• ベストアンサー

海外文学のお好きな方、お勧めの本を教えてください。

かなり本好きで、自称活字中毒の大学生です。 海外文学が好きで日本のものはあまり読まず、あえて好きなものと言えば太宰治か新田次郎の『孤高の人』あたりです。夏目漱石や今はやりの村上春樹は苦手で・・ 海外文学の小説を探しています。私の好みに合うようなもので何かお勧めなものがありましたら、是非教えていただきたいです。よろしくお願い致します。 好きな本 シェイクスピアの全作品 ニコラス・スパークスの全作品 『モンテクリスト伯』『トラベリングパンツ』シリーズ 『ハリー・ポッター』シリーズ 『風と共に去りぬ』『スカーレット』『アンナ・カレーニナ』『大いなる遺産』『罪と罰』『ジェーン・エア』 あまり好きではない本 『指輪物語』『カラマーゾフの兄弟』『赤と黒』ジョイス著のもの『高慢と偏見』『エマ』『嵐が丘』等です。

noname#98352
noname#98352

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.3

ニコライ・ゴーゴリ「死せる魂」  それぞれの国と後進国ロシアを比較するというタイプの文学で、ロシアに生まれたインテリの悩みを、コミカルな物語に昇華させています。 エミール・ゾラ「居酒屋」と「ナナ」  自然主義の巨匠ですね。読みやすいです。 ジャン・ジャック・ルソー「告白」  ルソーは万能の人で小説より社会理論で著名ですが、文学のレベルが低かった時代に、いきなり自伝というものを世に放ち、衝撃を与えました。なにしろ、露出狂だったとか、孤児院の前に子供を捨てたとか書いてますから。 ロベルト・ムージル「黒つぐみ」「三人の女」 日常世界の中への、神秘の突如とした乱入。としか、解説のしようがありません。フロイト的ではないので、シュールレアリズムとは一線を画しています。 ヘンリー・ダーガー「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子ども奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語」 全文が日本語訳されているとは思えませんが、抄訳なら見かけます。絵画ファンなら必見!というより、挿絵のほうで有名になってしまった人なのです。アウトサイダー・アートの天才として評価が高く、独自の手法を用いた挿絵は、正規の美術教育を受けていない人物としては天才的な色彩と構図のセンスを示しています。なにしろ、若い頃から老衰して動けなくなるまで、ひたすら誰も読む者のいない小説(15,000ページ!)と、その挿絵を作り続けた人物なのです。老衰して動けなくなった時、教会の老人施設への入居を家主に依頼するのですが、美術に造詣の深かった家主は、ヘンリーの部屋に入り様々な作品を見た瞬間、一発でその芸術的価値を理解し、彼の作品は世に残って高く評価されるようになりました。日本にもファンは多いです。 アルフレート・クービン「裏面」 成熟から腐敗へと移行しつつある西洋文明の限界を見たい人には、お奨め。手に入りにくい本です。マイナーだなあ。 ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」 ご存知、映画ネバー・エンディング・ストーリーの原作です。ハリポタよりは面白いかと思います。読み終わった後、不思議な体験をしたような気分になります。不思議の国のアリスを、年長者や大人向けにしたようなノリだと思えば良いでしょう。主人公が良いことだけではなく悪いこともするので、「モモ」のような説教臭さがなく、楽しい本です。主人公が全てを失ったとき、殺し合いまでしたもう1人の主人公が助けに来てくれるのは、感動もの。ただ、原語のドイツ語版のほうが物語の深さが分かり易いという、痛い特徴を持っています。 作者不詳「紅楼夢」 とりあえず、何も考えず読んでみることをおすすめします。名作なのは確かですが、マルクス主義思想との親和性が悪いこと、にもかかわらず毛沢東が好んで読んだ作品だったことなど、議論が紛糾しているからです。中国の4大文学のひとつとされています。 ナサニエル・ ホーソーン「緋文字」 アメリカ文学で、シェイクスピアに負けないレベルに達しているものとくれば、これしか思いつきません。 サルマン・ラシュディ「悪魔の詩」 インド人がイスラムを挑発する作品で、世界的でテロ事件を引き起こした作品です。日本では、翻訳者の筑波大学助教授が殺害されたことで有名ですが、トルコ語版作成委員会へのテロ行為では、40人近く死人が出ています。 ウィリアム・ ゴールディング「蝿の王」 子供たちの内ゲバがテーマで、極限状況に置かれた子供たちの行動がショッキングです。

noname#98352
質問者

お礼

パソコンが壊れてしまい、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 沢山の本の紹介、ありがとうございます^^是非読んでみたいと思います。

その他の回答 (2)

  • reviewer
  • ベストアンサー率34% (165/484)
回答No.2

下記の作品などどうでしょうか ・チャールズ・ディケンズ  オリバー・ツイスト(上)(下)  角川文庫 ・ジョーゼフ・キップリング  プークが丘の妖精パック  光文社古典新訳文庫 ・マージョリー・ローリングズ  鹿と少年(上)(下)  光文社古典新訳文庫 ・エーリヒ・ケストナー 飛ぶ教室  光文社古典新訳文庫

noname#98352
質問者

お礼

『オリバーツイスト』は是非読んでみたいと思っていた本です。 『飛ぶ教室』って確か映画化されましたよね・・?残りは読んだ事がないので、早速読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。

noname#69457
noname#69457
回答No.1

『The Catcher in the Rye 』(ライ麦畑でつかまえて) 作者:J・D・サリンジャー という本はオススメですよ。 『The Great Gatsby』(グレート・ギャツビー) 作者:F・スコット・フィッツジェラルド という本もオススメです。 『異邦人』『ペスト』 作者:カミュ なんかも定番でなかなか読み応えあります。 私もシェイクスピアとか好きです。 シェイクスピア4大悲劇はかなり感動しました。

noname#98352
質問者

お礼

『グレート・ギャツビー』『異邦人』は読んだ事があるので、同じカミュの『ペスト』を是非読んでみたいと思います^^ 回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 海外文学を探しています

    大学生になり、教養のために文学作品を読もうと思うのですが、 文学というと堅苦しいイメージがあり、 なかなか手がつけられません。 読んだ中では 『高慢と偏見』がお気に入りです。 女性作家つながりで読んだ『嵐が丘』は 気がめいって読み進められない状況です。 『三銃士』もけっこう楽しんで読めました。 なにか読みやすくて、おもしろく読める海外文学はありませんか?

  • オススメの海外文学は?

    僕は大学3年生の♂です。 大学1年生の時にドストエフスキーの作品を読んで以来海外文学にはまっています。 そこで皆さんにお聞きしたいのですが、皆さんは何かオススメの海外文学はありますか(英米文学以外で)? 最近の小説等ではなく、古典的な作品などで教えて頂けたら嬉しいです。因みに僕はロシア文学とフランス文学が好きです。 以下に僕が今まで読んだ海外文学の本を挙げます。 ドストエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白痴」「悪霊」「地下室の手記」「死の家の記録」「賭博者」「貧しき人々」 トルストイ「アンナ・カレーニナ」「戦争と平和」「復活」「光あるうち光の中を歩め」 ツルゲーネフ「はつ恋」「父と子」 プーシキン「スペードの女王」「ペールギン物語」 ゴーゴリ「外套」「鼻」 ユゴー「レ・ミゼラブル」 アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」 デュマ・フィス「椿姫」 バルザック「ゴリオ爺さん」 スタンダール「赤と黒」 フローベール「ボヴァリー夫人」 ジッド「狭き門」 カミュ「ペスト」「異邦人」 トーマス・マン「魔の山」 ゲーテ「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」 ヘッセ「車輪の下」 カフカ「城」「審判」「変身」「カフカ短編集」 ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」 セルバンテス「ドン・キホーテ」 フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」

  • 文学小説のガイド本を探しています

    有名な文学小説を読もうと思い色々探してみたのですが、サイト等で探そうとするとネタばれが多く、いまいちうまく探せません。 様々な海外文学(ドストエフスキー・ディケンズ等)や純文学(太宰治・夏目漱石等)などを、ネタばれせずに大まかなあらすじを、魅力を伝えるにとどまった紹介しているガイド本が理想です。 出来れば、一人一作品ではなく、有名な作品は多く紹介してほしいです(ドストエフスキーなら「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」という風に)。あと、出来ればでいいですが別のページに、ネタばれを含むあらすじの紹介も欲しいです。 理想は海外・日本文学が一緒になっているものですが、難しいなら別々でも構いません(イギリス文学など、国ごとに分かれているのは冊数が多くなるのでいまいちです)。 色々注文が多いですが、宜しくお願いします。

  • 文学小説について

    ドストエフスキー「カラマーゾフの少年」「罪と罰」、カフカ「変身」、これらの作品以外で“これは絶対読んでおいた方がいい”という作品を教えてください。 海外文学のみで。

  • 求む!恋愛小説・世界文学

    恋愛小説といっても様々なものが出版されていると思いますが、外国人作家の本(できれば世界の名著と言われるようなものの中から)で、考えさせられるというよりも指針となるような、読んだ後純粋に心に響くものをぜひ教えて下さい。   因みにO.ヘンリーの「賢者の贈り物」が好きです。   もうひとつ。若いうちにたくさん本を読もうと思い、今、世界文学に挑戦しています。今までデュマの「モンテ・クリスト伯」、チェーホフの「桜の園」、エミリ・ブロンテの「嵐が丘」などを読みました。これからどの本を選んだら良いか考えているので、これはと思うものがあればぜひご意見をお願いします。

  • 最近海外文学の小説にはまっています。そこで、お勧めの本を教えてください

    最近海外文学の小説にはまっています。そこで、お勧めの本を教えてください。 読んだ本↓ ヘッセ「車輪の下」「郷愁」「春の嵐」「デミアン」「シッダールタ」 トーマスマン「魔の山」 カフカ「城」「変身」 カミュ「異邦人」 どれも面白かったです。感動とかはあまりいらないので、考えさせられるような作品をお願いします。もちろんタイプの違う小説でも結構です。 なお、箇条書きで何冊もあげられてもよくわかりません。似たような質問に答えていた方は何冊もあげてられていたので、余計迷ってしまうので。 そこで1~5、6冊選んで、その本に少しだけ説明を加えてもらえればありがたいです。説明は1~2行くらいで結構です。

  • お勧めの英米文学を教えてください。

    今まで読んで面白かったのは主に19世紀ごろの作家で ・ディケンズ(二都物語、大いなる遺産) ・オースティン(全部) ・モーム(月と六ペンス、女ごころ) ・シェークスピア(全般) ・ブロンテ姉妹(嵐が丘、ジェーンエア) ・マーガレットミッチェル(風と共に去りぬ、ロストレイセン) などです。英文学を学んだことがなく、手当たり次第に読んで 気に入った本を見つけるのが大変なのでお手伝い願います。 現代ではジェフリー・アーチャーなどは以前よく読んでいました。 ブロンテ姉妹は他に作品を知らないのであれば教えてください。 また他の作家でお勧めがあれば作家と作品を教えてください。

  • 高校生におすすめの純文学

    今高校一年生なのですが 宿題や教科書などで純文学の本に 触れています。 これまで純文学=堅苦しい、つまらない というイメージがあって読まず嫌いだったのですが 最近純文学、意外と面白いじゃん。と思うようになりました。 気に入った作品は 三島由紀夫「金閣寺」 谷崎潤一郎「春琴抄」 梶井基次郎「檸檬」「Kの昇天」 太宰治「斜陽」 夏目漱石「夢十夜」(特に第一夜が良かったです) 等です。 便覧を見たりしているのですが 作品が多すぎてどんなものが面白いのか 見当もつきません。 上に挙げた作品のような雰囲気を持った 純文学や、あなたがおすすめの作品を教えてください。 日本の作品だけでなく海外の古典作品も読んでみたいです。

  • こんな私にお勧めの本

    今ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読んでいます。 非常に面白く、時間を忘れて読みふけっております。 今までは日本文学ばかり読んでおり、海外のものは初めてなのです。このままドストエフスキーを読破していくのもありですが、知識ある方に助言をいただければ助かります。 もちろん国内のものでもけっこです。 ちなみに好きな作品や作家は野火、暗い絵、梶井基次郎、太宰治や中島敦、三島由紀夫の金閣寺、埴谷雄高の死霊です。 よろしくおねがいします。

  • 文学の意味を教えてください。

    学生時代、国語の教科書等で、様々な文学を少しずつ勉強した経験があると思います。 でも、試験の為の勉強しかしていなかったので、 その文学作品の芸術的な意味などについてはあまり良く理解していませんでした。 文学のほとんどは、フィクション (作り話) だと思いますが、 どうしてそんな作り話が素晴らしいと思うのかが理解できません。 フィクションでも、歴史的背景や、 ノンフィクションのお話しが土台となっている場合もあると思いますが、 そのお話しを私たちはどう受け止めて行けばよいのか分かりません。 「こうした生き方もあるんですよ」、と言いたいのか、 「こういった人たちの心情はこうなんですよ」、と 言いたいのか、皆さん、どんなふうに理解したら良いのでしょうか? (因みに最初に読んだ本は、トルストイの、アンナカレーニナでした。)