筋肉は負荷をかけるのを辞めた時点から衰えて減って行きます。何もする必要はない。
ただし、そうなれば今まで筋肉を維持するために使っていたエネルギーは使い道がなくなりますよね。その余分なカロリーはどこにいくか?
今後は筋肉の代わりに、ぜい肉となって脚に付くようになります。筋肉より脂肪のほうが体積は大きいですから、むしろ脚はもっと太くなります。筋肉が落ちても脚が逆に太くなったら意味が無い。
そのため現役の時よりご飯を減らす努力もしなければいけませんね。
しかも体重維持だけではたりない。
現役時代より徐々に体重を落とし、1~2kg減らさなければ脚は太くなっていくはずです。
というのも、運動を辞めた時点から筋肉は衰えて筋肉はしぼんで行くわけですから、体重もそれに合わせて減って行かないとおかしいでしょう?
運動を辞めて筋肉が衰えていくのに体重が変わらないという事は、減った筋肉の代わりに何かが増えているという事になりますね。筋肉がどんどん脂肪と入れ替わって、身体がぶくぶく肥大しているという事です。
そのため、太ってる自覚が無いのに服がきつくなったり顔が丸くなったりしてきます。
「体重は変わってないのに、おかしいなあ」となります。
運動部に所属している場合、帰宅部の人の1.2~1.5倍ぐらいは食べる量が多い。あなたは4歳からやってきたという事で、きっとその食事量が染みついていて減らすのは大変だと思います。無理はせず、少ない食事を自然に習慣化できるようにがんばってください。
また、今後は上半身が運動不足にならないように、筋トレをしたり泳いだりしてください。
下半身は今後も歩いたり走ったりして体重を支え続けるので、筋肉が減るのに時間がかかります。一方、上半身はスポーツをやらなくなった途端から負荷を掛けなくなるので、先に筋肉が衰えていきます。上半身だけ痩せて下半身デブになるのを防ぐために、上半身は鍛え続ける必要があります。