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バイオリンは何故高いの?
楽器に疎いtaroです。今日テレビを見ていて1億以上するバイオリンを演奏している方がいたのですが何故バイオリンはそんなに高いのですか?希少価値がある為ですか? 後友達から聞いたのですが高いバイオリンを買う時は前に自分が使っているバイオリンを下取りしてもらって買う人が多いといっていたのですがそれは本当なのでしょうか? どなたかご存知の方暇な時に連絡下さい。
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歴史的価値があるという理由の他に、楽器の本質である「音が良い」ことを忘れてはならないでしょう。 現代の技術をもってしてもその音を再現した楽器、その音を超える楽器ができないので高いのです。 一般の工業製品は使って古くなれば性能が落ちていきます。 また、次々に安くてよい製品が生み出されます。 それに対して弦楽器の性能(音色)は、落ちていくどころか時間がたつにしたがってさらに良くなることもあります。そして、製品の寿命がとても長い。というちがいがあります。 また、あるレベル以上の弦楽器ならば買い替えのとき下取りしてもらうのはごく普通に行われています。
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楽器の維持も大変なんですよ。 今は湿度!梅雨なんて最悪です。 そういえばTVで、諏訪内晶子さんは雨季の国には行かないと言ってましたね。 維持が大変なのはどの楽器もそうですが、特に弦楽器は繊細かもしれません。チェロやヴィオラなども・・
お礼
有難うございます。 楽器のお手入れ大変なんですね。雑な性格の私では扱えそうにありません。
- Segen-wien
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もう大体回答がでていますね。 もちろん歴史的価値もあります。それより何より「音」です。億単位ともなる楽器は世界にも十数台だと思いますが、その値段がつくだけの音を出してくれます。ある演奏家はストラディバリをバイオリンのフェラーリだって言ってました。 また、貴重品ということでしまっておくと楽器はダメになります。引き続けることで、最高の状態を保つことができるのです。なので、国、美術館、財団などが保有している高価な楽器はプロの演奏者に貸し出したりして、常にバイオリンを生きた状態にしているのです。 もちろん、ストラディバリの時代はバロック楽器(今のバイオリンより音があまりでないです)でしたので、現在の大きなホールでは対応できないので、改良されたようです。その段階で何台かはその改良について行けず、壊れてしまったものもあるというのを聞いたことがあります。 また下取りの件ですが、やはり数十万の単位の楽器では下取りは不可能だと思います。できたとしても、十分の一くらいの値段・・なんてこともあります。 数百万から数千万の単位であれば、下取りをしてさらに少しお金を出して楽器をグレードアップさせるということができると思います。 実は楽器が高ければいいのではなくって、弓も重要です。こちらも職人技で、値段もピンからキリです。楽器と同じくらいの値段の弓を使ってるなんていう人もいます。しかし、ストラディバリの弓!というのは使うことができません。バロック時代の弓は、ほんとに弓なりにそっている形をしています。その弓では音量も技術的な面でも問題があるので現在では使われていません。 弓の場合は、現在も生きている製作者で、ものすごい値段がついたりすることもあります。 私は弾くほうが専門なので、この程度のことしか書けませんが、参考になれば幸いです。
お礼
大変細かく教えていただき有難うございます。弓の話しは聴いたことがあります。数百万円もするものがあるそうですね。 有難うございます。
- ademu2
- ベストアンサー率35% (87/242)
バイオリンに限らず弦楽器の板は通常、2枚の板でつなげているのですが(真中に線があるのと木目が左右とも繋がっていないのでわかると思います)、良いものは1枚板を使用しています。この辺の技術的なものの違いもあります。過去に有名な人物が使用したとかのプレミアもあります。 後半の質問の件ですが、以前楽器店の主人に聞いてみました。私も同様のことを以前聞いた記憶があり、話のついでで聞いてみたところ、やはりでまであることが判明しました。下取りしてもらえるようなものは最低でも100万円以上するものだそうです。というのもどんなに安い楽器でもオーバーホールするのに数十万円かかるからだそうです。ここの店主もかなりプライドの高そうな人ですのでどこまでが本当かどうかわかりませんが、少なくともそんな慈善営業をする人はいないといっていました。つまり、一度使用してしまえば中古ということになり、一般の楽器店では中古楽器は取り扱っていないはずですからそういわれてみればそうかもしれません。逆に中古でも新品同様に販売しているとしたらそれこそ詐欺です。 私も以前、有名な販売店(ニュースにもなった某カンパニー)にチェコ製といわれて中国製を買わされた過去があります。
- satosatokinko
- ベストアンサー率20% (6/29)
こんにちは。 その、値段もつけられないほど高いVn.は、きっとストラディヴァリか何かのものだと推測します。 Stradivari Antonio(ストラディヴァーリ・アントーニオ1644?若しくは1648・49~1737)というイタリアの楽器製作者がイタリアのクレモナにいたんですけども、18世紀末から最高のヴァイオリン製作者と評され、現在に至っています。現在の標準型Vn.の創始者であるといわれています。数多い作品の中、個々に名前まである名器も存在しています。そういうものは希少価値というか…、やはり普通の人にはさわることのできない価値がありますから、高い値段がつくのでしょう。国から貸与されて使用しているプロの方もいらっしゃいます。こういうものはものすごく高いですが、普通に楽器屋さんの店頭に並んでいるものは、もちろんココまで高くはないです(1万や2万で買えるものではないですが(^^ゞ)。 詳細はVn.の専門の方の書き込みを期待しましょう。
お礼
普通にお店に売ってあるのでも何十万もしそうなイメージがありますね。 歴史的価値のある貴重品だからそのような値段なのですね。有難うございました。
- ayupapa
- ベストアンサー率40% (466/1140)
すべてのバイオリンが高い訳ではありません。 まず1億とかいうのは昔の有名な職人の手による作品で、歴史的価値、希少価値からきています。1億円出してまでほしい人がいるからこの値段が付いています。 有名な職人の作品でなければ市販品は数万から数十万の範囲に収まると思いますが、ここでの値段の差は材料の木の質や、作りの丁寧さ(機械か手工か)等によります。安いバイオリンも高いバイオリンも基本的な構造は同じですが、木は生物ですので全く同じ物は無く、木の特性を知り、それに合わせて良い音に作りこんでいくのが職人の技だそうです。私は趣味でギターを作っていますが、まだまだそういう領域には届きません。
お礼
歴史的価値がある品物は高いのですね。趣味でギターを作っていらっしゃると拝見しましたが自分の納得の行く作品作りなかなか大変そうですね。 有難うございました。
お礼
有難うございます。 時がたっても性能がよくなると言うお話し初めて聞きました。手入れにより良い品物を良い状態に保つというのは大変な事なのですね。