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市場調査会社

お世話になります。 とある業界の「矢野経済研究所」さんの調査レポートを見ましたところ、 ここ数年先まで右上がりに成長すると示していました。 これはある程度確度が高いと見ていいものでしょうか? それともまったくあてになりませんか?

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  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2800/7250)
回答No.2

どの視点で何を評価するか、です。 別の話でしたほうがわかりやすいので、まず、あなたがボールを持っていると考えてください。 そのボールを手から離してください。 1秒以内の行動ならまず確実に断定できます。 加速度がついて落ちていく、といだけであり、まず外れることはありません。 2秒後ならどうか。 地面に当たり、地面の状況によって跳ね返るかどうか。 跳ね返るとしたらどちらの方向にいくか、この辺はいくつかの予測が出てきます。予測は絶対あたると言えません。 1時間後にそのボールがどうなっているか。 これはなんとも言い難い。予測不可能です。 どこかに静止した状態でいるのではないか、という仮定ももっともらしいし、誰かにけられたりしてはじけまくっているかもしれません。 天気予報を考えてください。 いま、天気予報といわず気象情報というようですが、その理由は、予報が外れると言われるからです。 2時間先の雨の予測、ということであればまず100%に近いぐらい当たります。 明日の天気。これも相当当たると言われる可能性がある。 でも、100人に自分の居場所で自分が見たと思う天気を報告してもらうと全員が同じ答えを言わないのが普通です。 土砂降りの雨だったり台風だったりすれば、全員が同じ天気を報告しますから、100%当たったと言えますが、晴や曇り、雨の場合はそうはいかない。 3人が晴れているといい、6人が曇りだといい、1人が雨だと言う可能性があります。 スマホのYahoo天気なんかでそれ、やっていますね。 これ、もちろん誰も嘘をつかず正直に言っていることを前提とします。 天気予報が曇りだとしたら、この場合当たっているのですか外れているのですか。 ひとつの地域には広さがあります。たまたま日が当たっているところもあり、パラついてるところもあっておかしくありません。 でも、気象情報としていうのであれば、ある地域を一括して言う必要があります。 それは取得した気象データを総合して判断するわけです。 一種の統計解析です。多数決をしているわけではありません。 その結果、天気予報は「当たるものだ」と思う人と、「外れるものだ」と考える人が居ます。 これは何を職業としているかで変わります。 サラリーマンの場合は、通勤時に雨が降っているかどうかだけが問題です。このレベルで考えたら天気予報はほとんど当たっています。 農業をしているなら微妙なところで神経質になります。思った風が吹かないとか日当たりが良すぎるなんかで一喜一憂するのです。 だったら彼にとっては天気予報は信じるに不足な情報にすぎません。 矢野経済研究所の話になります。 これは、おそらく過去にさかのぼって結果だけで判断するということを統計的な見方でやるなら、ほとんど全部の予想が当たっているはずです。 なぜなら、その視点で歴史としてみたら、もう自分のことではなくなっていますから、痛くもかゆくもないからです。 歴史までいかなくても、過去のことであれば、資金繰りに苦しんで土地を手放そうと思ったりしたことが、結局どうにかなったのであれば、恨みもあまり感じません。 もしそこで破産を経験したりしたのなら、矢野経済研究所は嘘つきだ、ということになります。 未来の話にしましょうか。 国家全体をみて景気が上向きだあるいは停滞だとみるのはできますし、まず間違っていません。 そしてその観測をもとに明日のことを予測するのはおそらく100%当たります。 1年後も大丈夫でしょう。だけど100年後の話は別です。 とはいえ、全体として上向きのものであっても個別が全部そうだとは言いきれません。 どんなに景気がいいと浮かれている状態でも事業が下向きになる会社もあるのです。 なんとか景気のときに全部の会社が儲けているわけではありません。 では矢野経済研究所は嘘つきか、そんなことはありません。全体で見て言っていますから。 経済が上向きだからうちの会社も大丈夫だろう、という話はあり得ません。そこを勘違いなさると、経済分析だとか経済予測はすべてうそっぱちになります。

maroyakaponzu
質問者

お礼

全体で見るということですね。 納得できました。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10491/32992)
回答No.3

嫌味ったらしいモノの言い方になりますが、過去の矢野経済研究所の実績もあくまで過去の実績を示したものに過ぎず、未来の実績を補償するものではないのではないでしょうか。 予想を天気になぞらえた回答者さんがいらっしゃいますが、戦争やスポーツの試合でも「あのとき、ちょっと運命が変わったら、結果が大きく変わっていただろうに」ってことはよくありますよね。織田信長が桶狭間に向かっているときに雨が降らなかったら、とか、あの審判の判定がセーフだったら、なんてね。 ましてや経済の先行きの予想なら、この先株価が上昇する(景気が回復傾向に向かう)か停滞するかによっても影響を受けるでしょうし、何より消費税増税がどう出るかで未来は大きく変わります。予定通りに増税して景気が減速したら、その予想は大外れになるでしょうがそれはそのアナリストの責任ではありません。 また業界によっては円高や円安によって大きな影響を受けたり、原油価格の動き次第で変わることだってあるでしょう。また、そのアナリストがその業界について割とよく知っているかあるいはよく知らないかによっても変わると思います。私は写真が好きですから、カメラ業界の株価の予想は割と正確に予想できます。新製品が発表されたときに「ああ、これはいいカメラが発売されるな」と思えばやっぱり新製品がヒットして株価は上がりますし、「どうも最近元気がないな」となるとやっぱり株価は下がります。でも同じように他の業界の株価も予想できるかと聞かれればそれはサッパリであります。矢野経済研究所の過去の実績が振るわなかったとしても、そのアナリストが業界に詳しければ比較的正確な予想もできるでしょうし、当然会社の中には優秀なアナリストもいればそうじゃない人もいるでしょうから、そのレポートを書いたのがどっちの人なのかは外野からはなかなか分からないものです。

maroyakaponzu
質問者

お礼

責任を問うようなことはありません ある程度は確度が高いということですね。 ありがとうございました!

回答No.1

55歳 男性 信じる信じないは自分での判断ですよね

maroyakaponzu
質問者

お礼

ありがとうございました。

maroyakaponzu
質問者

補足

現状の市場のデータについては信憑性あるとは思いますが、 今後の動向の予測データについては、どうなのかと・・・ もちろん未来のことは誰もわからないですが、ある程度当たるものなのかな、と思いましてね。 つまりは予想屋さんとしての実績と実力が知りたいのです。

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