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宇宙の膨張とは?その根拠とは何か?
phobosの回答
回答No.9です。 ご質問の主旨が > 宇宙の可能性は無限なのにどうして1つの話に収束しているんだ? > 私の収縮説の話は、便宜的に1つのたとえ話をしているにすぎません。 とのことなので、やっと話が見えてきました。 それでしたら答えは簡単です。 宇宙がどのような仕組みで出来上がっているかについて空想を広げるだけならば、確かにイマジネーション次第で無限のバリエーションを考え出すことはできるでしょう。 それらは各国各民族の神話や様々なSFの中に見いだすことができるし、良くできたものは我々を楽しませてくれますし、自分で考えていくのも楽しいことです。 しかし質問者さんが問題に取り上げている「天文学」の業界ではそれでは通用しません。 なぜならば天文学は「宇宙の真実の姿」を厳しく追及する専門の場だからです(他の科学分野でも同様ですが)。 天文学の研究者達が真実を追求する厳密さ・厳格さは、あなたや私の想像以上のものがあると思いますよ。 そこが、あなたや私など気楽な空想愛好家とプロの学者との大きな違いでしょう。 「無限の可能性」のある考えの中から、先の回答文中に挙げた1)~3)の厳しい検証をパスして、「最も真実に近い考え方」として残ってきたからこそ、「一つの話に収束」しているのは当然です。 専門家でさえ今さら疑問をはさむ余地がないから「宇宙膨張説」が定説として広く認められてきたわけです。 「権威に従って右に倣え」する場面が学者の世界にも政治的には何かしらあるかもしれませんが、少なくともこういった定説の解釈については、それはあり得ません。 > みなさんは私への説明として「赤方偏移」とおっしゃいますが、 > それも実際は仮説なのではないでしょうか? 質問者さんは「アイディア(空想)」と「仮説」と「定説」を混同しておられるようです。 学問の世界では、先に上げた検証条件の少なくとも1)2)をクリアして初めて「仮説」と呼ばれます。 「宇宙膨張説」は3)も含めた厳しい試練に耐えてきた「定説」で、現代天文学の土台です。 「アイディア」一本で突き崩せるほどヤワな土台とは思えませんが、挑戦することを止めはいたしません。 ただ、私としては、回答No.9の繰り返しになりますが、そのアイディアをSFの舞台設定の形で広げた方が面白かろうと思う次第です。 とはいえ、天文学が強固な土台の上にあぐらをかいた学問かと言ったら専門家に怒られることでしょう。 天文学の高度な最先端の分野では、今日もそれぞれの研究者が個人や派閥のプライドをかけて地道な観測や深い思索を重ね、学会の場では仮説を掲げ合って丁々発止と論戦していることでしょう。 ただ、残念ながら、どんな議論がおきているのかすら素人の私には理解できていませんが……。
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