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酢酸銅などの赤外吸収スペクトルについて
大学の化学の実験で、salenを合成し、それを酢酸銅(2)1水和物や酢酸亜鉛(2)2水和物などとそれぞれ反応させて、それぞれのsalen錯体を合成しました。 その、それぞれの生成物と、原料の赤外吸収スペクトルを測定しました。 酢酸銅(2)1水和物のスペクトルで、3475cm-1のあたりに、少し幅の広い吸収がありました。 これは、カルボン酸のO-Hの伸縮振動だったと思うのですが、酢酸銅にはO-Hがないと思うんです。 ということは、この吸収は、水和物のH2OのO-Hということなのでしょうか? それとも、銅-Oの吸収とかなのでしょうか? また、[Cu(salen)]のスペクトルにも、3400cm-1のあたりに少し幅の広い吸収がありました。 こっちも、銅と結合しているので、O-Hの結合はないと思います。 また、水和物などもないと思うのですが、この吸収はなんなのでしょうか? 教科書など、いま手元にある資料では、金属との結合によるものは載ってないのですが、金属との結合でも、ある程度決まった波数に吸収がでるのでしょうか? なにかわかる方がいたら、よろしくお願いします。
- chelseadog
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水もカルボン酸もアルコールも、OHは似たようなところに出ますが、区別は可能です。KBrをすりつぶす時の時間によって吸収される水分量が変わってきますので、その影響かもしれません。 傾きがでるのは、KBrのすり方が甘いときに見られる現象のはずです。よくすりつぶせば改善されます。ただし、時間をかけすぎれば水分が増えます。KBrで綺麗なスペクトルを得るには多少の熟練を要しますので、頑張ってください。
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それは空気中の(あるいは試料に残っている)水分ではないですか? どのように測定しているかわかりませんが、大学の化学の実験ということで推測するに、ブランクを引いていないのではないでしょうか?KBrのみで測定してみてはいかがでしょう。
質問者からの補足
ブランクは引いているはずですが、もしかしたら試料に残っていた水分かもしれないです。 グラフが少し高波数側に傾いていて、教科書には、それは水分が含まれている場合、と書いてあったので。 H2OのO-Hの吸収も、カルボン酸などのO-Hと同じような波数のところに吸収が出るのでしょうか?
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2回も回答ありがとうございました。 今度また測定することがあったら、気をつけてやってみようと思います。