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精神薬歴20年、本当の病名を知りたい
- 精神薬歴20年の男性55歳が、自分の病名を知りたいという疑問があります。彼は喉の奥に引っかかっている感覚から始まり、不安神経症と診断され長年薬を服用していましたが、最近の診断ではうつ病と回答されています。彼は自分の病気が本当にうつ病なのか疑問を抱いており、PTSDの可能性も考えています。
- 彼は精神薬を服用しながら職務に就いていますが、デパスに依存しており、減薬が難しい状況です。20年前の喉の奥の違和感を経験した際には、医師から具体的な診断はされず、現在でもその原因について疑問を持っています。
- 彼は何かヒントになるアドバイスや専門医の意見を求めています。彼の病気の本当の病名や、違う治療方法があるのか知りたいと思っています。
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まずは、最初の「ノドに髪の毛」という違和感の時期と、リーダーとなってから休職されたときでは、病気・病態が違うと考えたほうがいいと思います。 最初の「ノドに髪の毛」という違和感の時期は、「不安神経症」だったかもしれません。ただ、逆流性食道炎など、内視鏡検査をしていたら、異常が見られていて、神経性の潰瘍などとして、心療内科で心理面が臓器に症状を出しているケース、として治していたでしょう。実際に、炎症が治まって、体感的にも「のどの詰まりが取れた」可能性がありますし。 リーダーとなってから休職されたときは、これはもともとの神経症な性格をこじらせての「うつ病」まで行ってしまったのだと思います。これを見越しての、主治医の処方だと思いますので。 そのため、寛解している現時点では、「薬を服用していれば、安定して健康な社会生活が維持できる」ので、減薬ならいいのですが、処方薬を変えてしまうのは冒険しすぎな医師という感じがします。 とくに、パキシルで、朝服用で朝しゃきっとさせたい、という意図だと、それは「不安神経症」の時代のように、何か不安な事態に出くわすと、それが気になって仕方ない、という焦りも生みやすい薬なので、パキシルが「アクセルの踏みすぎ」のような効き方になると怖いのです。 個人的には、デパスを1日の中でどっかで飛ばしてみる、というくらいから始めるだけで、プロチアデンの代替には、セロトニン対策である SSRI系のパキシルではなく、ノルアドレナリンも対応できる SNRI系の抗うつ剤にしないと、完全な代替にもならない(それならプロチアデンのままが相性がいい)と思います。
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- 177019
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元精神科病院職員です。最初に診察した医師、転居してから診てもらった医師、このお二人の診断に間違いありません。かと言って私は医師ではありませんが、長年の精神科の医療事務の経験から間違いないと思います。貴方の場合は本当にラッキーな事に、処方された薬によって症状が改善され、その日々の症状の中において医師の判断で薬が減ってきた。これはこの病気の治療において一番大事な事です。残酷な言い方ですが、「不安神経症」「うつ病」にしても完全に完治する事はありません。このまま現在処方されている薬を飲み続ける事が大事です。中には自分の判断で「もう良くなったから」と勝手に薬を止める患者さんもいますが、それだけは絶対に止めて、必ず医師の指示に従って治療を進める事をお勧めします。精神科の薬なんて高価なものではありません。もう「障害年金」はもらっていますか?60歳まで必ず年金だけはかけるようにしましょう。今は仕事の方はどうしていますか?接客など神経を使う仕事は避けて、むしろ単純作業とか人の顔色を見なくても良い仕事に就いて下さい。このまま地道に治療を続けて下さい。
お礼
精神科の医療事務をされていたとの事で、その方面の貴重なアドバイスに感謝いたします。 最初の質問では、ある程度の契機を押さえて過去の流れを皆さんに読んで下さり、きっと私自身、ほんとうにここまで薬を減らせたのは幸運だったのでしょうね。 実際には、その15年・8年の服薬生活の中でも、職場や生活の不安の強さからデパスを一時的にかなり増量(0.5mg×6錠)など必要だった事もありますし、その他の不具合の症状から、別の薬を併用して頂いた事もあります。 それでもベースはこの20数年、プロチアデン+デパス、パキシル+デパス、1週間ほど前からリフレックス+デパスで、いずれも年を重ねる度に抗うつ薬10mg前後1錠+抗不安薬0.5mgを4錠の形態で収まっており、これらをとんでも無い量に増やした事は無いです。 これまでのご回答を拝読する限り、「私の本当の病名は何?」という質問は全く意味が無いなーと思えるようになりました。 現在飲んでいるリフレックスに限っては、熟睡は出来ても、朝の気分があまりに悪くなるので、これだけは可能な限り、従来の、又は別のものに変えてもらおうと思っています。
補足
私の場合、障がい者(精神障がい?)にすでに該当しているのでしょうか? 仕事は一般の会社勤務で、職場で服薬生活から困ったことは無いです。 年金は厚生年金を会社でずっとかけてもらっているイチ社員ですので、そこはちゃんと頑張って年金受給の資格がもらえるまで、最低限は今のように生活していこうと思っています。 以前、市役所などに言って障がいの申請(?)をすれば、医療費が1割になるので今後の治療費が安くなるよ・・と今の主治医に勧められた事がありました。しかし、勿論それほどお金に困ってはいないですし、どうしても「障がい」の対象者にはなりたくないので断りました。別に障がい者の人に偏見がある訳ではないです。 >もう「障害年金」はもらっていますか? ・・とのご質問は、精神障がい者として認定を受けているか?との趣旨でしたら、認定は受けていません。今後も申請や認定を受ける考えはありません。 いずれにしましても、違ったポイント(視点)からいろいろ教えて頂け、有難う御座いました。
- trytobe
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あまり掘り下げるのもご自身の健康によくないかもしれませんので、短めにいたします。 プロチアデンは、第二世代と呼ばれるグループの抗うつ剤で、神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンがスムーズに信号伝達をして、感情や意欲を維持できるように支えてくれる働きをします。 その後に、まずセロトニンだけ無駄遣いにならずにちゃんと隣の神経細胞まで届くように「ピンポイントの機能で」(選択的に)働く SSRI というタイプの抗うつ剤ができました。これの一つがパキシルです。(薬価は本当に安いか確信はありません) その次に、最新世代として、セロトニンとともにノルアドレナリンもちゃんと届くように選択的に働く SNRI というタイプの抗うつ剤ができています。プロチアデンは、これ以外のところに悪さしてなければいいのですが、余計なことまで効果がでてしまう患者さんには第二世代のプロチアデンから、SNRI にしてみようか、という判断もありえます(こちらも、薬価が本当に高いか確信はありません) 新しいから効果がいいというわけではなく、いろいろなところにまんべんなく効いているのが色々な症状を総合的に緩和してくれることもあるので、プロチアデンのままが、一番合っていてお得、という可能性もありますよ、という程度にとどめておいてください。
お礼
何度も納得のいくアドバイス、有難うございます。 ちょうど今、リフレックスを処方されていると先のお礼にて記しましたが、リフレックスは主治医や薬剤師さんから「セロトニンとノルアドレナリンの両方に作用して、やる気と安定に効く」と説明されました。という事は、プロチアデンもやはり「セロトニンとノルアドレナリンの両方に」・・との事であれば、8年飲んできたパキシルよりは正解なのかもしれないなと思えます。(解釈が合っているか自信無いですが) これまで私の服用経験でベース薬として3種類の薬が出て来ましたが、あくまでその範囲で感じてみると、プロチアデンやこれから効果を感じる事になるリフレックスなどが良いように思えました。パキシルはどうも私に必要な効果の部分に作用して来なかった気がします。 今、不眠もあってリフレックスが処方された事を思い出しました。とても寝付きは良いです。ただその眠気で昼間も振り回されているので、眠気が治まって来てから本来欲しい効果にヒットしてくれると良いなぁと思います。 あまりコロコロ薬を変えるのは良くないとは思いますが・・。 受診日が近いので、一度、リフレックス以外にプロチアデンの飲み心地が良かった頃の事を含めて、主治医に相談してみます。 本当に有難う御座いました。
補足
ちなみになのですが、 20数年前に極度のうつと言うか燃え尽き症候群的にプッツンし、その時から「プロチアデン+デパス」を15年ほど続けて来ましたが、8年前から病院が変わって「パキシル+デパス」へ。そして数日前から睡眠不足が続くので眠気の効果を兼ねて「リフレックス+デパス」に変更し始めたばかりですが・・。 今この時点で思っているのは、20年ほど前に服用していた「プロチアデン+デパス」の組み合わせに直ぐに変えてもらえないか?と思ってます。 これは、支障は無いと言えるでしょうか? リフレックスもまだ1ヶ月も飲んでいませんが、8年も飲んできたパキシル(20mgを1日1回夕食後)を、最近飲み始めたリフレックスと1週間だけ飲み合わせをし、パキシルをその後すぐやめたのでパキシルの断薬としては早すぎないか?と心の中で思いつつ医師の処方に従いました。 なんだか、今のリフレックスも夜はよく寝付けますが、翌朝の目覚めが悪く、よく悪夢も見ます。朝の憂鬱感が強いです。 あまりコロコロ変えたくないベース薬ですが、過去の経験からベストと思える「プロチアデン+デパス」へ戻す効果は、今でも期待できるのかな?と考えてます。
- manmanmann
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うーん、確かに「不安神経症」だけではないのかもしれません。 原因は「これ」と特定できるものではないことから、ざっくりとした「不安神経症」をつけるしかなかったのではないでしょうか。 別の例ですが、蕁麻疹も原因の特定が難しい病気です。 ですが一旦は「蕁麻疹」でまとめられています。 ただ、生活習慣や体調、ストレス、寒暖…いろんな複数の要因が重なりあっていることは確かです。 「違った」ではなく、色々な要因があって「不安神経症」として出ていた、という考え方のほうがいいですよ。
お礼
アドバイスありがとうございます。 そうですね。本当に「コレです」って言える部類の病気ではないですものね。 当時の私の症状、疲れ具合、その他問診など診て、総合的に「不安神経症」と診断されたんだなと思えます。本当に難しいですね。しかも私本人がその最中なので、余計に神経質で混乱を来しがちで困っている昨今です。 有難うございました。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
実は、錠剤は、細かく量の調整をすることができないので、「有効成分の相性の問題」と「ご自身の体調にあった処方量の問題」の2つが、処方薬の変更のときに怖いのです。 すごく効きが良すぎて、半錠に割って使わないと多すぎる、とかは、錠剤をコーティングして胃でもすぐに分散しないようにしている意味がなくなって、「有効成分」「体調」「錠剤の性能」のどれが良くてどれが悪いのか、効果が出ても出なくても、その判断がややこしくなってしまうのです。 その意味では、過去のプロチアデンが調剤薬局にあるなら、そのままがいいのかな、というのが、前の回答で意図していたところです。(なければ、最近ありそうな薬で SSRI を飛ばして更に新しい SNRI にまで変えておいたほうがいいかも、ただ、パキシルも薬代は安くすむから主治医は選択なされたのかな、とかいろいろと・・・) さて、最後に、不安症が気になるならば、最後まで残すのは「デパス」です。 私は、昔は偏頭痛がひどくて、その緩和のために処方していただいていました。一度、北米へのフライトのために12時間閉じ込められる不安感が顔の筋肉の違和感として出たときに、デパス一錠でノーマルに戻って、ついでに時差ボケ対応の睡眠も取れました。 眠気が勝るようならば、朝から昼間には飲まずに1錠飛ばすのが得策でしょうが、昼間のお仕事で不安感が出て手にまとわりつくようで振り払えない、という場合には、朝に飲むのは飛ばせない(または頓服として不安がひどいとき用に職場にも数錠置いておく)ことになると思います。
お礼
様々な面からのアドバイス、改めてありがとうございます。助かります。 調べてみるとプロチアデンは古い薬?なのでしょうか。しかもパキシルの方が安いのですね。患者に優しい金額と言われても、むしろ薬局の取り分が増える・・というのが本音なんでしょうか・・。 最近、デパスなどは頓服として使うのがこの薬の主流の用途?と色んなサイトで解ってきましたが、何10年も前から医師から「朝・昼・夕と飲みなさい」等と言われて来たので、飲み始めた頃などは特に、デパスはその時間帯に抜いてはいけない薬だと思ってました。お恥ずかしながら、頓服という概念が私に無かったです。 しかし、そのプロチアデンやSSRIなど(SNRI等も?)の効きは人各々の条件や環境となりますと、やはり最後に最も効きが感じられるデパスは、おっしゃるように残しておく方が良いと思えました。 よく、SSRIのようなベースの薬(?)は、抜いたりしたらいけないと言われたことがありましたが、本人の体調を見ながら抜くことってアリなんですか? 先日にパキシルから変わったリフレックスは、薬剤師さんから「あまりに日中に眠い時は半分に割って少なめに飲んでも良い」とは言われましたが、そういう調整すら私には不慣れです。 こういう話しはド素人なので特に解らなくて、ただただ医師の選定に完全に任せっぱなしにしまうため、医師とのコミュニケーションも上手くなってないと薬に振り回されるのでしょうね。すごく勉強になりました。
補足
済みません、もし可能でしたら、 プロチアデンはどんなふうに困っている患者に向いていて、パキシルもやはりどんなふうに困ってる患者に向いているか、ご存知でしたら今一度ご教示頂けませんでしょうか? 主治医に聞くのが一番なんでしょうが、患者が薬の事をアレコレ聞き過ぎると煩わしく思う医師も多いらしいですが、私はネットで読んでいてもあまり明瞭に違いが理解できません。
お礼
大変お詳しいアドバイスに感謝致します。 とてもゴチャゴチャした過去をシンプルに切り分けして書いて頂いて助かりました。 ノドの症状うんぬんは、もう忘れてしまった方が良いのですね。今となれば拘る事も意味も無いですね。 興味深いのは、やはり私は神経症的な性格なのかな?と思いました。趣味で模型の船やオートバイなど、ネジで組み立てるタイプの模型が好きなんですが、今も昔も、『あれ?あの部分のネジは緩んでないかな?』などと休日に時々、精密ドライバーで締まり具合を確かめたりします。これって脅迫神経症の症状なのですよね? あまり頻繁ではないですが、他の事でも『あ、あそこはどうだったかな?』と確かめたくなる時があります。 実はたった数日前に、パキシルから『リフレックス』という、やる気と安心感の両方に効くという物に変えてもらいました。 最近、業務や対人の環境に変化が何度かあって、あまりに落ち着かないので落ち込みもあり、医師の選定で変わりました。最初がすごく眠く、慣れるまで時間がかかるそうです。 デパスはそのままの処方です。 ところで今、20年前から長く飲んでいたプロチアデンにしてもらえないか、医師に相談しようと考えています。 パキシルは後の心療内科に通い出して、プロチアデンからの変更で8年ですが、どうもデパスが要らなくなる位に効いてると感じられません。プロチアデンはどうだったかと言われたら覚えていませんが‥。 向精神薬が効いてくると、デパスなどは要らなくなると聞いた事がありますので。 リフレックスの話しは別にして、 今の私が環境や人の変化に少し付いていけなくて不安が頻繁なので、一度、昔のようにプロチアデン+デパスの組み合わせに戻してみたいです。 この辺りは、元来もっている不安神経症や脅迫神経症のようは私に、どんな薬の組み合わせがベターなのか知りたいところです。
補足
>パキシルで、~省略~ >何か不安な事態に出くわすと、それが >気になって仕方ない、という焦りも >生みやすい薬なので、パキシルが >「アクセルの踏みすぎ」のような効き方に >なると怖いのです。 パキシルはそのような、アクセルの踏みすぎみたいになる事もあるのですか? 私には、どんな薬かベースだと良いのか今だにわからない(自覚が無い)です。