基礎体温低いですか

質問

生理不順です。
一時期35.10代がありまして、36.6代もありましたが、ここ最近36.2代ばかりです。
やっぱりおかしいですか？
それとも、高温期でもそれくらいはあり？

回答No.1

川原 文月（@bungetsu） · ベストアンサー

こんにちは。
私はDrではありませんが、病院の事務長を30年近くしていました。
結論から申し上げると、「おかしい」とも「おかしくない」とも言えます。
まずは、体温が35℃以下（あるいは、35℃前後）になる原因として考えられることは幾つかあります。

1.睡眠薬や鎮静薬を服用した後。
2.酒での酩酊（急性アルコール中毒）。
3.飢餓、および、食事の量や回数が極端に少ない場合。
4.特殊な病気（低血糖・中枢神経障害など）。
5.成人女性の場合は、排卵日の前後。
6.上の1～5の条件が重なった場合。

以上を「偶発性低体温症」と呼びます。

また、この「偶発性低体温症」は、
普段の生活の中でも、脳血管障害、頭のけが、広範囲のやけど、皮膚の病気、内分泌の病気（甲状腺・下垂体・副腎などの機能低下）、低血糖などでも起こります。
子どもやお年寄りの場合、さらに起こりやすくなります。

体温が下がり始めたときの体温調節は、主に体の震えと皮膚血管の収縮（鳥はだなど）が出現し、体温が35℃まで低下すると多量のカテコラミン（緊急の際に生体を活性化させる物質）の分泌により、末梢血管が収縮し体熱の放散を防ぐとともに、筋肉が震えて熱を発生させます。これらは体温を上昇させようとする反応であり、「寒冷反応」と呼ばれます。寒冷反応が起こっている間は、酸素の消費量が著しく増大します。

このような「防御反応」により、回復する人と、身体の震えが止まり、体温はさらに下がり、各臓器の機能も低下して悪化する人とに分かれます。

また、最近の研究では、ストレスなどにより一時的に体温調整が不十分となり、体温が低下する場合もあると言われています。
これは、脳の急激な活性化により血液が脳に集まり、逆に、体中の血液循環が不十分となり起きるのではないかと考えられています。

以上のことから、記述した中で何か思い当たる節でもあれば、「一時的」な体温の低下と考えます。
ただし、あまり長期に、また、頻繁に発症するようであれば、内科（できれば、循環器系）を受診した方が良いかと考えます。

お礼

ありがとうございます。
思い当たることはないのですが、
やはり現在も36.2辺りをうろついています。
先日は周期が58日で生理が来たので、
続くようなら病院に行きます。