携帯電話(PHS)の白ロム、黒ロムについて説明します。
まず、黒ロムと言うのは、番号が入っている携帯電話のことです。
番号が入っているけど、未契約や解約済みなどで通話ができない携帯電話
を半黒ロムといいます。
解約するときは、使っていた携帯電話から、番号を抜き、白ロムにします。
紛失などで、電話機なしの解約をした場合、番号を抜いていない電話機が
ありますよね?番号が入っていても、契約は解約されているので、使うことの
できない電話、それが、半黒ロム。
J-PHONEが販売している電話はたいてい、半黒ロムで、
契約申込書をFAXなどで確認後、回線を開通させると、黒ロムになります。
白ロムというのは、番号が入っていない携帯電話のことです。
機種変更で新しく番号を入れることもできるし、新規契約で新しく番号を
いれることもできます。番号の入っていない電話機=白ロムです。
ドコモでの説明します。
白ロムで新規契約をしたい場合、ドコモの携帯電話であれば、赤いドコモショップ
でできます。その際の手数料は3000円かかります。
普通の新規契約の場合は、電話機本体の価格と新規手数料込みの販売価格ですが、
白ロムを持ち込みで契約になると、手数料が必要になるのです。
通常の新規契約であれば、契約した日に電話機を販売するので、顧客端末上で
契約日から1年が保証期間になりますが、白ロム持込の場合、販売日が不明
なので、保障期間の確認ができません。保証というのは、1年間にお客様の
過失がなく故障した時に、無償で取り替えたり、修理したりするものです。
保証書のみが、保障期間を約束するものになります。
保証書は大切に保管してください。
ただ、預かり修理でよければ、保証期間外でも無償で修理をしてくれることも
ありますが、保証書がなければ有償修理になるのは仕方ないと思ってください。
J-PHONEの場合やAUの場合は特殊だと思います。
J-PHONEはドコモショップとちょっと違います。
J-PHONEはドコモのような顧客端末が代理店にないので、番号がない白ロムに
番号を入れる時は、センターから読み出しをしてもらうことになります。
(機種変更の場合です)
簡易端末しかないので、ドコモのように自由に番号を操作することができません。
(直営の窓口などであれば、できるかもしれませんが)
半黒開通で販売している代理店が多いので、白ロムに新規の番号を打ち込めるのかどうか…コールセンターに確認したほうがいいと思います。
ドコモの場合、製造番号のシール(電池パックをはずしたところにあるバーコード)がなければ、新規契約をしてくれないかもしれません。
製造番号がないと、あやしい携帯だからです。
入手経路が不明だし、盗品であるかもしれないと判断されかねません。
私が窓口だったら、製造番号のない携帯電話での契約は店長の判断をあおぎます。
製造番号さえあれば、その携帯電話の前の持ち主が検索できます。
保証も、前の持ち主がわかれば販売した日が確認できるので、保障期間扱いで
修理を受け付けることもありました。
上記の説明で少し気づいていただけたかもしれませんが、
白ロムで新しい機種というのは、入手経路が不明なのです。
白ロムだけ、契約なしでの販売は、正規の販売価格だと、
定価なので機種にもよりますが4~5万円します。
契約することで安く販売できるのは、各代理店は値引きできるだけの収入を、
各携帯電話会社から得ているからです。
『このお客様は白ロムを、何らかの理由で契約なしに入手した』
それは代理店も少し警戒するところはあるかもしれませんね。
もっとも、そういうことにうとい店員に当たれば、何もなくすんなり
契約してくれるとは思いますが(笑)
(私はまじめなんで、『これはどうされたんですか?』と聞いてみますし、
製造番号も調べます(笑))
いずれにしても、各携帯電話会社のコールセンターに問い合わせるのが、
一番の近道だと思います。ついでに新規契約の際に必要な書類などの確認も
するといいかもしれませんね。
お礼
ごく簡単な質問にこんなにたくさん答えて頂き、大変ありがとうございます。おかげで良くわかりましたよ。 確かに、多少怪しいかも知れませんね。でも、まぁいけるでしょう(ミキリハッシャ)。 どうも、ありがとうございました。