コンプレッションドライバー。好きです

質問

時代は変わったのですね。もう、コンプレッションドライーバーの時代は終焉なのでしょうか？あの「ハンマーが、ブッ飛んでくるような」音が好きです。あの「ジルジャンのカッツーン」が好きです。サックスは「リコの４番が」いいです。
ちょっと体を壊して、１５年ほど入院していました。で、本当に久しぶりにオーディオショップに行ったのですが......。
違う世界でした。
店員はやたら「サラウンドが...」ばっか。いいから「LE-8T」聴かせろ。と、言っても。無理。どなたか、ドライバーでガンガン鳴らしてるかたおりませんか？
それとも、もう、おしまいなのでしょうか？
レコーディング自体が、モニターがヘッドフォンらしいですし。
結局、B&Wあたりに行くのでしょうか？
これも。歳？　なのでしょうか？
さみしいです

回答No.1

John_Papa · ベストアンサー

こんにちは。

時代は移り変わってますね。
最近の傾向は、ダイナミックレンジが潰れた音が流行です。『他では聞こえない微細な音も聞こえる』とか言って喜んでます。あれは直線性が損なわれてダイナミックレンジが潰れている事の裏返しなんですけど。そのような音が好みの人にはコンプレッションドライバーの小気味よさは正当に評価できないでしょうね。

数の上ではコンプレッションドライバーは大活躍しています。
『スピーカーから少し離れないとまとまりのある音にならない』それはサイズからして一理ありますが、最近では使用帯域を工夫してコンパクトにまとめるようになってきてます。
コンプレッションドライバーの音を聞きたければＰＡ用の良質なスピーカーをどうぞ。
パッシブスピーカーとしては、Electro-Voice TX1152がいろんな意味で有名です。キャビネットの仕上げは雑ですけど魅力に目覚めた人達が自宅に持ち込んでます。

また、ここ数年でDSPやアンプ内蔵になって、周波数特性とか位相特性などがコントロールされ、スピーカー単体の能力以上の音を引き出すようになってます。
例えば
http://www.boschsecurity-jp.net/dcms_media/other/EV_eds_ETX12P.PDF
http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/speakers/dsr_series/specifications.jsp

DSP次第でETX12Pのライブモードのようにスタジオモニター以上の特性も可能です。近未来的にはスタジオ用のラージモニターもこの方式で復活するのではないかと思います。
ま、用途としては正当にコンプレッションドライバーの存在意義を引き継いで発展させていると言って良いのでしょう。

お礼

詳しい資料を有難うございます。やはり「EV」ですか。私も大好きです。

回答No.2

6750-sa

仕方ないと思います
自分も荒っぽいけどキレの良いサウンドの魅力は捨てられませんが、ほとんどの人は「ガンガン」鳴らせない環境で生活しています
最高の装置（ホーン＆ドライバーや15インチWウーファー）を所有できても、ささやくような音量でしか鳴らせないとしたらストレスがたまるばかりですよね
だったらいっそう「キレイ」な音に目的を絞って聴くほうがいいかもしれない
そんな流れじゃないのかと思っています
その裏返しで、現代の若者はコンサートで「ガンガン」ハイパワーサウンドに酔っている傾向が強いそうです
コンプレッションドライバーはエネルギッシュなPAサウンドで本来のああるべき場で大活躍してますよ。

お礼

そうでしたか。PAではガンガンなんですね。少し安心しました。消える運命かとさえ思っておりましたので。