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クラシック曲 くるみ割り人形・中国の踊り

ロシアのクラシック曲で「くるみ割り人形」がありますが、その中に「中国の踊り」という曲がありますね。 それって中国ではよく知られてるんでしょうか? なんか中国人って西洋の文化を知ってそうな気がしないもので・・

みんなの回答

回答No.4

こんにちは。 こちらの御質問の趣旨は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の「中国の踊り」を、現代の中国人が知っているかいないか、ということだと思いましたので、そういう観点から回答します。 昔と違って、現代の中国では、クラシック音楽は普通に聞かれますし、演奏もされます。テレビでも放送されます。2000年に行われた第14回ショパン国際ピアノコンクールの優勝者は中国人のユンディ・リですし、ほかにも、ラン・ラン、ユジャ・ワンといった中国人ピアニストが国際的に活躍しています。この人たちと比べると、最近はむしろ、日本の若いピアニストの方が少し元気がありません。こういう事情があって、中国では、ピアニストになれば高収入が得られるという思い込みから、子供をピアニストにしようとする親も結構いるようです。北京、上海、四川その他の大都市には、音楽大学もあり、欧米の著名な音楽家が指導に来ることもあります。欧米の音楽大学への留学生も多いです(最近は日本人より多いと思います)。ピアノ以外の楽器の奏者や作曲家も輩出しています。 Youtubeを見ると、中国人がアップロードしたクラシック音楽の動画がたくさんあります。「くるみ割り人形」も、欧米のオーケストラによるものだけでなく、中国人による演奏の動画もたくさんあります。「中国の踊り」は比較的少ないですが、これは、曲がごく短いので、単独で取り上げられることがないからでしょう。同じ「くるみ割り人形」の中の「花のワルツ」になると、中国人による演奏の動画がたくさんあります。 中国の踊り(中国人の演奏) https://www.youtube.com/watch?v=FCp0gf4zrv4&list=PLEFD0F6CF1DD35DC5&index=2 https://www.youtube.com/watch?v=e6WICWsRChM&list=PLEFD0F6CF1DD35DC5&index=1 花のワルツ(中国人の演奏) https://www.youtube.com/watch?v=PIfTflJ1PWk https://www.youtube.com/watch?v=XnUe-43mSFQ https://www.youtube.com/watch?v=sFUzeTW1mwE https://www.youtube.com/watch?v=pXMM_7VlB7Y https://www.youtube.com/watch?v=zTTVUA04C48 というわけで、今日では、曲に何か中国にとって都合の悪い政治的なメッセージが含まれていない限り問題はありません。たとえ中国政府の統制がある程度あるにしても、インターネットで海外のコンサートを普通に聞くことができる時代です。音楽以外の分野も同様だと思います。 ただし、中国の一般大衆がどのくらいクラシック音楽を「理解」しているか、という話になると、まだ日本人のレベルには達していないと思います。かつて西洋文化を吸収し始めたころの日本人のように、ただ「教養」としてだけ聞こうとする人もまだ少なくないと思います。 したがって、中国ではクラシック音楽は十分知られていると思いますが、プロの音楽家を目指す人や熱心なクラシックファンのレベルはかなり高い一方、一般大衆の理解のレベルとの間にはまだ大きな開きがあると考えられます。 以上、御参考まで。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.3

 中国は直接関係なく、ロシア、ヨーロッパから見た「想像上の中国」です。  19世紀後半には、ヨーロッパでは「オリエンタリズム」とか「ジャポニズム」といって、東洋趣味、日本趣味が流行していました。当時は、ロンドン万博(1851年、1862年)、パリ万博(1855年、1878年、1889年)などが次々開催され、もの珍しい東洋の物品も紹介されていましたから。  フランスの印象派絵画が浮世絵などの日本美術の影響を受けたり、イタリアの作曲家プッチーニが歌劇「蝶々夫人」を作曲したり(舞台は長崎、1903年)、イギリスの作曲家サリヴァンが喜歌劇「ミカド」(1885年)を作曲したり、日本もいろいろと扱われていますね。質問者さんはどれだけご存知ですか? 私も「ミカド」は観たことも聞いたこともありません。  ↓ 「ミカド」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%89_(%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BF)  ↓ ジャポニズム http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A0  日本人や日本そのものとは無関係に、「日本チック」なものが流布されていたのです。  チャイコフスキーの「くるみ割り人形」に出てくる「中国の踊り」(お茶)、「アラビアの踊り」(コーヒー)、そしてリムスキー・コルサコフ作曲「シェエラザード」(千夜一夜物語=アラビアン・ナイト)、マーラー作曲「大地の歌」(詩は李白や孟浩然などの漢詩のドイツ語訳)なども、みんなそういった路線なのでしょう。

回答No.2

質問者さんが 中国人が西洋の文化を知らないような気がするのは、 とてもわかります。  それは、文化大革命がが今もなお影響を及ぼしているということです。  ※文化大革命(1966年から10年と言われる)の後半には、 クラシック音楽を始めとした西洋文化が禁止されてましたから。 → 60年代に中国本土で教育を受けた人を何人か知っていますが、 例えばバイオリンが上手くても リズム感が悪いとか、ビートルズ 聴いてないとかそんな感じなので、バレエはきっと興味ないでしょうね。。 最近は バレエやピアノを習っている中国人の子どもは多いですが、 親(’60年~’70年生まれ)が半強制的にさせているケースも あるようです。 文化的コンプレックスがあるせいでしょう。  「くるみ割り人形」はチャイコフスキーが作曲したのは1891~1892年 とあり、この時代中国ではもう貿易が行われていました。 つまり、西洋人の方は中国を十分意識していた筈(だからこそ それが楽曲にもなっている)、、なんだか皮肉ですよね。。。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

それって中国ではよく知られてるんでしょうか? それって中国とはあまり関係がないと思います。うさぎ跳びのまねごとやら、絵日傘を持ったビッコの踊り、などが1分あまりおの「シナ茶」の踊りに出てきます。  まあ西洋の振り付け師が観客に「中国」を感じさせるにはこの程度かな、とアジア人の身振りを茶化したものが多いようです。僕に言わせれば音楽以外は短くてよかったような。 1. マリンスキー劇場   http://www.youtube.com/watch?v=R3kdY2vMO0w 2。オーランドバレー団  http://www.youtube.com/watch?v=Ir05K1yLeV4 3。ケイティー•キング版  https://video.search.yahoo.com/video/play;_ylt=AwrTcdtNQfpUnHUA3AMnnIlQ;_ylu=X3oDMTBsOXB2YTRjBHNlYwNzYwRjb2xvA2dxMQR2dGlkAw--?p=nutcrackers+chinese+dances+china&tnr=21&vid=B27E2B90354CD104BD34B27E2B90354CD104BD34&l=63&turl=http%3A%2F%2Fts2.mm.bing.net%2Fth%3Fid%3DUN.608022470289722533%26pid%3D15.1&sigi=11r6spisj&rurl=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DhPx4OwXJOMA&sigr=11bcsg6dm&tt=b&tit=The+Nutcracker+Chinese+Dance+Featuring+Katie+King&sigt=11hlj3mg1&back=https%3A%2F%2Fsearch.yahoo.com%2Fyhs%2Fsearch%3Fp%3Dnutcrackers%2Bchinese%2Bdances%2Bchina%26ei%3DUTF-8%26hsimp%3Dyhs-001%26hspart%3Dmozilla&sigb=13ccamorm&hspart=mozilla&hsimp=yhs-001 4。様々な解釈の数々  https://www.google.com/search?q=nutcrackers+chinese+dances+china&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=AEL6VKGWJMvXoASAo4KYCQ&ved=0CCcQsAQ&biw=1920&bih=855

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