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パチンコ市場が10兆円近く縮小した理由は?
パチンコ市場がピーク時は30兆ほどで現在は20兆ほどにまで縮小し、10兆も縮小する結果となっています。 パチンコ市場がここまで縮小したのはどんな理由からなのですか?
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こんにちは。 これまでパチンコ業界を仕切っている警察の天下り団体の言いなりでしたが、それでは商売が成り立たなくなってしまったからです。だからと言って、他に、パチンコ業界を管轄するところはないし、パチンコ業界に寄生虫のようにへ張り付いている警察の天下り団体が、美味しいパチンコ業界を手放すことなどありえません。 パチンコはギャンブルなのですが法律上は、一時の娯楽で遊戯に勝った人に景品を出すということになっています。でも換金してますよね。換金をするところは「買場」と呼ばれていてパチンコ屋とはまったく別の経営者が行っています。 なぜ、このようなことをするのかというと、ギャンブルのパチンコ、パチスロでもこのような換金の仕方をすれば問題はないと警察が認めたからです。 競輪、競艇、競馬などの公営ギャンブルなら国庫納付金などの名目で収益の一部が国に徴収されて慈善事業や福祉団体にお金が行くようになっていますが、パチンコ、パチスロは国には一円のお金も入れていません。 これは、パチンコ、パチスロ業界を警察が黙認し、その見返りを求めて食い物にしているからです。警察は、換金所を設けるのは暴力団の介入を阻止し排除するためと言い、また、パチンコ屋の脱税を防ぐためにプリペイドカードの導入をしたと言います。 警察はパチンコ業界の監督官庁がないことをいいことに、パチンコ業界を仕切って、全国共通のプリペイドカードシステムを押し付けました。表向きの名目は、脱税防止・暴力団への資金の流れを食い止めることです。 プリペイドカードを管理、販売をしているのは警察の天下り団体です。この天下り団体が本当に暴力団への資金の流れを食い止めるのは良いことです。脱税だって防ぐこともできるでしょう。しかし、天下り団体は己の私腹を肥やすためだけにこのシステムを導入したのです。 まずは、客が買ったプリペイドカードのお金をピンハネすることから始まり、券売機代、毎月のシステム使用料、店内の通信機器のレンタル料、コンピュターの運営管理費をパチンコ屋から吸い取ります。 そのためにはパチンコ屋は、プリペイドカード対応のCR機と言う台を入れることになります。一台20万円のCR機を300台入れたら6000万円になりますね。それ以外にカードユニット代、券売機やらで3000~4000万円もかかるのです。これはすべてパチンコ屋の負担にさせられます。 パチンコ屋だって商売ですから、このような無駄な投資はしたくはないのですが天下り団体の後ろに怖い警察が付いているから仕方がなく導入したのです。そうでもしなければ警察から目をつけられて、営業停止処分になってり、その他、経営面で不利になるような、いろいろな嫌がらせを受ける可能性があったためです。 ところが、プリペードを導入しても、警察の思惑とおりにはなりませんでした。なぜなら客がCR機をしたがらないのです。同じ台だったら現金を使って遊んでいた方が楽で面倒くさくないので、誰だってCR機なんかに手を出す人はいません。 実は、パチンコ台、パチスロ器の新しく開発されたものは警察の天下り団体が行う性能チェック検査をパスしないとパチンコ屋に並べることができないようになっています。この天下り団体が客にCR機を使わせるために、大当たりが連続発生しやすい確率変動の仕様をCR機のみに許可したのです。 このため、全盛期にはCR機はたった2時間で出玉10万個、現金で25万円も取れるようになりました。ちなみにその時期に人気のあった現金機の最大出玉は2万個でした。そのため客はどんどんCR機に流れて行くようになったのです。 これで警察の思惑通りの展開になっていくはずだったのですが、完璧なセキュリティーだったはずの全国共通プリペイドカードが偽造、変造されて、一時は4兆円もの売り上げを誇っていたカード会社が倒産に追い込まれてしまったのです。 そうしたら警察の天下り団体は、CR機を見はなして今度は爆裂パチスロを投入しました。これは大当たり連チャンで1日最大60万円も設けることができる機種です。狙いは客の射幸心を煽ってパチスロに集めることです。 近年はパチンコ、パチスロ批判が大きくなっています。駐車場に赤ちゃんを置き去りにしてパチンコをする母親がいたり闇金からお金を借りてまでパチンコ、パチスロにハマっている客にも問題はあります。ですが、実際は、客の射幸心を煽ってパチンコ業界を大きくして美味しい思いをしているのは警察や警察の天下り団体なのです。 その後、爆裂パチスロが社会問題になり、一撃3万枚以上の台は自主規制で撤去することになりました。撤去というのは新台との入れ替えを意味します。入れ替えた新台には一台につき、およそ150万円パチンコ台の検査料金を警察の天下り団体に支払はなくてはなりません。パチンコ屋にとってみれば、これは自腹を切ることになるので痛いはずです。 このようになってしまったのは、自分たちが許可していながら、射幸心を煽りたて過ぎだとして自主規制でパチスロ台を撤去させるといた出鱈目なことをしている警察と警察の天下り団体なのです。おまけに自分たちは一切のお咎めなしです。 警察や警察の天下り団体は、自分たちの行っていることは棚に上げて、パチスロが社会問題になっても、それを改善する膨大な費用はすべてパチンコ業界に押し付けるだけなのです。 これでパチンコ業界が資金的に苦しくなり、生き残るよりも、撤退をする選択を選ぶしかないように追い込まれるようになってしまいます。 パチンコ業界を仕切っている警察や、警察の天下り団体は己の私腹を肥やすだけを考えて「えげつのない。」ことを平気でしているので暴力団よりタチが悪いです。まともなパチンコ業界が衰退していくばかりです。
お礼
以前から一部で問題視されているパチンコ業界と警察との関わりの話ですね。興味深く拝読させていただきました。 とても参考になりました。 ありがとうございました。