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「10年利付き国債利回り」と「長期金利」について

ニュースで「金利が上がった」などと言われますよね。ここで言う「金利」とは「10年利付き国債利回り」のことを言っているようですが、どうして「金利=10年利付き国債利回り」となるのか分かりません。そもそも、「金利」と「利回り」は別ものですよね?「利回り」は債券価格の変化に伴って変化することは分かるので、「利回り」が上がったと言われれば納得です。しかし、10年利付き国債は固定金利なのに、どうして前日比で「金利」が上がったという表現が可能なのか理解できません。 例えば、6/24の「利回り」と6/25の「利回り」が違うと言われれば、国債の債券価格が日々変化するからという理由で理解できます。しかし、なぜ「金利」が違うと言えるのか理解できません。その理由は、いずれの日の国債も260回債であるのでクーポンレートは同じはずであり、よって「金利」が上がったとは言えないと思うからです。 なぜ世間では「金利」が上がったとか下がったなど表現されるのでしょうか?「利回り」は変わっていても「金利」は変わってないと思うのですが。 自分で自分の考えのどこがおかしいのか分かりません。どなたか教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

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回答No.2

おっしゃる通り新聞などに言う「金利」は10年国債の「利回り」をさしているのが正解でその意味でご指摘は正しいと思います。おそらく市場報道の立場から言うと 発行済みの国債の利回りが上昇した(価格が下落した)=市場の長期金利が上昇している(この時点で新規に発行するとすれば「金利」が高く表示される) ということをすっ飛ばして表現して長期資金の調達環境を説明しているだけでしょう。その意味で特定の10年国債の利回りを説明しているつもりではないのだと思います。 10年国債は豊富な発行量や流動性から長期金利の指標としてふさわしいため期間の長い資金需給の動向をつかむための代表として取り上げられているのです。長期債券の期間を海外と比較する場合も10年が使われているので「長期」代表のふさわしい期間といえます。それより期間の長い20年、30年などの国債は市場性が相対的に劣ることなどから指標として歴史ある10年債が使われているのでしょう。

cosmopolitan
質問者

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回答していただきありがとうございます。「(価格が下落した)=(この時点で新規に発行するとすれば「金利」が高く表示される)」という部分が非常に分かりやすく、納得ができました。ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • nkmrkk
  • ベストアンサー率15% (11/72)
回答No.1

【怒られそう】 専門家の先生方からから手厳しく叱られそうで、 遠慮してカキコさせていただきます。虎馬。 長期金利=10年物国債の利回り(金利じゃないよ) ってのは市場のお約束じゃないのぉ? TVのニュースでは万人向けに金利って云うけど、利回りだよねぇ。債券価格まで言っちゃうとニュースの時間無くなっちゃうしぃねぇ。 まぁ、金利 って言わずに、(質問文にある様に)クーポン とか 表面利率 とか言えば、納得できるんだろうけどねぇ。 ご自分のお考えのどこがおかしいか?私もわかりませんが、「債券価格・クーポン・利回り の関係」をご存知のようなので「単なる言葉のアヤ」でしょうね、ご不満の点は ね。 いま、郵政公社でも個人向け国債とか力入れてますけど、行ってあなたの質問して御覧なさい。もっと腹立ちますから…。

cosmopolitan
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます。やはり、お約束というか、国債については「金利=利回り」ということにしているのですかね。私も初めはそう思ったのですが・・・。不満ではないんですが、分かりにくいなぁと思いまして。

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