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「する」「させる」。
「する」「させる」。 ア、「その知らせは彼の気分を明るくした。」 イ、「その知らせは彼の気分を明るくさせた。」 は、どちらも正しい日本語ですか? だとすれば「する」と「させる」の違いは何ですか?
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- Nebusoku3
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どちらも正しい日本語です。 ア、「その知らせは彼の気分を明るくした。」 その知らせは → 明るくした。 何を→ 彼の気分を イ、「その知らせは彼の気分を明るくさせた。」 その知らせは → 明るくさせた。 何を→ 彼の気分を どちらの文も主格が 「その知らせ」 であり、後に続く 「明るくした。」 、 「明るくさせた。」 のどちらの場合も形は違いますが、この場合、 「使役」になります。 (彼が自分からそうなったのではなく、「その知らせ」 というトリガーがあってそうなったからです。) >だとすれば「する」と「させる」の違いは何ですか? この場合、「する」と「させる」 というよりも 「した」と「させた」 あるいは 意味的には どちらも 「させる」 であって、 「(自分から)する」 のような自動詞的なものではないですね。 参考: 「その知らせは 彼の気分を 明るくなった。」 はおかしいのでこの場合は 「その知らせで 彼の気分は 明るくなった。」 こちらの方は 「彼の気分は」 を主格とする 「明るくなった。」 自動詞なりますね。これはお示しの 「する」に相当するものでしょう。
どちらも正しいです。意味は、 ア 知らせが気持ちを明るくした。 イ 彼が気持ちを明るくしました。 この例では明確な相違が見えませんが、その理由は、知らせも彼も、持ちを明るくすることが出来ると捉えられるからです。 ウ 懐中電灯は彼の部屋を明るくした。 エ 懐中電灯は彼の部屋を明るくさせた。 この例でエは、懐中電灯の命令で彼自身が光ることによって部屋を明るくしなければならず、違和感があります。