出題者の意図にはそぐわないと思いますが、この問題は三角関数どころか三平方の定理も使わずに解けます。
下のグラフで、三角形ABCの頂点Aから下ろした垂線AHを延長すると、AHはAを通り傾きが-4の直線なので点D(6,-3)を通ります。
ここで、三角形ABH,ACH,DCH,DBHの面積をそれぞれx,y,z,wとします。Hの位置がわからないのでx,y,z,wはすぐには分かりませんが、隣り合う面積の和は容易に求められて、以下の4式が成り立ちます。
x+y=7 …(1)
y+z=5 …(2)
z+w=10 …(3)
w+x=12 …(4)
また三角形同士の底辺と高さを共有している関係から、x:w=y:z すなわちxz=yw …(5)が成り立ちます。
(1)と(3)から y=7-x z=10-w これを(5)に代入すると x(10-w)=(7-x)w 整理すると w=(10/7)x
これを(4)に代入すると x+(10/7)x=12 (17/7)x=12 したがってx=84/17
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