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太宰治の「遺書」について

松本侑子著「恋の蛍 山崎富栄と太宰治」(2009:新田次郎文学賞受賞作品)に、次のようにあります。 これは、本物の遺書と同一の内容ですか。 「それから清書をした。 津島美知様 (略) 子供は皆、あまり できないようで すけど 陽気に 育ててやって下さい たのみます ずいぶん御世話に なりました、小説 を書くのがいやに なったから死ぬの です みんな いやしい 欲張りばかり 井伏さんは 悪人です 津島修治 美知様 お前を 誰よりも 愛していま した」

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

No.2 です。 さっそくのお礼、ありがとうございます。 以前は、太宰治全集を購入するほどよく読んでいましたが、 結局は「はしか」だったようで、 最近の研究動向などはまったく知りません。 したがいまして、申し訳ありませんが、 No.2の回答に書いたことしか、お伝えすることができません。 しかるべき図書館で『新潮』誌をごらんになるしかないのかなと思います。 また、太宰の遺書は半紙で9枚あったようですが、No.2に載せたURLの記事等を見ますと、 『新潮』に載っているのは、どうも、一部分のようですね。 (プライバシーについての配慮や遺族の方の同意の有無等で、全文掲載はされていないのではないでしょうか。) 今回、改めてグーグルで検索しようとすると 「太宰 遺書 全文」というのが検索候補に出てきました。 関心を持って調べている方もけっこういるのですね。 半紙に9枚云々は下記のページで見ました。 文豪の遺言 http://www.asiawave.co.jp/bungeishichoo/kiuchi-bungou.files/bungonoyuigon40.pdf#search=' お役に立てなくて申し訳ありません。

noname#228684
質問者

お礼

詳しい情報をいただき、遺書についてさらに調べました。 その結果、遺書の全文は明かされておらず、質問の小説の「遺書」は著者が、資料を基に推定した文面と判断しました。 決め手は、実物ならあるはずの9枚中6枚目の文言「(略)メソメソ泣きます」が無いことです。(この部分は公開(新潮)されている) 実物と同一内容と誤解するところでした。 おかげさまでスッキリです。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

質問者様は、ネット検索をなさらないのでしょうか。 たとえば「太宰治 遺書」をキーワードにグーグルで検索しますと、 https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=&oq=&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4SUNC_jaJP387JP387&q=%e5%a4%aa%e5%ae%b0%e6%b2%bb%e3%80%80%e9%81%ba%e6%9b%b8&gs_l=hp..0.41l28.0.0.0.1858...........0. 検索結果の上位に、 太宰治の自殺(玉川上水心中):動機 と遺書と執筆メモ http://homepage1.nifty.com/yasuki-a/toku-dazai-sinjuu.html 太宰治の遺書を全文読めるページがあれば教えてください。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1288006817 といったページが出てきます。 これらを見れば、 『新潮』平成十年七月号(「特集 太宰治歿後五十年」)  に、質問者様が引用なさっている遺書が掲載されていることが分かります。 当該の『新潮』誌を図書館等で確認すれば、同一かどうかがはっきりすると思います。

noname#228684
質問者

お礼

多くの情報をありがとうございます。 実は、私もいろいろ探したのですが、「一部分だけ公開」とか「下書きと考えられる文章」のサイトや出版物の資料はありましたが、「妻にあてた遺書の全文」は見当たりませんでした。 質問に引用した遺書が、実際の遺書と同一の内容と確認できる資料があればご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。

  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8859)
回答No.1

引用されたのは、 死後、仕事場にしていた愛人の下宿の仏壇上から 発見された数通の遺書の内、妻に宛てて記したものです。 zzzzzzzzzzzzzzzzzz

noname#228684
質問者

補足

質問の仕方が悪くて申し訳ありません・・。 本物の遺書の引用とすれば、著者自身が実物を確認したか、遺書の全文がどこかに公開されているということと思います。 著者はこの点について何も触れていませんので、詳しいことをご存知でしたらご教示下さい。 太宰治は心中に際して、妻に何を言いたかったのか、伝えたかったのか・・。特に、「井伏さんは悪人です」とあったとすると、何故「妻宛に?」などと考えています。

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