コンビニ出店における駐車場設置の規定

質問

郊外型のコンビニには駐車場は必ず設置されていますが（田舎にいくと異常に広い！）、最近は市街地でも狭いながらも駐車場が設置されているコンビニが増えているような気がします。コンビニ本部側は市街地に出店の際も駐車場を設置を推奨するようなガイドラインはあるのでしょうか。各社によって違うと思いますが、駐車場設置に対する考え方について教えていただけるでしょうか。
たとえば、基本的に立地条件でオーナーの判断に委ねられているのか、それとも、駅前や商店街の中のような繁華街でない限りは市街地でも駐車場を設置することを本部が定めているか、といった点です。
（なお、私はコンビニを出店しようとしている者ではありません。コンビニと駐車場の関係を知りたいと思っています。）

回答No.1

kuzuhan · ベストアンサー

私もそれぞれの約款を見たことがない（知っていても詳細は守秘義務ありそうですから）ので、推測になります。

まずコンビニ、それもFC契約は大きく分けると「土地建物などを本部が用意してそこで営業を行うタイプ」と「土地建物などを自分で用意してそこで営業するタイプ」に分かれます。
本部が用意する場合は、最大限の利益が得られる場所に開店するわけですから社内規定に駐車場の設置基準があると思われます。
自分で用意する場合は、場合わけによって約款を作るのは非合理的ですから、基準は示しても努力規定にとどまると考えられます。

駐車場を設置するという考え方はその店舗は「車が立ち寄れる場所か」「車で買物しにくる人がどれほどいるか」「駐車場を設置できるだけの土地があるか」などを見込んで設置を考えます。
駅ナカや駅売店のコンビニは当然駐車場はありません。設置する場所が無いですから。
駅前のコンビニも駐車場はないことが多いですが、これは駅前のターゲット層が電車やバスの乗降客であることが考えられます。
都市部のオフィス街の場合、ターゲット層はオフィスに勤めている方で、通勤時や昼食が主ターゲットになるので駐車場は設置しないことが多くなります。
特に都市部は駐車場そのものを設置できないことが多いので、それも見込んで出店を計画するでしょう。
これが郊外になると、「住宅地」や「幹線道路沿い」になります。こうした場合のターゲット層は付近に居住している人になりますが、距離的に車でくることも考えられます。車に乗っている一見客、通勤を車でしている人が立ち寄るなども考慮されるようになるため、駐車場を設置したほうが客が集まりやすくなるほか、荷物の受け入れも路上駐車しないので迷惑をかけないようになります。
駐車場の規模は交通量や、走っている車の種類を勘案します。住宅地はそれほど大きくなくても捌ききれるでしょう。幹線道路の場合は交通量が多いので比較的大きく駐車場を取れば機会ロスが減ります。大型トラックが多いのがわかっているなら、大型トラックが駐車できる駐車場があれば、トラックの運転手が客となってくれます。
郊外にあっても大型トラックが駐車できるコンビニは多いとは言えませんからね。

土地が余っているのであれば、「え？」と思うほど駐車場として整備してしまうこともあります。大きくとっても混雑する時間はその駐車場も満杯ってこともあります。大は小をかねますから考え方としては間違ってませんね。

回答No.2

trytobe

Ｙ字路に建ってたコンビニが、道を挟んだ広いところに移転して、駐車可能台数が２台から１５台程度まで広がったところがあります。

駐車できるスペースを残す一番の理由は、「商品の配送トラックが乗り付けられるか」だけで、あとはオーナーの商売のチャンスが自動車で通りかかった人を拾えないかどうか、というだけです。