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セキセイインコのくちばしの秘密

セキセイインコを飼っていますが、ふと疑問がわいたので質問してみます。 普段、ズプリームのセキセイインコ用(Sサイズ)のペレットを与えていますが、そのままだと粒が大きいようで食べられないので、いつも私がすり鉢で細かくしてから与えています。小さくなった粒は、インコ自身も口ばしで砕いてパリパリ食べられます。通販サイトなどのレビューを見ても、こういった意見を多く見かけます。 ですが、かじり木コーンやかじりま専科といった、インコにとっての嗜好品?なら、くらいついてガリガリかじりつきますよね・・・?わが家のかじり木もボロボロです。 硬い木は齧ってボロボロにできるのに、なぜペレットの粒は少しでも大きいとポロっと落としてしまうのか・・・?疑問に思った次第です。齧るときと食べるときでくちばしの使い方に違いがあったりするのかな・・とも思うのですが。 鳥の生体に詳しい人や、鳥を飼っていてご自身なりの見識のある方、教えてください。

みんなの回答

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 セキセイインコを飼っていたのはかなり昔のことですし、そのペレットとやらは食べさせたことがないので半分想像ですが、クチバシの関係ではなくて、「舌」と「口蓋」の関係なのではと思いますが。  木をかじるときは、かじった木片を呑み込もうとは思っていないはず。  クチバシは固いし、クチバシの筋肉も強い。となれば、遠慮なくガリガリやれます。人間みたいに「歯が抜けた」「あごが外れた」ということはありませんから。  しかしそのペレットとやらも餌であるかぎりは呑み込もうとするはずですが、セキセイインコの舌ってざっくり言うと円筒形だったと思います。  種の殻を上手に割って中の種を食べることができるという、実に微妙な、繊細な舌です。クチバシと違って、舌は傷つきやすいものであり、傷つくと明日から餌が食べられないかもしれない大事なものです。  加えて、舌と口蓋・・・ 口の中の上の壁と舌の間にできる狭い空間を通るものしか呑み込めません。  無理に呑み込もうとすれば、舌が傷つく危険がある。となれば、滅多なものは食べないでしょうね。  口にくわえてみて、「ああこりゃダメだ」と思えばあきらめてしまい、食べる気を失う。ポロリと落とす、そうやって生きてきた、ということなのではないかと思いますが・・・ ?  人語を操って、賢いようでもそこは鳥ですから、「すこしずつかみ砕いて細かくしてから呑み込めば飲み込めるはずだ」なんてことは考えないのではないでしょうか。もっと賢いはずの人間の子供でさえ、嫌いなピーマンはよだれごと吐き出しますからね。  植物食の鳥にとって、餌なんてどこにでも落ちてますから、硬さ・大きさ・・・ 食べられる範囲のものを食べる。食べられないものをなんとか工夫して食べよう、なんて「努力をする気持ち」は最初からないんじゃないかと思います。  

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