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志賀直哉作品を知ろう!代表作から神髄まで紹介
- 志賀直哉作品の中でも代表的な作品『暗夜行路』『和解』『小僧の神様』『城の崎にて』を紹介します。
- これらの作品を順番に読むことで、志賀さんの作品に込められた意図や作家としての成長がわかります。
- また、これらの作品は志賀直哉という作家の神髄に触れることができるので、ぜひ読んでおくべきです。
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先日、芥川龍之介さんの話題の関連で羅生門のDVD見ましたが、七人の侍とキャラクターがかぶっていて、やはり本の方が良いと思いました。ところで、志賀直哉さんの作品について読んだ記憶があるのですがまったく覚えていません。そういうことですので、人の受け売りですが、上記以外では「清兵衛と瓢箪・網走まで」これは初期の短編集として、「和解」3部作、父との確執の「濁った頭」の順に「暗夜行路」はやはり一番最後が良いかもしれません。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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今となっては志賀直哉という人物の勘違いや誤解、誤認だけが目立っているという気がする。 志賀直哉の弱点は、猥雑で汚泥に満ちている一般大衆に嫌悪感を抱いて、そういう場所を回避して生きる人であったことと、自我、個人主義の拡散を大いに褒め称えて、それに、社会ルールがすり寄って来るというトンチンカンな確信があったということ。学習院大学を中心とするお坊ちゃんたちの「子供じみた我儘の発散」を文字化したという馬鹿馬鹿しさに気付かなかったということ。 一般社会の「汚れ」に飛び込んでいった漱石、抑制の働いた「個人主義」から「則天去私」を言い続けた漱石とは、頭の出来が違う。 しかも、学習院大学の初代総長は乃木大将だったのに、乃木夫妻が、明治天皇の崩御の際に「殉死」(短剣での自死)すると、冷酷にも、それを前近代的と「冷笑」したという未熟者。 漱石は乃木の殉死に涙して、「こころ」を書き上げている。 志賀直哉とは、日本の近代作家として抹殺すべく人物だと確信する。
お礼
いろいろと教えていただいてありがとうございます。 考えてみると明治ー昭和の作家に対する知識は、学校で習ったことに毛がはえた程度しか知らず、改めて読み直そうと思うまで作家の名前や代表作などを多少は読んだりして知っていても、作家自身についてほとんど知らなかったのだなとしみじみしています。 志賀さんの文章を、芥川さんがお手本とすべきと語っていたという話しがありましたが、人間性や小説に選んだ題材については横においておくとすると、プロの書き手として光る要素のある文章であったと思われますか?それとも総合的に考えて、とくに評価すべきものはないと感じられますか?
お礼
前回に引き続きありがとうございます。七人の侍という文字をみて、三船敏郎さんのおちゃらけた姿がパッと思い浮かんだのですが、きっと他の映画と混同してますよね(笑)羅生門の映画はまだ見てないのですが、せっかくの機会なので近々ぜひ見ようと思っています。芥川さんの羅生門は、昔よんだ時にドンヨリした感想をもったので、ドロドロと暗い話しかと思い込んでましたが、意外と淡々とした話しだったんだなと感想をあらたにしました。 和解は前後に他の作品と連なる三部作だったんですね。ぜひあわせて読みます。親と子の確執は永遠のテーマですよね。どのように描かれているのか読むのが楽しみです。多分、暗夜行路でつまずき志賀さんの作品を読まずにきたと思うので、順番を守るということだけでなく、心理的な意味からも暗夜行路は最後にとっておきます(笑) 志賀さんの文章は、無駄のない文章のお手本とされているようですが、どのような点が凄いと評価されているのかご存じですか?ざっと調べた感じでは、無駄のない美しい文章というよりも、削ぎ落とされた文章でありながら行間に含まれる意味の膨らみが大きいという感じがします。どのような点が多くの人をひきつけていると思われますか?