性的虐待のフラッシュバック
こんにちは。
12歳から10年以上も、義父に性的関係を強要されていました。
いやだと逃げれば、「俺を愛していないのか」と殴られ、ひどいことを言われました。
義父は誰からも尊敬される、人格者でした。大きな会社の経営者でした。
ですから母も、義父の言うことは絶対です。
それに、最初は抵抗もしていたと思いますが、「おまえなんか、何の価値もなかったんだ」「おまえにかける金なんて、無駄なんだぞ」と言われるのが辛くて、おとなしくしていました。
義父の機嫌が悪いときは、逆鱗に触れるのがこわくて、自分からすすんで義父のベッドに入っていました。アナルセックスでも、フェラでも、度数の強い酒を口移しに飲まされるのも、義父がやりたいことは何でも受け入れました。だから、自分が性的虐待の被害者だとわかるにも時間がかかりました。
自分は価値がないから、家においてもらえるだけでもいいのだろう、と思っていました。
義父が死んで、欝をくりかえしたり、夜うなされたりしてカウンセリングにかかり、暴露療法をやったら、これが物凄い勢いで出てしまって、パニックを起こし、失神しました。
数年かけてどうにか、欝もコントロールできるようになり、誰から見ても普通の社会人生活が送れるようになりました。
いまでも、多少、おかしいっていうか変なやつだとは思いますが、仕事をしたり、友人たちとコミュニケーションは普通にとれています。
でも、久しぶりにフラッシュバックが起きてしまいました。
原因は、知りあい(男性)の些細な一言です。
詳しくは書けませんが、強姦された女性が、誇張して言っている、強姦されたほうもスキや責任があるだろう、という内容です。
聞いたとたんに、体中が凍ったようになって、その日から、仕事をしていても、集中しにくくなりました。スキのない小学生なんているんでしょうか。父という絶対的な家の権力に、どうやってたてつけというのでしょうか。母に言って、一家を崩壊させるのが正解だったんでしょうか。
白日夢みたいに、怒りというか、なにか得体のしれないものが渦巻いています。
「強姦されるほうが悪い」っていう言葉が耳について離れません。
プロのカウンセラーですら、薄笑いを浮かべながら、私のいうことを真面目に聞いてくれなかったことが蘇ってきて、なんだか、出口のないトンネルにいるみたいになってしまいます。
義父のこと以上に、いろいろな人に虚しいこことやなじるようなことを言われ、そちらのほうが辛かったのかもしれません。
自分では、いろいろな文献を読んだり、ヨガやスポーツをして、うまくトラウマとつきあうようにしています。でも、こういう地雷が突如として起きます。 たぶん、PTSDの第4ステージなんだと思いますが、もしかしたら、このままもとに戻れないんじゃないかと怖いです。
こういうことってよくあるんでしょうか?
性的虐待を受けた人の質問を見ると、そのどれもが自分にとってもよくわかることばかりです。
もし、経験者の方や、克服された方がいたら、これからどうしたらいいのか、どうなっていくのか、いろいろ聞きたいです。アドバイスでなくても結構です。
申し訳ありませんが、性的虐待の苦しみを体験されていない方はコメントをお控えください。
釣りだとか嘘だとか面白がって書くのもやめてください。
家庭内での虐待や性的虐待は、アンビバレントな感情も多いのです。単純に相手を憎めないこともありますし、母親に言えばって言う方がよくいらっしゃいますが、現実的には、母親に告白して、さらに傷を負ってしまうケースも本当にあります。
論理的に正しいことは時として、治癒しつつある人間にとって凶器になることもあります。