じの読みやすいものが多いですが、文章力には定評があると思います。特に古いものほど。 最近の受賞作は私はいまいちだと思う。 基本的に私は大衆向けのちゃんと面白味があるものが好きなので、佐藤亜紀さんくらいしかおすすめできず申し訳ない。 そして大衆向けだとしても、小野不由美さん森見登美彦さん、柏葉幸子さん(児童書)くらいしか思いつかないですがおすすめです(笑) あとはノーベル賞作家の本も、純文学好きならいけるとは思います。私は暗さに耐えれなんだが。 すでに読んでいそうですがカラマーゾフの兄弟とかも、さすが文章がすごくいいですよねー! 訳者によるところも大きいですが 文章力での好き好きでは延原謙さんの文章が私は好きです。大衆向けになるかと思いますがシャーロックホームズシリーズをもしお読みになるときはぜひ延原謙さん版を。ぜひぜひ。
お礼
回答ありがとうございます。 私、書いておくべきでしたが、ファンタジーモノはダメなんです…ミステリー小説とかなら読みましたが、どうしても肌に合わないというか…。 ノーベル賞作家の本、いったいどういう基準でこの人が選ばれたんだと首をひねりたくなるような作家さんたちもたくさんおられるので、基本に立ち返って内外の古典を再読してみるのもいいかな、と思いました。
- show1968
- ベストアンサー率32% (533/1617)
児童文学や詩を時々読まれるという事で、お勧めするのですが、 「のはらうた」工藤直子著 ネットで検索されると書評等出てきますのでまずそちらを見てみてください。 子どもがいるので小学四年の国語の教科書に載っていて読み、親子してはまりました。 触発されて詩を書くようになった娘は、 五年生の時市文芸祭で三位に当たる教育委員会長賞を頂くほどでした。 貴方にも響きましたら幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。(一度お礼したつもりで、実際はちゃんと入力できていなかったようです。お礼が遅れて申し訳ありません) Amazonで確認してまいりました。谷川俊太郎さんの「ことばあそびうた」の本の装丁とよく似ています。是非読んでみたいと思います。
関連するQ&A
- 文学的に評価されているライトノベルを教えてください。
文学的に評価されているライトノベルを教えてください。 正確に分類するのは難しいかもしれませんが一般的にライトノベルとされる作品、つまりライトノベルというジャンルが成立してからのもの(昔の児童文学などは含まない)で、文学的な評価が高いものを教えてください。 ここで言う文学的な評価とは、エンターテイメントを含む広い意味での小説としての評価ではなくてあくまでも純文学的な評価のことです(純文学もエンターテイメント化してきてるよ的なつっこみはナシで・・・)。 例えば文学畑の小説家や評論家が評価しているとかそういうライトノベルを知りたいです。 ちなみに筒井康隆が書いたライトノベル、とかそういう系統のものはナシで、あくまでもライトノベル作家の作品でお願いします。 知っている方は知っているだけ挙げて下さい。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- ノーベル文学賞は大衆文学作家でも受賞できるの?
よくノーベル文学賞は純文学作家や純文学作品が対象だと聞きます。 しかし、なぜなのでしょうか? 日本人作家なら、日本社会の抱える問題に向き合い、コミットメントな小説を書き続けること、そして小説を通して(直接に運動したりでもいいですが)社会にうったえ続けることが、ノーベル文学賞の受賞には大切な要素な気がしますが、それに純文学か大衆文学かは関係ない気がします。 大衆文学作家でも相応の小説を書き続ければノーベル文学賞に近づくのではないでしょうか? ※質問の答えになっていない、質問文の間違いを指摘して終わり、といったような回答はいりません。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- お勧めの中~短編小説
こんばんは。 最近読書していて行き詰っています。 読みたいと思えるものが無いのです。 今までに読んできた本はサリンジャー、吉行淳之介、谷崎潤一郎などです。北原白秋や萩原朔太郎の詩も好きです。童話ですが宮沢賢治も好きです。 以上の傾向に沿うような、または「沿おうが沿うまいが悪意なし、下心抜きで、私は断然これが面白い!!」といった方のご回答もお待ちしております。 面倒かもしれませんが条件です。 (1)中~短編の純文学。国内外問わず。 (2)読後感が爽やか (3)残酷な話や暗い話、官能小説の類はスルーします 人生にも小説にも行き詰っている所なので、 新しくのめりこめる小説を探しています。 よろしくおねがいします。
- ベストアンサー
- 小説
- 純文学の定義って何ですか?
小説を大衆小説とか純文学とかってカテゴライズしますよね。 大衆小説=エンターテイメントと捕らえると、小説の娯楽としての性質上すっきり理解できるのですが、純文学というのが何なのか良くわかりません。 江戸時代の娯楽としての歌舞伎が現代では古典芸能になったように、明治時代の大衆小説としての文芸が現代の純文学になった。 つまり、明治大正昭和的雰囲気の小説のことを指すと考えていいのかなとも思ったのですが、なにか分類の定義か指針があれば、教えてください。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- ノーベル文学賞について。
ノーベル文学賞は通俗小説作家には与えられない、と一般的に見なされているみたいですが、例えば、直木賞などの大衆文学の賞を取った後に、純文学系統のノーベル文学賞向きの小説をいくつか出版して評価された場合、ノーベル文学賞を受賞できる可能性はあるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 小説
- 小説であるか否かの区切り。
小説であるか否かの区切り。 簡単に教えてください。 小説って、どれが小説で、どれがそれ以外のものになるでしょう。 小説ってnovelで、純文学や大衆文学がそれですよね。 村上春樹の作品は小説。 じゃあ、ライトノベルは小説ですか? ちなみに私は、ケータイ小説が小説の名を語っているのが許せません。 文体が許せないっていうか、あんな軽いものが小説なのでしょうか? ケータイ小説は全く読まないし、ライトノベルもあまり興味がないので。 具体的な作者名は出てきませんが。 どちらにせよ「あたしユキちゃん。17歳の高校生☆」みたいな書きだしの物が村上春樹(そこまで行かなくても綿矢りさでもいいです)と同じ土俵に立てるとは到底思えません。 じゃあ、小説ってなんですか? ウィキペディアは見ましたが、定義までは書いてありませんでした。 独り語りというか、自分語りというか、自分だけの世界というか、独り言のように書かれているのがケータイ小説だと思うのですが。 湊かなえさんの告白は、特に第一章、完全に森口先生の語りしか書かれてませんが、あれは小説です。 何が小説でケータイ小説はどこが小説じゃなくてライトノベルはどうなるのか教えてください。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- 文学少女好きに薦めるライトノベル
自分は、文学少女のシリーズが大好きな人間です。 自分が文学少女シリーズがいいと思う理由は、 何も起こらない時は明るい感じだけど、 暗くて、せつなく、人間性の出る小説だと思うからです。 こんな自分に薦めるライトノベルはありますか? できたら、そのライトノベルの紹介をしてくれると 嬉しいです。 参考までに、自分はMemories Offという ゲームも好きでした。
- 締切済み
- 書籍・文庫
- 純文学・大衆文学
最近気になって仕方がないのですが、純文学と大衆文学の違いとは 何だと思われますか? 学術的な定義はよくわかりませんが、自分自身は ・純文学→人間や生き方を追求。人の内面世界を重視。固め暗め。 ・大衆文学→ストーリー自体の面白さを追求。エンターテイメント性重視。軽め。 という風なイメージを持っています(個人的には大衆文学の方が好みです)。 でも、最近、「純文学はエンターテイメント性は低いのか?」「大衆文学 だって、人間を深く描いているものもあるじゃないか」、という疑問を 持つようになり、「純文学・大衆文学の違いってなんだろう」と思うように なりました。特に、純文学って何?、と。 知人とそのことについて話したところ、「自分は純文学と言われる本は 嫌い」とのこと。理由は、「作者も登場人物も自分(の世界)に酔ってる 感じがする」「内面がドロドロ書いてあって、書いた本人はスッキリ、 読んでる方はどんより。わざわざ暗い気分になるために本を読みたくない」 からだそうです。これは、その場のノリで話した内容なので、極端な言い方 だとは思いますが、私自身が「読後感がスッキリ爽やかな明るい純文学」に 出会ったことが無かったので、少し納得したりも(笑) 線引きや言葉の定義について深く考えることもないかな、とも思うのですが、 何となく気になるので、純文学と大衆文学の違いやそれぞれの魅力について 皆さんの意見をお聞かせ願えればと思います。また、それぞれのお薦めの一冊、 というものがありましたら教えていただけると嬉しいです。範囲が広すぎる とは思いますが、あえて!特に、明るい純文学を知りたいです。 内容の薄い質問の割に、うまくまとめられず長くなってしまい、失礼しました。 お時間のある方、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 読書好きの方へ。
自分は読書が好きです。純文学や哲学書、果てはライトノベルまで、何でもかんでも読んでしまう人間です。 そこで、皆様に質問させていただきます。お暇なら、お答え下さい。 1)あなたが本をよく読むようになったのは、いつ頃からですか? 2)好きな作家を三人挙げて下さい。(たくさん挙げてもらってもかまいません) 3)どんなジャンルが特に好きですか? 4)嫌いなジャンルはありますか? 5)ライトノベルは読みますか? 6)純文学は読みますか? 7)海外小説と日本の小説なら、どちらが好きですか? 8)本の購入基準が表紙によって左右される事は多いですか? 9)最近の小説業界について、何か思う事はありますか? 質問数が多くなりましたが、宜しく御願い致します。
- 締切済み
- アンケート
お礼
回答ありがとうございます。 海外の作品は古典でもあまり手を出せていません。なのでお詳しい方のおすすめはとても参考になります。是非読んでみようと思います。